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おやすみ日記 5月後半

noteでは何かひとつのテーマに絞ってつらつらと綴ることが多くて、ずっといろんな方の日記に憧れていた。誰かのたわいもない、けれど愛おしい日々がすきだ。わたしの休日もそうあってほしい。そう思って、いつまで続くかは分かりませんが、気が向くままに覚えているかぎり、綴ろうと思います。好きなところだけつまみ食いしていただけたら幸い。
5月前半の日記はこちらから。


👓

5月19日
文学フリマに行った。

色の使い方、めちゃ好みだ

詳細はここに書き散らした通りである。
コロナ病み上がりおでかけにしては正直ちょっとハードだった。予定前倒しで引き上げて、ドトールで休憩する始末。それでも、行ってよかったなあとしみじみ思う。会いたい人に会えて、知らない世界が知れて、うれしい。

文フリにお邪魔した後は夕方からお約束していた予定通り、noteお友達の中島浮世さんと夜ごはんを食べた。

にょろにょろと長い、豚の天ぷら

第一陣は海のもの、第二陣は陸のもの( という名の、豚肉ばかり ) をいただきつつ、あれやこれや話をする。体調やら味覚やらにお気遣いいただき感謝……ほとんど味覚嗅覚が機能していなかったわりに、それでも美味しいと思える品々だった。「感覚戻ってきた?!」と調子に乗って翌日食事をしたらそんなことは無かった。味の濃い外食は正義。


浮世さんとお会いするのは2回目。以前お会いしたときは「歳上のお姉様だ……あのエレガントな文体そのままの方だ……はわわわわ」となってしまったけれど、今回は「お会いするのは2回目?」と数えなおしてしまうほどリラックスしておしゃべりができた。浮世さんの包容力がすごい。

文フリお迎え品を披露しあった他、文を書くこと、本にすること、共通のnoteお友達の話など、このプラットフォームで繋がったならではの話が沢山できるのが嬉しい。それでいて、純粋に人生の先輩としてキャリアの相談にも乗っていただくなど。

1日を通して「あおいさん」でいる時間が長い日は初めて。普段の自分と別人では無いのだけれど、どこかすこし違うような心地もして。不思議な感覚。それでいてとても優しい気持ちになれる日だった。


5月22日
1日ダラダラと過ごす。
文学フリマレポのnoteを書いたり、購入品を読んだり。読み進めるたびに思うけれど、みなさま本当にプロの作家さん/エッセイストの方ではないんですよね?という気持ちになる。しかも書くだけではなく、ご自分で印刷会社を決め、表紙を決め、入稿をして、売って……想像できる範囲を超えた仕事量である。しかもそれは仕事ではないという不思議。本当に興味深い世界……!

ダラダラとSNSを見ていたら、ヤーレンズというお笑いコンビの出井さんがご結婚なさったと知る。めでたい〜〜!
ご報告なさったラジオの中で結婚の決め手について「この人のために頑張ろうって、普通にちゃんと思えた時」とお話しなさっていて、よ、良すぎる……となった。なんて素敵な言葉なんだ。


5月25日
夫とふたり、近所のお店へピザを食べに行く。
長らく予約が取れずに行きそびれていた評判のピザ屋さんが閉店したと知ったのが数ヶ月前。その跡地にそのまま入る形で別のピザ屋さんがオープンしたらしい。変わらず味は半分くらいしか分からないけれど、そんな中でも、にょーんと伸びるピザの食感が美味しい。

食後は図書館で韓国のガイドブックを借りる。夫と9月に韓国へ行こうと計画を立てているのだ。
「みんな行ってるしなんとかなるでしょ〜」という夫と、イレギュラーなことに対して過剰なほど心配し、恐れてしまうわたし。すこぶるネガティブなので、楽しみ以上に( 本当に……海外に行くのか……ひええ…… )という不安のほうが今は内心かなり大きい。これを打破するには調べるしかないのだ。ちゃんと下調べしよう……

日差しに当たって疲れたのか、図書館から帰った後はそれぞれ自室で好き好き過ごす。15分だけ寝ようと思ってアラームをかけていたのに、起きたら2時間経っていた。アラーム鳴ってないな?!と思いながら手元のスマホを見たら、2秒で止めていた&寝落ちて気付いてなかったみたい。そんなことある?

5月28日
昼過ぎに家を出る。少し早めに都心へ出て、新しい洋服を買おうと思うも、結局GUで洋服を買った。いろんな考え方があるんだろうけれど、高い洋服を買うと「これ良いお値段したから……」と着られない/捨てられない性分だということに気付いた。それよりお値打ち価格で今の自分が「オッ」と思えるものをワンシーズンたんまり着るほうが自分には合っているみたい。逆にアウターやバッグはエイッとお金を出したほうが良さそう。このあたりの金銭感覚、整えていきたいな。

夕方からは、男性ブランコの単独ライブ「駐車場」へ。

ポスターからしてお洒落なんよ


実は3回観に行くことになっている。
というのも、前回の単独ライブでご縁が無さすぎて複数公演申し込んだ&リセールが出来ないという事情である。とはいえ、推しのライブは何度観てもいいんや。

6月末の公演も観に行くことにしているので、そちらでネタバレを含んだ感想は述べるとして。
毎回思うけれど、男ブラの単独ライブはお笑いライブという感じではない。舞台であり、映画であり、ファンタジー小説であり、遊園地のアトラクションである。ゲラゲラ笑って、「はー!楽しかった!」と帰るというよりは、クスクス笑って、感情がグワングワン揺さぶられて、「あぁ、本当に良いものを見せていただいた」と、ずっと心の中で響き続けるような。

平井さんの考える世界観の優しさ、美しさ。そして誰よりもその世界のファンであり、心からのリスペクトを込めて演じている浦井さんの強さ。だからわたしは彼らが作る世界が大好きだ。

覚悟はしてたけど、あうるすぽっとを出たら笑えるくらい荒天で、慌ててなんとかして帰った。取り出した傘袋は一瞬にして吹き飛んだ。グッバイ傘袋……
バスが遅れに遅れ、接近情報だけを信じて待ち続けていたら、同じくしてバスを待つマダム達と仲良くなった。住む街の、こういうところが好き。


5月31日
縮毛矯正をかけに行く。もう何年もお世話になっている美容師さんなので、癖毛なのはもうよくご存じなのだ。現状を嘆くべく、ブラシで梳かしただけの状態で美容室へ。最近、湿気とそれを抑えるために繰り返すヘアアイロンと、コロナ後遺症により汗が止まらないのとでもう髪の毛は何をしても限界である。行って「こんな感じです」と伝えると「これは大変だったねえ」と。美容師さんに労われるわたしの髪、何?

何はともあれツヤツヤのサラサラにしていただき大満足。そして思っていた以上に良心的な価格で「お会計これで合ってますか?!?!」と確認してしまった。ありがたや。


夜からは再び男性ブランコ単独公演へ。
( さすがに3日前に観たのよね……まあでも同じ公演を3回観る経験ってそう無いし、これも良い経験かあ〜 )  と内心思いながら行った。のが、間違いだった。
わたしは彼らをナメていたね????

たしかに流れは知っている。鮮やかな伏線回収に対しても「来るぞ来るぞ( ニヤニヤ )」という感じ。でも、明らかに見える世界が違うのだ。
1回目は流れを追うのに、ドキドキするのに必死で気付かなかった細かな箇所がこんなにあると思わなかった。2回目だからこその楽しみ方がこんなにあるなんて。

1列前に座席がズレたこともあり、お二人の足元まで鮮明に見える位置だったのも良かった。わたしでもパカパカみっともない歩き方になるであろうヒールのパンプスを、まるで毎日履いているかのように平井さんが履きこなしており、さすが……と思う。
それに、普段ヒールを履かない男性がコントの中で履くのなら、正直他の靴でもいいはずなのだ。女性らしい演出にせよ、ローヒールの靴もある。それでもそのパンプスを選ぶプロ意識に感動する。そうだよね、その人物は、絶対にローヒールのパンプスなんて選ばない。
「平井さんと浦井さん」はそこにいない。目の前にいるのは、その人生を生きている方々。それが魔法みたいで、映画みたいで、でもそこにありありと存在していた。は〜〜〜多幸感。

……と思って帰路についたところまでは良かったが、レンタサイクルがシステムエラーで返却できず、返却スポットで30分近く格闘するハメになった。男ブラのライブ帰り、3回中3回トラブルに巻き込まれるという引きの強さ。幸せな時間だったから仕方ないか。


コロナから回復し、本調子で無いとはいえ、やっとこさ出かけられるようになってきた。ジワジワ通常運転で仕事が回り始め、変わらずバタバタしている。6月も推し活しか予定が無い現在だけど、楽しいことがたくさん起こるはず。やるぞ〜〜!


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