「自分は何のために働くのか」と思った時におすすめ本|自分思考
人生の大半の時間を占める「働く」ということ。目の前の仕事に追われて、「自分は何のために働いているんだろう」と悩んでしまうこともあるかもしれません。この記事では、そんな時に読むとやる気が出てくる(もしかしたら会社を辞めようと思ってしまう可能性もある)本をご紹介したいとおもいます。
自分思考
バングラディッシュでバッグブランド「マザーハウス」を起業した山口絵里子さんの著書。
私は「社会起業家」という言葉をこの本で知りました。「発展途上国のものだから買われる」のではなく「良いものだから買う」ブランドを途上国発で作るというコンセプト。孤軍奮闘しながら起業、そしてビジネスの成功を実現する体験記は本当に心揺さぶられます。
働く意義の見つけ方
企業の社員を海外の途上国等で活動するNPOに数ヶ月派遣する「留職」プログラムを立ち上げた小沼大地さんの著書。
目の前の仕事と、「社会とのつながり」を感じ、人が働くことのモチベーションを見つけてもらおうという活動です。
「僕の人生の使命は、社会貢献の世界とビジネスの世界をつなぐことだ。そして、情熱を持って働く人たちで溢れる世界を創りたい」という言葉が印象的。
「最高の授業」を世界の果てまで届けよう
深刻な教師不足になやむ途上国(バングラディッシュ、ルワンダ、ヨルダンなど)で、映像授業を使って学びの機会を提供しているe-EducationというNPOを立ち上げた税所篤悦(さいしょ・あつよし)さんの著書。
決して治安が良くない地域にもその使命感で乗り込み、切り開く筆者の行動力は非常に刺激的でした。都会でのうのうと働く自分のふがいなさも感じました。
共通価値の戦略
働く、というかビジネスの価値を学術的な観点から問うマイケル・ポーターさんの論文。ビジネスが生み出す経済的価値は、必ずしも社会に貢献する社会的価値と矛盾しない。むしろこれからはそれらを同時に実現する「共通価値」を生み出すビジネスが成功していく、ということが語られています。
もし少しでも自分の目の前の仕事に違和感を感じたり、迷いを感じたりしたら読んでみてください。モチベーションがきっと上がると思います(もしくは仕事を辞めたくなるかも)。
マーケティングや語学学習に関する動画講座をUdemyで公開しています。こちらもぜひご覧ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?