見出し画像

離乳食の目的は「食育」その2

「補完食」のキーワードが入った離乳食講座に参加して思ったこと、その2です。

離乳食におけるミルクは、大嫌いだった給食のアレ

鉄を含む栄養素を補うためにミルクを併用することについて、食育の観点で疑問を呈された。その際に紹介されたのが学校給食で必ずついてくる「牛乳」だった。学校給食では栄養素の規定値が存在する。タンパク質をはじめとする様々な栄養素を底上げするのに牛乳が使われている。
ちなみに、肉や魚で補うと給食費が爆上がりするため、低コストで手っ取り早く補えるというわけだ。
私は幼い頃から牛乳が大嫌いで、特に「ザ・和食」のメニューに牛乳を合わせるなんで正気かよ、と思ったものである。そうか、これが食育か。まさか小学校の頃の自分が、25年も経った今、教えてくれるとは。
ミルクには母乳にはないメリットがあり、完全に排除する必要はないだろう。ただ、「とにかくミルク使っとけばいいでしょ」なんて、当時の自分と同じ思いを娘にはさせたくないと思う。


鉄分は案外気軽に摂れる

鉄分=レバーの印象が強く、ハードルが高く感じる親は多いのではないか。実は鉄分は野菜にだって含まれており、複数種類の食材を組み合わせることで少しずつ補うことが出来るそう。とはいえ、鉄分を意識したメニューを取り入れたい。気軽にできそうなものを教えてもらった。

  • 雑穀米(もち麦、アワ)

  • お手製ふりかけ(昆布粉、かつお節粉、ゴマ、サクラエビ、青のり)

  • 黒ゴマペースト

大人の普段の食生活にも取り入れられるし、美味しそう。レバーに比べたら遥かにハードルも低い。


心配性ゆえに栄養素が気になってしまうのだが、時には肩の力を抜いて、家族みんなで同じものを食べる楽しさを娘に伝えていきたい。離乳食の目的は食育なのだから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?