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「家族」

 忙しい数日間でした。友人Tの時間潰しと応援を兼ねて早朝から出発し、妹を拾って横浜まで飛ばし、観光。最後に横浜で観光したのは高校の校外学習だったかな?久々の横浜、連休初日と感染症、天気等の所為か思った程混んではいませんでしたね。凄く楽しいひとときでした。めっちゃ歩いたけど。笑

中華街。こういう裏路地みたいなところ、大好き。

 中華街から外れて人通りの少ない道を進み、緑に囲まれたところを歩き、「港の見える丘公園」で素敵な景色を堪能して、時間になったので友人Tと拳を突き合わせて「勝って来いよ」と言って地元へ戻りました。

横浜にも、こんな素敵な緑があったんですね。

 彼は胸を張れる格好良い結果を出したので、近々盛大に祝ってあげたいです。狂乱の宴です。あぁ、俺まで楽しみです。笑

 妹の家までは五十キロ以上離れているので、送り届けることは体力的に厳しかったので我が家に泊めました。途中、睡魔を感じたらすぐに駐車場に停めて仮眠を取り、同じ過ちを繰り返さないようにしながら。←

 後輩に誘われたので、妹を家で休ませて二時間ほどカラオケし、買い物をして帰宅し、いつものルーティーンをこなして夜飯を振る舞い、酒を飲みながら語り合い、笑い合いました。妹とサシで飲んで笑う日が来るとは思いませんでしたねえ。

 そして、詳細は省きますが、あいつは私が思っていた通りの行動に出ました。ここ最近の、自分の予知能力の高さと言うか、「こうなるだろうな」と思ったことが大体その通りになるのは我ながら驚きです。
 先日の記事で「見限った」と記しましたが、本人、そして友人Tからも話を聞き、見る目が変わってきたのでお願い事を聞いてやりました。全く、なんやかんや私も妹に甘いもんです。笑
 但し、厳しい条件をつけながら。それができないと、信頼を失うから、と。例えたった一人の血の繋がった妹でも、信頼ができなくなれば私だって疎遠になっていきます。縁を切ることも考えなければいけなくなります。
 私が病気になってから、あいつは私のことを凄く気にかけ、誕生日には友人を大勢呼んでサプライズを仕掛けてくれたこと等、いつの間にやら気が遣える(といってもまだまだだな、と思いますが)人間になったもんだと感心したものです。だからこそ頼みを引き受けた、というのもありましたが。

 現状、書き過ぎると目に留まった時に逆に私の信用を失いそう(何を今更←)なので詳細は書けませんが、恐らく私が最後の頼みの綱だったのでしょうね。言葉の重みを感じ取ったので、腹割って話して、互いの考えを伝え合い、その上で私は信頼して願いを聞き入れました。先日、「血には抗えない」と書きましたが、何とか抗えるところは抗ってやろうとしている兄妹二人ですから。

 あいつには、とにかく家族から全幅の信頼を取り戻してもらわなければなりません。あと一歩で手遅れになるところでしたので、兄貴として説教しましたよ。周りの心優しい友人達も心配していますし、その面に関する部分は価値観を思いっきり変えてくれないと、きっとこれから先もなぁなぁで過ごし続け、いつかツケを払わされる時が来る、と直感しています。だからこそ、これを機に大きく成長してもらうための試練として、真っ向勝負で戦っておくれや。

 さて、表題の写真は昨日友人Sと行った居酒屋です。老舗感全開の提灯をぶら下げた居酒屋、本当に好きなんですよ。とは言っても、自分は運転があるし、Sも「飲む日じゃない気分」と言って、結局二人とも烏龍茶と緑茶を嗜みながら小腹を満たしました。その前にドスいかついラーメン&炒飯定食を食べていたので、母の所に顔を出して話し、時間を空けてから行きました。軽く刺身や串焼きをつまみながら、珍しくほぼ一切ふざけた話をせずに真面目に人生等について語り合いました。素面でもこんな話できるんですな。付き合い長いからね。笑

 本当は朝のルーティーンをこなしてから書こうと思っていたのですが、二日間中・長距離の運転をし、超小型車のマイカーで仮眠を取ったくらいなので寝不足だったらしく、身体がとっても疲れていたので、この後二度寝してから散歩して筋トレするつもりです。おねむちん。

 今親父から返信があり、「うまくフォローしてあげて、助けてあげてよ。」と言われました。勿論そうしてやるつもりです。私は地元を離れた身ですが、逆に距離ができたからこそ、小面倒な家庭で育ち、反抗し続けた部分が落ち着き、平和に話せる関係になったのだと感じています。
 「血の繋がり」というのは、この病を患ってから、改めて大切なものだと実感しました。家族皆からの支えも、回復に大きな力を与えてくれたのは間違いありません。今まで反抗し続けた分、家族孝行してあげたいですね。特に妹には。昔散々喧嘩し続けましたが、社会人歴は同じでも、全く違う業界で、全く違う過ごし方をしてきたので、どんな生活をしてきたか詳しくは知りません。しかし、まだまだ人生の壁にぶち当たった時の対処術が身に着いていないな、とは思います。それは私もまだまだ若造なので同じですが、支えて貰った分、俺からも支えてやろうと。それが人ってもんでしょう。笑

 今回の一曲は、「Reaching Out」。恥ずかしながら、今朝の今朝まで「手の届かない」と意味を勘違いしてこの曲を聴き続けておりました。調べてみると、「手を差し伸べる」という意味でした。いやぁ、恥ずかしい。
 でも、今の自分には丁度良いのかな、と。ずっと手を差し伸べ続けて貰った身なので、できる時にはこちらからも差し伸べていかないと。歌詞を調べても中々見つからないので専ら音に浸っていますが、ほんのりと哀愁のある素敵な一曲です。英語に特別強いわけではありませんし、リスニングは超苦手なのでマジで何と歌っているか分かりません。←
 でもジャケットと曲名、そしてダブステップから何となく雰囲気は伝わります。何となく。笑
 ということで、家族孝行していこうと決めた数日間でした。受けた恩を返しつつ、特に妹には厳しいことも言ってやらねばいけませんな。話聞けるようになってくれたし。あとは、それぞれがどう行動するかですね。

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