『親も自分もすり減らない!?シングル介護術』
どんな本?
子ども一人で両親の介護をしていくお話。
読みたいと思ったきっかけ
親の老いを感じるようになってきて、周りにもちらほら介護が。。。
っていう話をする人が出てきたから。
色々わからな過ぎるから不安になるんだ。まずは知ろう!
でも周りの人には聞きにくかったり、話しにくいこともあるだろうから、
まずは読みやすそうな本から始めようと思った。
内容
【急性期(入院)】
著者は救急搬送から両親の介護が始まった。
かかりつけ医の存在がとても重要らしく、搬送時も受け入れ先との連携がスムーズにいくそうだ。また、介護保険を使って色々なサービスを利用する時や介護施設に入居する時も医師の「意見書」「指示書」「診断書」等が必要になるのでそういう時にも相談にのってくれる存在らしい。
我が家にはそういうのないなぁ。
近隣の病院調べてみようかな。
救急搬送時の10アイテム、入院時の7つ道具が紹介されていた。
防災グッズと合わせて見直ししておこう。
【回復期(リハビリ)】
退院できても、入退院を繰り返したり、リハビリや通院、介護が必要になってくる。そこでケアマネさんやヘルパーさん色々な人たちの手を借りながら生活していく。
介護保険で適用されるサービスとそうじゃないサービスが色々細かく分かれていて、学校とかで勉強できるといいのにって思った。
【疲れ期(維持期(自宅療養))】
医療用語では「維持期」というが、著者は「疲れ期」と表現していた。
著者は一人っ子で一人で両親の介護をしていたので、相当大変だったそうだ。
認知症の発症等もあって老人ホームへ。
老人ホームの種類の多さにびっくりした。
聞いてはいたけど、入居待ちが○年とかにもびっくり。
著者はお試しショートステイを色々してお父さんが気に入った老人ホームを見つけていた。ショートステイは普通1泊、2泊かららしいけど、30日くらい滞在できるロングショートステイとかもあるらしい。
地元の施設を調べてみよう。
【卒業期】
今も介護は続いてるけど、自分のお仕事や恋愛、健康などに目が向いた著者。
断捨離でスッキリ住みやすく、テレワークで介護とお仕事を両立、いつか訪れるその時のための終活について書かれていた。
感想
自分が搬送経験があるからか、緊急搬送時の持ち出しセット、入院セットは防災時のことも考えて何年か前から一つにまとめている。
ただ両親のこととなると話は別で、全く。特に悪いところもないから何となく言い出しにくいけど、防災グッズの見直しの時に言ってみようかな。
あとは社会にはいろんなサービスがあって、保険がきくものきかないもの、どこまでは保険が適用できてどこからができない。とか複雑そうだった。
素人には無理なので著者もプロに聞くのが一番。って言ってた。
医療ソーシャルワーカーさんやケアマネージャーさん、地域包括支援センター等。
聞いたことはあるけど実際どんなことをしているかわからなかったから、介護が必要になったら相談すべき人たち。ってわかってよかった。
そして、一人でなんでもしようとしない。いろんな人に聞いて、いろんなところに聞いて負担を分担する。
いつ必要になるかわからないけど、まずはちょっと知れたことで安心した。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?