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日常にある幸福賛歌

たわいもない日常に幸せは潜んでいる。
この文章たちは、日常で気づいた幸せの詰め合わせ。私のスマートフォンのメモには、いつの間にかシュールで幸せなことばが詰まっていた。

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・夜にバームクーヘンにホイップクリームを乗せたものを食べた。なんて罪深い。でも幸せ。せっかく蓄えた腹筋がクリームの甘さに溶けていく。でも、いいの。わたしの幸せだからね。

・機内モードにしていると、メールもLINEも件数が増えない。それだけで幸せだと思った。

・いろんな人がいる。みんな何かしら、問題を抱えている。私がいま抱えている問題も、自分にとっては大きいことで、私が1番不幸だと思ってしまうけど、そんなことない。

・わたしがテスト用紙に「あ」って書いたら、採点する先生はそれを「あ」だと認識する。なんでそんなことができるんだろう?きっとみんなが日本語を読めるからだね。奇跡だね、幸せだね。

・明日が不安?その不安はわたしたちがフクザツにできているからこそ出てくる。みんなすごく難しいことを考えているけど、そんなことできるのは人間だけだね。幸せだね。

・カフェで隣に座っている女子2人の会話。うち1人は彼氏がいるらしい。彼氏からのLINEは、東京に行ったらいつも2000円の牛タン弁当を食べるという内容だったらしい。至極どうでもいいけど、青春はそれくらいがちょうどいい。聞いていて面白い。

・世界は案外、どうでもいいことが連なっているだけ。すべて実はそこまで考えなくていいことだったりする。私にとっては大問題なことも、他の人にとっては些細な問題に過ぎない。それって案外幸せかも。

・人気のラーメン屋にて。列に並んだ後に、最初に食券を買ってから並ぶタイプだと気づく。私の後ろに並んでいたチャラそうな男性3人組が、私より先に食券機の方へ向かった。しょうがないので、その後ろに私も並ぼうとすると、お兄さんが「先に並んでましたよね?先どうぞー」と譲ってくれた。譲ってくれたお兄さんが「俺めっちゃレディーファーストじゃね?」と連れの友達に言っていた。よかったな、勝手に喜んどけ(笑)

でも、まあいいか。今日は他人の自己肯定感を上げた記念日ということで。

・ゆっくり歩こう。急いでもいいことない。時間は消費するためにあるわけではない。時間に忙殺されて、空の旅にワクワク感が持てない大人にはなりたくない!!

・定期券を忘れるだけで、世界の見方が変わった。「自費で電車代とか最悪!」って思えば、周りの通行人がすごく醜いやつのように思える。でも、「まぁいっか」と思えば目の前の赤ちゃんの可愛らしい寝顔に気づくことができる!

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幸せは当たり前に潜んでいる。
でも、気が付きにくいから、スマホのメモに記録している。
明日も幸せを見つけられますように。










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