手放し続けた先にあったもの
元来の自分に戻った。
本来の自分を取り戻した。そんな感覚になっている。
3歳の時の自分なのだが、こんなに無邪気だったんだな~。
人からの目など気にすることなく、"今この瞬間"を楽しんでいるように見える。そもそも服や乗っている自転車からカラフル!少し前の自分は絶対選ばない配色だ。笑
でも"今の自分"はこの自分に近い。そんな心境。
そんな問いをもらった時に自分の魂が突き動かす方向へただ進めばいいんだな~と人生はシンプルなんだと思った。
この数か月で"手放したもの"を綴っていこうと思う。
どれだけ頑張っても幸せになれない
私は、新卒から人材派遣会社で求人紹介の仕事を7年程している。東京から大阪と2支店の立ち上げの責任者をさせてもらい、2か月目で黒字化、予算連続達成、最短売上更新などを目標にやってきた毎日。
記憶に残っているのは、月末まで残り3営業日。1つも外せない状況で、朝、プレッシャーで嗚咽しながら奮い立たせて出勤し、それでも目標に行かないときはこっそり休日出勤してなんとか達成したこともあった。
私の口癖は「やりきる!」だった。
なぜそんなに頑張れるの?って聞かれても、決めたことだから。これまで頑張ってきた自分を裏切りたくない。それだけだった。
7年もこんなことをやっていると、それなりの給料、自由さ、会社での認知もあった。幸せなはずだった。
私、30代もこのまま生きるのかな。あ~しんどいな。明日、地球が終わらないかなと思うときもあった。そんなときに再びコーチングに出会った。
下記がコーチングに出会ってから3ヵ月を綴ったものである。
辞める理由はないが、夢中になれない仕事
2021年1月からTHECOACHのプロコースが始まった。
いよいよ、次の人生をどう生きたいのか。今の仕事とどう向き合うのか。人生の大きな未完了だった。
今の仕事を辞める理由は特になかった。だって、生活に困らない給料はあるし、人間関係は良好だし、尊敬する上司もいる。やりがいも感じるときもあった。
でもなぜか夢中になれない。歩みを止めたら何かが壊れそうで、あやつり人形みたいな感覚で仕事に行っていた。
「辞める理由はないが、夢中になれない仕事」とどう向き合うか。
このあたりをとことん探求した5か月だった。
出会ったもう一人の自分
転職活動をしようと始めた。
まずはコーチとして副業ができる会社で、経験やスキルも活かせてやりたいことができる仕事かな~と探し始めた。
でもなぜか気が進まない。
履歴書、職務経歴書は書くものの、わくわくもしない。
プロコース中のガチコーチング(受講生同士で5か月間伴走してコーチングする)で話してみた。そこで気づいたことは、
他人からの「思ってたよりできないんだね、期待外れだね」という評価が怖い。でも誰から言われたかと問われると、誰もいない。
それは自分の自分自身への評価でもあると気づいた。
「極悪評価者さん」という人格(サブパーソナリティー)が私の中にいると気づいた。
この人はすぐに他人にも自分にもレッテルを張りたがる。できるできないで評価。お前はやっぱりだめだ。今までやってきたことって意味なかったねと、とてつもなく過小評価してくる。(ここに気づいてから次はシャドウに出会っていくのだが、この話をすると沼にはまるので割愛する。)
この人に乗っ取られていると、
「私ってやっぱりできないよね~。だったらこの会社にいる方が安心安全だよね。」
と納得させて、行動に移せないんだと気づいた。
この人のメガネ(視点)で就職活動を見るからしんどいのだ。この人はとりあえず置いておこうと意識すると、できるできないではなく、やりたいかどうかで就活すると楽しくなってきた。そしてこれまでやってきた事実をフラットに伝えていけばいいのだ。
本当に願っていること
でもやっぱり、気が乗らない。。
コーチとして生きていくためにはまずは副業できる会社で、これまでの経験を生かして、スキルアップできる会社に行きたい、なんとかこうとうかを講座中に話していた。
「コーチング料金を一万円にしてください!」
と急に提案された。話の流れ違うし、いや今の自分には無理だよ。って言いながらめっちゃわくわくしたのを覚えている。
「なんでわざわざ遠回りしようとしているの、そこにはなにがあるの。コーチとして生きていけばいいじゃん」
はっとした。
そっか、これもできるかできないかで無難な未来を描いていたんだ。本当にやりたいのってコーチなんだと思うとわくわくしすぎて、部屋の中を飛び回った。そう、私は単純なのである。
もちろん、こっちの道の方が険しいし、安定もないし、たぶんしんどい。でもわくわくするのは間違いない。
コーチとして生きていこうと決めて、
もうやることやってきたんだからいいじゃん。
今、やりたいことをやろう!魂が喜ぶ方へ行こう!
そうすると不思議なもので、私、決めたんだ!こんなことがしたい!と言っていると、コーチング関連の事業に携われることになったり、新しい仕事を依頼されたりと、手放すと新しいものが入ってきた。転がるように進んでいった。
手放し続けた先にあったもの
自分の願いに気づいて、心に従って選択する。
これって結構しんどい。今の状況や今の自分を手放すことでもある。
どれも痛みが伴ったけど、手放してみると、本来の自分に戻ったという感覚がある。
今”この瞬間”から自分の魂が求めている方向へ進むだけだ。
3歳の時、あと先を考えずにやりたいことをする無邪気な自分に戻った。いろんな鎧を着ていたのを一枚ずつはがして、その奥のダイヤモンドの原石に会えた気がする。
私にとって”幸せ”とは給料や安定よりも、「部屋の中を飛び回るほどのわくわく」だったんだなと思う。
30代の未来がわくわくしてたまらない。
そして、この決断ができた大きな理由に、私の可能性を信じてくれる仲間やコーチがいたこと。そしてクライアントさんと出会う中で人って本当にすごいな~と鳥肌が立つ瞬間に出会えたことだった。
そのたびに自分の可能性も信じることができた。感謝しかない。
ありがとう。
私と”本来の自分”に出会う旅をしませんか
次は私が、あなたの可能性を信じます。願いに気づき、恐れを受容して手放し、そして現実を変えてきた。私にできたから、あなたにだってできると信じることができる。
クライアントさん募集!!
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ここまで読んでいただきありがとうございました!
ぜひみなさんと一緒に素敵な旅ができればと思っております。
ご一緒できるのを楽しみにしています。
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