「顧客は変化し続ける」というお話。
集客やリード獲得に苦戦していませんか?
「最も難しいのが集客」といわれるように、人を集めるという行為はいうほど簡単ではありません。
また、過去集客を成功させた人の手法や戦略を実践してみても成果はでなくなってしまいました。
特に、2010年代以降に流行ったSNSマーケティング、その前にはSEO対策が流行ったのが良い例です。
今では、こういった施策は成功確率が非常に低く、「やれば誰でも成功できる施策」ではなくなってしまったのです。
一度使った手法が通用しなくなるのは「顧客が変化しているから」
過去、ほかの人が実施して成果が出ていた集客の施策が、今では功確率が非常に低く「やれば誰でも成功できる施策」ではなくなってしまったというお話をしました。
この理由について簡単にお話します。
結論、「顧客が変化している」からです。
顧客は常に変化し続けます。どの業界でもどの業種であってもです。
以前SEOが牧歌的で、誰でも成果が出せる時代がありました。
どんな個人であっても、Googleのアルゴリズムをハックして記事を執筆すれば上位に表示され、流入を獲得できていたのです。
よってアフィリエイターや小規模事業者は、SEO対策の優位性に気づき、多くの人が検索エンジンでのマーケティングに駆け込みました。
すると、Googleは度重なるアップデートを行い、だんだんと信頼性が高く、専門性があり、権威性のある情報でかつ筆者自身のオリジナルの体験が入っているコンテンツを評価し始めるようになりました。
これによって、個人やアフィリエイター、小規模事業者は苦しい戦いを強いられました。
このGoogleの度重なるアップデートさえなければ、多くの企業がSEOで成果を出すことができていたかもしれません。
ではなぜ、Googleはアップデートを行ったのか。
それは「ユーザーが変化したから」です。
Google上に公開される情報が増えれば増えるほどに、ユーザーの検索エンジンに求めるニーズがより洗練されていきました。
「もっと信頼できる情報が欲しい」
「専門的な情報はもうないのか?」
「理論だけでなくちゃんと体験に基づいた事例が少ない!」
これらの声に応え続けなければ、ユーザーは検索エンジンから離反してしまいます。
よってGoogleも顧客の変化に応じて、自身を変化させ続けたのです。
これが度重なるGoogleのアップデートの背景であり、現在のSEOがプロの事業者でなければ成果が出せなくなっている原因です。
つまり、「顧客は変化し続ける」のです。
顧客が変化し続けるからこそ、マーケティングは「WHO」を考える重要性が増す。
ここまで顧客が変わり続ける今、マーケティングでは「誰に」を問い続ける重要性が高まっています。いわゆるターゲットやペルソナという部分です。
通常の場合、ターゲットといえば
年齢
性別
住んでいる地域
家族構成
といった人口変数的な話が多いです。
しかし、それはあくまで表面的な部分でありこれからはもっと
商品に対する検討度合い
課題に対する感情
デジタル上で頻繁に訪れる場所
情報収集の傾向
といったかなり詳細な部分まで意識して観察する必要があるのです。
この「WHO」の部分がうまく設定できれば、その後の工程のWHATやHOWといった「誰に何を届けるか」などもおのずと決まりやすくなります。
まずはWHOを詳細に観察する事から始めるとよいでしょう。
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