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療育現場からのつぶやき(9)

お久しぶりです。
って、誰に話しかけてるんだか😁

2024年の目標が「コツコツ」と「断捨離」なので、
面倒くさがりの自分とお別れすべく、今年度は月に1度は記事を書くことを決めた❗️❗️

いや、目指す❗️

いや、やってみる…かな😅

さて。
先日の療育前、7歳男児のお母さんから
「最近、人類を滅亡させてやる、とか言うんです。大丈夫でしょうか…❓️」
と相談されました。

我が子がそんな危険思想を持っているなんて😢とショックを受け、心配されているご様子。

ちょうどその日、彼が「今日は僕が先生になって質問します」と言ってきたので、その流れに任せてみることにしました。

「動物について、どう思いますか?」
「花について、どう思いますか?」

そこで私は、野生の動物と動物園の動物や、野の花と花屋さんの花を対比させて、どっちが幸せだろうね?という問いを彼に返しました。

彼は迷わず「僕は、自然の動物や、名前も知らない花になりたい。」と答えました。
そして、
「ホッキョクグマは氷の陸地がないとアザラシを捕まえられなくて、お腹をすかせて死ぬねん。」
「人間の出す二酸化炭素のせいで動物がかわいそうやから、人類を滅亡させたい。」と。

一見、危険思想を語る彼の本音を聞くと、実は動物や植物を愛する、とても優しい心の持ち主でした。

お母さんにそのことを伝えると、少しホッとされたご様子。

子ども相手に限らず、誰かの言葉にギョッとしたり傷ついたりしたとしても、勝手に解釈せずに、その相手の「想い」をキチンと聞くことって大切だな、と改めて実感したエピソードでした😌

ちなみに。
人類が滅亡したら○○君もお母さんもいなくなるよ?と伝えると、
「やっぱり、動物に優しい人は生き残ってもいいことにする❗️」と、滅亡計画をアッサリ変更してくれたのがご愛嬌😁

どんな言動にも、その人なりの理由がある。
話も聴かずに「そんなこと言っちゃダメでしょ❗️」なんて言っちゃー、もったいない。

素直でまっすぐな子どもたちの心。
その輝きを大人が潰してしまわないよう、大切に育てていきたいものですね🌱

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