- 運営しているクリエイター
2019年1月の記事一覧
教会。
庭は手入れが大変じゃないの?ぼくはいろんなことがめんどくさいよ。子ぐまが言った。クマが言った。めんどくさいことこそが実はこころと毎日を整える祈りなのさ。不安と後悔と嫉妬と罪悪感を鎮めるためにぼくは庭を手入れし料理し掃除し仕事する。祈るように。この暮らしが教会なのさ。
月明かりだけの部屋。
寒い夜に帰ってきたら月が部屋を煌々と照らしていた。このところビルを見上げると首が痛くなるようないくつかの大企業様の取材と打ち合わせが続いていて、今日は社内で6個ほど主に人事的な打ち合わせをした。人見知りで引きこもりだけど頑張っている。月明かりだけの部屋がいちばん落ち着く。
言葉はみんな嘘なの?
子ぐまが訊いた。言葉はみんな嘘なの?#お洒落なオカマのキツネ が答えた。そうよ。永遠とか素敵とかいかにも嘘っぽいし、いい言葉もいいこと言ってるひともなんか嘘っぽいじゃない?で、ね、あたし、嘘が大好きなのよ。ひだまりのねこみたいに可愛がっちゃう。嘘も人生も自分も可愛がったもん勝ちよ。
進み続けた時にだけ。
ある町のひとたちは、進み続けた時にだけ、すこしの言葉を手に入れることができた。進み方はそれぞれだったが少しでも進んだ。間違いでも勘違いでもすれ違いでもとにかく進んだ。そして言葉を手に入れたひとたちはなにも話さず冬の太陽をまぶたに浴びてすこし眠った。
点滴堂さまでお取り扱いいただけることになりました。
あの、あの点滴堂さまに
melancolia storytelling 一作目と
魔女の帰郷、
置いていただけることになりました。
うれしい(>_<)
あの空間とあの蔵書たちに
溶け込めるなんて。。
納品は後日になりますが
ほんとに嬉しい。
魔女の帰郷 お取り扱い店さま。
いつまで夢見ているの?とクマは訊かれて答えた。ある幻の町で、その本はそれはそれは美しい仕立てのバーガンディの箱に入って、幻想のたちこめるお店で出会うひとを待っている。箱を開けると妖艶な青空。触れるひとは自分の魔力を取り戻す。夢みたいな話だよね。でもね、信じてくれるひとがいるんだ。
美しい影だけを。
自分に自信がもてないよ、子ぐまが言った。クマが言った。自信なんて持つ必要ないよ。持てたとしてもたぶん勘違いさ。君のこころの自信を置くところにビオラを植えてごらん。冬の朝日に美しい影をひくよ。それだけで十分。誰に何を言われてもその美しい影だけを大事にして生きてゆけばいいよ。
発送とオーダー。
#魔女の帰郷 本日も発送させていただきました。また、本日も新たなオーダーありがとうございます。ご用意させていただきます。うかつに開けないものをつくりました。五感で読んでくださいませ。
titleさまに納品させていただきました。
title様に
melancolia storytelling 新装版
魔女の帰郷 通常版
納品させていただきました。
辻山さんとのお話の中で
本は時間がかかる。
ひとも時間がかかる。
とおっしゃっていて
密かに痺れました。
目当ての隣の本も欲しくなる
titleさんへぜひ。
#title
#melancoliastoryte
route books 様に魔女の帰郷
上野route books様に
melancolia storytelling新装版
魔女の帰郷 通常版
納品させていただきました。
外人のおじいさんとおばあさんさんが
のんびりお茶しててカッコいい
本屋さんです。
お隣が植物のお店で
美味しそうなお野菜も売っています。
#routebooks
#melancoliastorytelling
#魔女の帰
魔女の東京の主役たち。
完全版に入っている別冊の、魔女の東京、の主役は、両親がケンカばかりして透明なうさぎを抱いて眠る女の子、家事を放り出してレンタカーを借りる主婦、公衆電話で彼女の声を聞くのが好きな男、趣味のいいおじいちゃんをナンパする女子高生。みんながある時、魔女を見かける。実はこれ相当よくできた。