玉姫様、発作中につき

 80's音楽好きならピンと来るかもしれないけど、生理の話します。
BGMは戸川純をご用意くださると臨場感が出るかもしれません、ので貼っときます。
聴いてみてから記事を読むことをおすすめします。
そんな話です。

 腰が痛え頭痛が痛え(誤用)と悶えることは、ない。
10万馬力を使えるほど強い力も沸いてこないし、子宮でモノを考えることもない。
しかし、かなり眠気がしつこい。
普段寝まくれる人間がこの期間は面白いくらいに眠れる。
放っておくと1日の1/2から2/3は眠れるのではないか。
脳が液体なら顔面のあらゆる穴から脳漿が溢れているだろうなと思う、脳が固形で良かったし頭蓋骨があって何よりだ。
(頭の蓋の骨、とは良い漢字を当てはめたなあ)
 それよりも期間前のほうがしんどい。
PMS(生理前症候群)というもので最近そういう名称が付けられたらしい。
私の場合だいたい2日前に情緒が可笑しくなる。
今回は汗をぐっしょりかいて泣き叫びながら目が覚める、という自分の年齢を問いたくなるような不安定っぷり。
久々にハードであった。
そのときどきのメンタルの弱っている部分に照準を合わせてくる、結果汗と涙がぶしゃあああとなってしまう。
(少しは脳漿も混じっているかもだ)
的確に当たるのでなかなかのスナイパーである。
ちなみに同居人は慣れっこなので日数計算が捗っているようだ。
毎回違うパターンなので驚かせて悪いとは思う、けど薬飲みたくないので諦めてくれ。
 そんなこんなで大なり小なり月一回の通過儀式を経て本番に入っていき、たっぷり睡眠を摂り、どっぷり赤いのを出す。
ほぼ一週間で身体がリセットされる、ように感じる。
「玉姫様」の歌詞にあるようにそれは神秘だ。
化粧のノリが悪いし手荷物が増えるしトイレが近いしビール飲むの辛いし、とにかく不便だけどなければならないもの。
この期間に心身ともに滞っているものを出し切ってすっきりするというのは悪くはない。
あと4日ほどだが、終わるまでにしっかりリセットされてくれ私の身体。

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