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#6 初ハワイオアフ島新婚旅行で楽しかったこと、良かった所 ホノルル周辺 2023年4月ハワイオアフ島

折角の初ハワイ、それもコロナ禍明けの新婚旅行なのに、物価高、食べモノ、アメリカ・ハワイのネガティブな部分しか書いていなかったので、楽しかったこと、良かったこともしっかり述べなければどうもフェアじゃないのでちゃんと思うがままに綴ります。


5泊の旅行のうちほぼホノルル周辺にしかいなかった。
だがホノルルは5泊でも回るには全然足りない。それだけ密度の濃い、超一流観光地。特に下調べせず、ただダラダラ町を散策しているだけでも十分に楽しかった。
その中でも特に印象に残った楽しかった所、良かった所をピックアップ

泳ぐならワイキキビーチよりも隣の隣のクイーンズビーチ



ホノルル、ワイキキと言えば息を吞むような美しい海と白い砂(他所から持ってきたものらしいが)のビーチである。散々様々なメディアでハワイと言えば出てくるあのビーチ。
街中を歩いていると突如この素晴らしいビーチが視線に入り、濃ゆいアクリル絵の具のような圧倒的な彩度、解像度に度肝を抜かされる。
そしてビーチは横に広い。どこまで言っても白い砂浜と青い海が続く光景は本当に圧巻である。

だがホノルル・ワイキキの中心部に一番近いワイキキビーチはとにかく混んでいる。

そして前述の通り、ホノルル一帯のビーチの砂は地場のものではなく、観光地化するためにアメリカ西海岸やオアフ島北のノースショアから運んできたものを敷き詰めているため、砂浜から海辺までの距離が驚くほど短い。数メートルしかない。横には広いのに縦は異常に短い、それがホノルルのビーチなのである。


この狭いビーチに多くの人々がひしめき合っているのだが、中心部から非常に近いという立地の良さのせいか、あまり近づきたくないタイプの人間も多い。騒がしいだけの単なるパリピであればよいのだが、全身入れ墨バリバリ、スマホで大音量でヒップホップをかけている強面の白人、黒人集団もいるので免疫がないとビビる。

人目の多い所であり、近くに警官の駐在所もあるため、特に何もしなければトラブルにはならないとは思うのだが、リゾート気分で落ち着いてゆっくりできるような環境ではない。

例えるなら湘南の海、と言った所だろうか。湘南の海行ったことないけど


我々夫婦のキャラクター的にそのような所は全くあっていないため、ホテルの目の前がワイキキビーチだったにも関わらず、結局その隣の隣にある東側のクイーンズビーチという所をよく利用した。

ワイキキウォールと呼ばれる海に突き出した防波堤の東側、ホノルル動物園側なので中心部から見るとかなり東寄りなので若干歩くことになるが、そのお陰で相対的に人は少ない。それも観光客というよりは地元のキッズたちが非常に多く、防波堤から次々とジャンプしている(飛び込み禁止と書かれているが)
ビーチもワイキキと比べて広く、ビーチバレーコーチが常設されており、地元の若者たちがビーチバレーに興じている。

地元の子供たちが多いのは理由がある。
ビーチから波打ち際までの角度が異常に急激であり、波がやたらと激しい。だがそこまで水深は深くはない。
そのためボディボードを持った子供が遊ぶにはちょうど良い所になっている。

そして一番我々に刺さったのは結構な数の熱帯魚が海辺を泳いでいることである。
ホノルルワイキキの中心部沿いにも関わらず、ちょっとしたシュノーケリングが楽しめてしまう。これは凄い。

ただ注意点はちょっと沖の方に行くと地面が砂浜ではなくゴツゴツした岩場になっているため、マリンシューズが無ければかなりキツイ、という所である。だがビーチ沿いにあるABCマートで15ドル程度でマリンシューズが売っているので現地調達も問題なくできる。僕も現地で即購入し、簡易的なシュノーケリングを楽しんだり、強い波に身を委ねてプカプカ浮いたりと海らしいアクティビティを十分に楽しむことができた。

このクイーンズビーチは人もすくなく、アクセスもそこまで悪くはないので本当におススメしたい所である。またハワイへ行く機会があればぜひ行きたい。

必要なもの(お土産含む)はABCストアで大抵揃う!!

ショッピングも山ほどできるハワイホノルルだが、特別欲しいものが具体的に決まっていなければABCストアで必要なものは大体揃ってしまう。
ABCストアはホノルルの至る所にあるコンビニのような所であるが、食料品から生活雑貨、海遊び品からお土産にいたるまで、驚くべき程ありとあらゆるものが網羅されている凄い店である。
値段もそこまで高くはない、(というよりハワイの物価が全体的に高い)
勿論、細かい品揃えは専門店には負けてしまうが、特別なこだわりがなければここで全て事足りてしまう。


特定のブランドのハワイ限定品が欲しい!とか常日頃からオシャレのアンテナを強く張っており、クオリティの高いハワイのモノが買いたい!という人であれば、カラカウア通りの路面店やショッピングモールは凄く魅力的だと思う。
でも僕はその種の人種ではなかったので結局ABCショップ以外でお土産類を買うことは殆んどなかった(だって路面店やモールの店は高いんだもん!!)

ウインドウショッピングは楽しい



ABCストアで十分と言っておいてなんだが、ショッピングモールやカラカウア通りの路面店のウインドウショッピングはとても楽しかった。

当方、30半ばの男でウインドウショッピングなんぞ普段全くしないし、何が楽しいのか理解できない人間である。
だがそんな無風流な僕ですら、ウインドウショッピングが楽しいと思えた。


街全体がとにかく明るく、浮かれた雰囲気で妙な恍惚感に浸れるという特殊な環境が為す業ではあると思う。

だがそれ以上に店のデザインが各々ユニークで、世界トップレベルのデザイナーがありとあらゆる学問と知識を駆使して設計したかのような店内に、日本ではお目にかかれない商品、それも珍奇なモノではなくトロピカルな楽園ハワイのイメージに即した洗練されたデザインのものが、購買意欲をそそる様にこれまた上手く計算された陳列方法で置かれていることには本当に驚いた。

これが通り沿いやショッピングモール内にズラッと鎮座している。相乗効果で一つ一つが実に輝かしく見える。

それでいて空港の免税店やマカオのリゾートホテルにあるようなハイブラをドンと並べた成金臭い下卑た感じは一切しない。

熱気溢れるアジアのナイトマーケットや、全てがゴチャゴチャでカオスな問屋市場とは全く方向性が異なる。

歴史的建造物が立ち並び、伝統と格式に気圧されるロンドンのリージェントストリートともまた違う、気負わず楽しめる所がホノルルのショッピングエリアなのだ。

そりゃ、ハワイの来訪の目的はショッピング、と公言する人が少なからずいるのも納得である。

考えてみれば資本主義の領袖であるアメリカ合衆国屈指のリゾート地なのだから、観光客から納得のいく形でお金を徴収することに関して世界トップレベルの人々だけがここでは店を出せるのである。

そりゃウインドウショッピングだけでも面白いと感じてしまうのも普通のことなのだ。

旅行会社やクレジットカード会社のラウンジは助かる


著名なショッピングモールには日本の旅行会社やクレジットカード会社のラウンジがあり、利用資格(カード持っていたりその旅行会社の手配で来ていたりと資格は緩い)を持っていれば誰でも利用できる、
このラウンジなのだが、想像以上に便利で本当に助かった。

まず綺麗なトイレが確実に使える。これは本当に助かる。
前回のエントリで記載した通り、ハワイではトイレを見つけるのが結構大変。ショッピングモールにもトイレはあるが、広大な敷地の割にトイレの数が異常に少なく、しかも結構不便な場所にある。場合によっては薬物中毒者など怪しい人物が占拠していたり、治安がどことなく悪く、そして清潔とはいい難い所もある。
だがラウンジでは待つことなく、綺麗なトイレを安全に使うことが出来る。

そしてフリードリンク!! 
これが有難い。

ハワイ特産のライオンコーヒー飲み放題、ウォーターサーバーで水も飲み放題、場所によってはドリンクバー、そしてソフトドリンク缶すらも飲める。
南国故こまめな水分補給は必須だが、ハワイはとにかく物価が高いため、水代すらも結構負担になる。ラウンジで休憩がてら十二分な水分補給が出来るのは本当に助かる。
特に楽天カードラウンジではコーラやスプライト缶すら無料で1本飲める。ドリンクバーではなく缶でもらえるのが本当にありがたい。
近くのABCストアで3.5ドルで売っているコーラ缶が無料。

大盤振る舞いにもほどがある。

本来であれば日本人観光客で繁盛しているラウンジであるが、ご時世から日本人観光客自体が少ないハワイ。ガラガラな空間を独り占めできるのは良いっちゃ良いのだが寂しさと、日本の没落を否が応でも感じられてツライ気持ちになるのがマイナスっちゃマイナスだが、それはラウンジに罪がある訳ではない。
無料で色々できるので使い倒そう。


あと係の人に言えば各種アクティビティやレストランの予約等も出来るが、恐らく提携している所若干高めの所しか紹介されないので、そこは各々の価値観というか判断にゆだねられると思う。

トロリーバスは便利だが時刻表把握が必須

ホノルルでは公共交通機関としてThe Busというものがあるが、海外で公共バスを使うのは中々難しいものがある。
一方で外国人観光客向けにトロリーバスが複数運営されている。
日本企業運営のトロリーバスと地元企業運営のモノと大きく二つに分かれている。

日本企業(HISやJTB, ANA)が運営しているものは本数が少なく、時刻表をしっかり見ないと中々うまく使えないし、そもそもハワイ来訪前に各種旅行代理店で事前にチケットを購入しなければ使えないと思う。
だが日本人観光客向けの場所は全て押さえているため、上手く使えばおとくにホノルル観光を楽しめる

地元企業が運営しているワイキキトロリーの方がどちらかと言えば実用的。日本の旅行会社を使わなくても現地で乗り放題のチケットが買えるらしい。

僕らはHISを使ってハワイに来たのだが、HIS運営のトロリーバス乗り放題rチケットに、このワイキキトロリー乗り放題も併せてついており、HISのトロリーバスの本数が極めて少なかったため、殆ど利用したのはワイキキトロリー。地元経営のため、利用者は日本人だけではなく世界各国あらゆる人が利用しており、常に混んでいたが全く乗れないことはなかった。

ちなみにHISのトロリー乗り放題チケットは指定のアプリをインストールすると出てくるeチケットになるのだが、このeチケットにはワイキキトロリー乗り放題とは記載が一切ない。

事前の説明でこのeチケットの画面を見せればワイキキトロリーも問題なく乗れると言われていて本当に乗れるのが若干不安であったが、ワイキキトロリーの運転手はあまりチケットの内容を深く見ていないのか、本当に問題なく乗れたので、HISを利用してeチケットを入手した人は事前説明で問題ないとHISのスタッフから言われていれさえすれば問題なく乗れるので心配しなくてよいと思う。

この点、WEBで説明をしてくれる所が一切なかったので、本当に乗れるのかかなり不安だったが、HISのLEALEAトロリーパスをスマホで提示すればワイキキトロリーも乗れるので心配しなくてもよいです。

僕らが人身御供になりましたので!!!

ちなみにワイキキトロリーの一つ、ピンクラインは15分に1本程度とかなり本数が多く、ワイキキ中心部のホテルから、ワイキキ西側にあるアラモアナショッピングセンターまでピストン輸送してくれるので実用的なトロリーではある。

それ以外のトロリーは本数が1時間に1本程度とかなり少ないが、ワイキキから遠く離れた観光地まで長距離輸送してくれるため、日常の足というよりも
特定の郊外への足としての利用になる。

特にカメハメハ大王像を見たい場合は、ワイキキの主要地帯から離れた官公庁エリアにあるため、ワイキキトロリーのレッドラインか本数が極めてすくないHISのトロリーバスに乗らなければ見れないので注意


ぶっちゃけそこまでして見るほどのモノではなかったけど

だが特に特定の目的がなくとも、ワイキキトロリーのブルーラインやグリーンラインはホノルル東側の自然豊かな山側の絶景に連れて行ってくれるので、ただトロリーバスに乗るだけでも十分楽しいと思う。

実際ただワイキキトロリーのブルーラインに目的もなくに乗って1週したが、ダイヤモンドヘッド東側のワイキキ周辺とは全く異なる自然豊かな所を見学できたため十分楽しかった。

バスに乗ってるだけで考えてなくてもいいし、お金もかからず十分に楽しいから本当に楽。


ホノルル・ワイキキ郊外に行くならウーバーが便利。そもそもタクシーがあまりない


主要ホテルが立ち並ぶ大通りカラカウア通り周辺とトロリーバスで容易にアクセスできるアラモアナショッピングセンター周辺だけでも十分にホノルルは楽しい所ではある。

だがワイキキ中心部から離れた郊外にも見どころは沢山ある。
事前の調査で調べていきたい所がある人は、ウーバーを使った方が絶対便利。
そもそもワイキキには流しのタクシーが少ない。それ故ハワイもアメリカだからかウーバーのタクシーサービスがワイキキ周辺ではすぐ捕まるし、言葉が不自由でも明瞭会計で利用できるので絶対に利用した方が良い。

僕らはワイキキ郊外にあるホールフーズと、運河を越えた先にあるハワイのアニメオタクショップへ行くためにウーバーを使ったのだが、ものの数分でウーバーを捕まえられたし、日本のタクシーより安い値段で快適に利用できたので、海外でウーバータクシーサービスを使ったことがない人もウーバーのアカウントがある人なら絶対に使った方が良いと思う。


ホノルル周辺で良かったのはこんな所でした。ご参考になれば

次はノースショア編を書きます。

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