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推しは私と結婚しよう!



推しとチェキを撮るという一大イベントを昨夜終え、緊張から解き放たれた後一気にアドレナリンが発生した為全く眠れず、頑張って頑張って2時間の睡眠を確保し臨んだ8時間労働を全クリしたアラサー女こと、私の今の気持ちをここに記したい。

地方出身の私が仕事の兼ね合いで上京し、職場以外で初めて出来た友人は、「好きな男以外の男、もれなく全員キモい」思考の人間だった。

正直はじめは理解できず、なんでそんなことなるんだろ〜なぁ〜くらいに思っていたが、数年一緒にいることで今、私自身も同じような思想になってきていることに気付いた。

まぁ厳密に言うと「キモい」というか、「嫌い」に近い。いや、嫌いまではいかないので「苦手」
くらいだろうか。うん、そんな感じ。そもそも何も害を受けていないのに赤の他人を嫌悪すべきではないと言うことは重々承知の上で、「無理」な時がある。

それは過去の経験上男性に良いイメージがあまりにも少ないというのもあるし、友人の「男キモ」発言をよく聞くうちについた印象操作でもあるだろう。

そうは言っても勿論、道を歩いていてすれ違う男全員に嫌悪感を抱いているわけではない。

例えばどんな時に「無理」だと思うか、例を挙げよう。

私は飲食店で働いているのだが、注文時の態度がデカいのは大半が男性である。且つ中年の喫煙者である場合はその割合が更に高まる。ソースは私だ。

引いた椅子を戻さずに喫煙室へ向かう為テーブルと椅子の間に謎の空白が生まれている。それが行き来する人の邪魔になっていることを奴らは知らない。喫煙所に空の箱やフィルム、使用済みライターを置いて帰るなんてのもザラである。

それから会社の上司や先輩。
ここに関しても、スゴい男は多かった。″俺が一番正しい″男や、″面接でブスは全員落とす″宣言をした男、全く相談に乗ってくれないのに″辞めると告げると「裏切り」だとキレ散らかす″男に「俺をなんだと思ってる?!誰にモノ言ってんだ!」をリアルでガチ発声する男など。

ここまで来ると私の出会ってきた男がヤバすぎていただけなのかもしれない。だがふと考えると、ちゃんと日常にもたくさんのヤバ男は存在する。

最近だと駅のホームでわざと肘をぶつけて若い女性にぶつかっていく男を見た。見るからに痛そうで、女性は縮こまり腕を摩りながら歩いていた。

ゴミ収集車の運転手が、トラックを道端に止め急いでゴミを回収しているところをクラクション連打して煽っていたのもサングラス中年男だった。

なんだろう、こう、つらつらと例を並べていくと、みんなだいぶ疲れているんだなぁと不憫に思えてきてしまうな。不幸な人ばかりに感じる。

他人のことを思いやれなさすぎる人間もいれば、他人に執着しすぎている人間もいる。これが社会というものなのかもしれないが、あまりにも滑稽で、切ないなと私は思う。

...っと、多少(どころではない)脱線したがタイトルに戻ろう。

推しは私と結婚しよう!


そう。推しよ、私と結婚しようじゃないか。

ふざけているわけではいないのでこれから理由を述べたいと思う。ひとまず黙って読んでほしい。

まず第一に、上に記した通り私は好きな男以外の全員に興味がない。むしろマイナスと捉えている。申し訳ないが。つまり全が➖の世界で、推しだけが➕なのだ。如何か?私の世界では推しだけが″男″であると言っても過言ではない。(過言である)

いいですか、これを踏まえると私が浮気をする可能性は0です。私が推しを捨てる事など有り得ません。

もし推しが他に好きな人ができたとしましょう。許します。許すというか、正直なんでもいいです。私と結婚しているのだから。嫁が!!私なのだから!!

嫁であるという事実は大きい。法律に則り契約しているので。推しが別の人のところへ行ってしまったとしても怒りません。少しだけ悲しむかもしれませんが、それだけです。誓います。

それから一緒に住むことも強要しません。たまに一緒に過ごせればそれで構いません。必要なものは揃えます。何が欲しいかラインをしてください。

そして、シンプル推しポイントとして挙げるとまず料理が作れます。調理師免許、あります。何が食べたい?ジェノベーゼパスタ?オッケー、ゲームでもして15分待ってて。

これができます。マジでどうですか?

それから掃除と洗濯、もはや好きです。なんなら触らないでほしいです。私が全部やるので。もし万が一手伝ってくれたら、好きになるだけなので本当、あの、どちらでもいいです。好きです。

顔は、目が良いと思います。ぱっちり二重で睫毛も長いので、おすすめです。もう少しだけ持ってもらえれば過去一のビジュアルに仕上げます。ここはちょっとお時間いただくかもしれません。すみません。

さて、総括としよう。

推しに自分の推しポイントを提示して結婚してもらえないかなと、そんなことを考えて生きた1日だったということです。キモいね。でも私と結婚すれば他の女と遊んでもいいし、家に帰ってこなくてもいいし、私のご飯を食べに来てもいいし、隣で一生ゲームしててもらってもいいんですよ?え、なんでダメなんですか??( )

はぁ。そろそろしんどくなってきたので終わります。推し、話し方も返答も優しくて良かったなぁ。マジで結婚してほしい。どう?やっぱ無理??一旦電話番号DMするからそっから物考えてもらってもいい??

はい。

このキショ文章を残しておくかは後日考えるとして、楽しかった昨夜の推しとの戯れを胸に今後も生きていこうと思います。それでは最後に推しの名言を添えて...

「 寝ろ!!!!! 」

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