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胸の暗闇の美しい希望。

少年はあまりうまくいかなくて
傷だらけて
ひとりぼっちだった。

けれども
だれにも奪われない
美しい希望が
いつでも胸の暗闇に
輝いていた。

少年はなんども
捨てられ失敗し失った。
たいしたことはなかった。

たいしたことないよ。

少年は遠くで見守る
いちご色の月に言った。

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