オリジナル小説「胸の大きな女子との中学生日記」第4話

登下校中に宮本千鶴子に会うことがちょくちょくある。

もちろん登下校中でも彼女の胸は一歩歩くたびにブルンブルンと制服を押し上げながら揺れるのであるが、まあ朝早い時間帯なので人通りも少ないし、そこまで周りが心配するような事態にはならないと思われる。

ただ朝方の登校中は千鶴子は沢山いる女友達と一緒に談笑しながら歩いているので、僕こと北村正一がその隣に立つ事もないし、僕は一人で彼女から一定の距離を取りながら妄想に耽りながら登校する。

何を期待されているか知らないが、平均的な中学生の日常なんてこんなものだ。

勉強と部活に追われ、その中で隙を見つけて恋愛の一つでも・・・

ってなもんである。でもそれを言い出したらこの小説自体が立ち行かなくなってしまう。

ただ、たまに友達と歩いている宮本が僕の方を見て、「にこ💗」っと微笑みかけ

るのは、少なくとも好意の現れ以外の何者でも無いので、さっさとアプローチすればいいのだが、それができれば苦労しないのが中学生の隠キャ男子と言うものだ。


そして、この日は一時間目から体育の授業だった。

宮本のアプローチを受けてからと言うもの、僕にとって体育の授業は、なんと言うか、どうしようもない時間となりつつある・・・


僕の中学の女子の体操着は別段派手でもない白で、胸の所に名前のゼッケンが貼り付けられているもので、下はハーフパンツである。

正直下はどうでもいい。ハーフパンツなので、よっぽどお尻の大きい女子でないと目立つことは無いし、中学生でそんなお尻の爆裂に大きい女子はいなかった。

もちろん宮本千鶴子を始め平均的な中学生女子よりお尻の発達した女子はいるにはいたが、彼女らの尻は体操着のハーフパンツではなく、制服の中でちょっとしたはずみで見えるパンツの隙間から見える生尻のインパクトから味わえるものである。

例外があるとすれば何度か僕がやられたように、掃除の時間とかにジャージ姿の宮本千鶴子がふざけてその豊満なお尻を自分に押し付けて、左右に降りながらふざけて卑猥な声を出している時などである。

柔らかい中学生女子のお尻が自分の股間に押し当てられて、ふざけているにせよ「いやーん💗」とか言われながら左右にふられるのだ。僕はなんとも言えない気分・・・どころではない・・・正直勃起していた。


そして体育の授業だ。千鶴子の胸は真っ白な体操着を引きちぎらんばかりに盛り上がって、1500m走の前で女子が集合している

「よーい、スタート!」体育教師の掛け声で一斉に女子が走り出す。

すでに男子の部が終了し、ほぼ息が戻った僕の前を次々と女子が走りながら通り過ぎていく。

中学生らしい控え目な胸や、大きめな胸が次々と揺れながら通り過ぎていく。

ぷるんぷるん、ぽよんぽよん、ボヨンボヨン・・・サイズに応じた様々な擬音を脳内で再生させながら白い体操着に包まれた柔らかいものが通り過ぎていく。

やがてその中で一つだけ異質な擬音を立てた胸が僕の前に近づいて来る。

ボヨンとかではない、「バルルン、バルルン」と言う、桁違いの擬音と共に、白い体操着に包まれたソフトボールが顎近くまで跳ね上がり、お臍の近くまで引っ張られ、なんか血管がちぎれるんじゃないかと心配になるくらいに大きく揺れまくっている。

彼女の顔は上気し、胸の揺れが辛そうだ。

だがそれより辛いのは一瞬で股間に血液が溜まってしまってしまったのを必死に隠す僕だろう。おそらく同じような男子生徒が何人もいただろう。近くの男子の「すげ・・・」と言う声が、千鶴子のことを指していることは明白だった。

校庭を数週して、ゴールして次々と女子が戻ってきた。

ゴール付近に立ってぼんやり立っている僕の元に、遅れてゴールした宮本千鶴子が息を切らしながら近づいて来た。

「はあ・・・はあ・・・北やん・・・もう無理・・・」

「お疲れ様」と言いながら軽く手を降った僕の所に、いきなり千鶴子が抱きついて来た。

軽く僕の肩に手をかけ、寄りかかるような形で体を預けて来たのだ。

汗をかいているのに、なぜか良い匂いのする女子中学生にもたれかかられ、興奮する・・・どころではない。

周りから見えないが、手を振るためにあげたせいで僕の体と千鶴子の体で挟まれた僕の右の手の平に、完全に千鶴子の胸が押し付けられてしまったのだ。

むんにゅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


と、ブラジャー越しとは思えないほど柔らかい、はっきりとおっぱいだと分かる感触が手の平に押し付けられ、それとともに千鶴子の体重が僕に預けられて来る。




汗ばんだ上気、ハアハアと千鶴子の吐息が僕の耳元で吐かれ、温かい吐息が僕の耳を刺激する。彼女の温かい体温と体重が僕の体にずっしりと預けられ、何より右手の平に押し付けられる豊満で柔らかい胸の感触。




むにゅーーーーっと潰れた爆乳が、僕の手の平全体を覆う形で押し付けられる。




そのまま手を握って揉んでしまえば彼女に嫌がられるかもしれない、むしろこのまま手の平を動かさなかったら彼女は自分の胸を触られてることに気付かないかもしれない。そんなことを考えながら僕はただ黙って彼女に抱きつかれたまま立ち尽くしていた・・・

しばらくして彼女は僕から離れ、「ふー疲れた!ありがとね北やん💗」と言って走り去っていった。

僕は完全にボッキしていたが、ハーフパンツが緩めなおかげでなんとかそれを隠しながら教室に戻った




第5話に続く



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?