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ロックスターは27歳で死ぬらしいが、本日わたしは30歳を迎える


 23時現在、風呂上がり。
急いでパソコンを開き、今文章を残してます。

本ブログのクライマックス、なんとメロウパン奈がまもなく30歳を迎えます。さっきまで気が付つくことなくベッドで寝そべっていたのですが、よく考えたら今日が20代最後の日なのです。
後悔!何も用意してないよー!ケーキは買ってないし、何かオモロイことも準備していなかった。5キロのダイエットも達成してない!普通に明日は仕事だし。あちゃー。
悪あがきとして今、ここにリアルを記そうと思いました。最終手段ですね。こんな投稿になるとは思わなかったよ。

 お風呂の中で考えていました。
今までの人生を振り返ると、浮かんできた感情は「感謝」でした。これは意外でした。
 今現在、健康で毎日「そこそこ悪くないかな」の平均点を取れる毎日を送れること、非常に恵まれていると感じました。あざす。

 今までの人生、全部が全部いい思い出というわけでもないし、一生許さない人間も今まで出会ってきましたが、そういう人も含めていい人生でした…とか言うつもりはない。念の為、このタイミングで改めて、自分に降りかかってきた不条理をお風呂の中で振り返ってみた。もしかしたら私にも落ち度があったのかなと、反省を活かせるかと思いましたが、クソなやつは今思い出してもクソでした。むしろ思い出したらムカついてきて、シャンプーの泡を壁にぶつけていました。
 
 反省しなければならないことは、その時に反省してきたつもりなので、ここではドラマチックなエピソードは記すことはできませんでした。

 さて、10年前のわたしはこの時間、ピアッサーを耳に当てて24時ちょうどにピアスを開けるという大イベントを開催した。今でもその時開けた穴は残っている。この穴ボコも10年経つのかと思うと、なかなか感慨深い。
 そこから10年、大学生活は楽しめたのが良かったが、その後の社会人生活は殆ど記憶がないのが勿体なく感じる。激務だったせいか、26歳くらいまでは、東京の人混みですれ違う人間みんな死んじまえと思っていた。幸いなことに、自死を考えたことはないが、脳裏には「ロックスターは27歳で死ぬから大丈夫」という、誰から聞いたわけでもない言葉が自分を応援してくれていた。今思えば、応援の言葉でもなんでもないが、私としての唯一の逃げ道がその言葉だったのかもしれないと思うと、本当に危ない橋を渡っていたのかもしれません。末恐ろしい過去でした。今思うと恥ずかしいですね、とんでもないことです。今となっては笑い話です。

 当時その状況下を救ってくれたのは友人や家族でしたが(恋人が救ってくれた記憶はないな)、エピソードを書き始めると恥ずかしくなるのでやめときます。そして27歳あたりを境にわたしはどんどんハッピーになっていきます。

 27歳の後半に差し掛かった頃、いつの間にかすれ違う人間に対して心で中指を立てることも無くなった。深呼吸ができるくらいのテリトリーを確立したように、息がしやすくなった。「自己肯定感」とか、「嫌われる勇気」とか、よくあるその辺の自己啓発的なことには全く詳しくないが、自分を疲れさせないようにコントロールができるようになったのだろう。車の運転の上達は「慣れ」というが、自分のコントロールもきっと「慣れ」なのだろう。(もっと早く慣れて欲しかった。)
歳をとると生きやすくなると聞いたことがあるが、それは本当だったんだろうとしみじみと感じる。

 ある日、前職の若手社員が自信を無くして、下を向く姿をよく見かけるようになったので、自分の経験を踏まえて「27歳になると楽になるよ」と声をかけたこともあったが、わたしの言葉は届かなかった様子だった。分かるよ、他人の言葉を聞けるような状況じゃないくらい今、闘ってんだよな。人の話なんて聞く暇なんてないんだよな。当時のわたしもそうだった。
 二言目には「意味はわからなくていいから、覚えといて」と言ってみた。「27歳、あと3年かー」とふにゃふにゃしたなんとも言えない表情で彼は反応してくれたのは嬉しかったが、これ以上話すと老害アクションになりかねなかったし、当時は自分の行動が急に恥ずかしくなったので、そそくさとその場を去ってしまった。彼は元気だろうか。

 20歳の誕生日を迎えた日は、ピアスを開けるイベントと、それまでの「後悔」と「未来への期待」を感じていた。
 30歳の誕生日に直感的にピンときたのは「感謝」と、「過去の自分へのアドバイス」でした。20代のキラキラはないものの、なんとなく来たる30代は悪くないような気がしてるので、改めて「未来」を考えていないのだろう。

さて、もうすぐ迎える。
最近乾燥肌がひどいので、きちんとスキンケアして寝ます。
リアルタイムでの投稿なので、駄文と誤字脱字がひどいかもしれませんが、あえて当記事は修正はかけたくないかな。


今日は終わりー


 

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