見出し画像

この1年の転職雑感

昨年4月、コロナ禍の影響で在宅勤務が始まり、働き方に劇的な変化が生じた。そもそも「働き方」というのを今まであまり考えたことがなかった事に気がついた。ただ漠然と会社に行って仕事をこなす。これが普通で変化なぞ求めていなかった。

今年、30年勤めた大手を退職することになり、仕事に対してこれまで以上に考える時間を割くようになった。自分に果たしてどんな事ができるのか?働いてきた期間は長いが、今まで何をやってきたのか。
理系でエンジニアであることは自覚しているが、何が得意でそれを全面に押し出してアピールできるのか。思い返してみると、あまり大したことはやってこなかった気がする。これと言って突出した能力も無いような気もする。

退職して1ヶ月半、小企業が採用してくれて、現場作業に従事したが、数ヶ月やってみて今の自分には難しいことがわかった。もう少し若ければマシだったかもしれないが、15年ほどオフィスワークを行ってきたため、それが当然のように体が慣れてしまったのだと思う。他にも小企業は、大手ではやらなくてよかったことも、やらなくてはならないということもあった。(ごみ捨てやトイレ掃除など…)

小企業を6ヶ月で退職し、やはり大手に慣れ親しんでしまっていたことを痛感した。大手に戻りたい、そう感じた。
しかしながら大手は応募しても、書類選考の段階で年齢でバッサリ切られてしまい、何度も悔しい思いをした。
となれば、派遣会社に就職し大手で働く、という手段しかなかった。現在そのような状況で、来週から配置が決定した。オフィスワークに戻れる、と実感している。

これからどんな仕事が待っているか。周囲とはうまくやっていけるか。期待と不安は半々といったところ。
とにかく、今までの自分の経験と技術を生かしてくれる職場だと願いたい。もちろん、自分の能力を伸ばしていくことにも努めたい。

#仕事 #転職 #大手企業 #働き方


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?