話が通じない人たち
「なんで人の話を聞かないんだ?」
「なんで言っている意味がわかんないの?」
「何故何度も同じことを繰り返すんだ?」
最近そんな風に思うことが増えたあなた。
OWC現象が起きています。
OWC?
OWCとは?
One−Way Communication
意訳するとコミュニケーションの一方通行です。(Meimiの辞書では)
あなたの話を聞かないのは何故でしょう?
あなたの話が伝わらないのはどうして?
相手の行動が変わらないのはなんで?
そもそもコミュニケーションの大前提として。。。
コミュニケーションはキャッチボールです。
キャッチボールをしたことがある人はわかると思いますが、
相手にボールを投げる時、相手が取りやすいように投げますよね。
(トレーニングやあえて難しいボールを投げる場合としては別ですが)
相手の顔面に向かって豪速球なんか投げる人はいません。
相手がジャンプしても取れないようなめちゃくちゃ高いボールを遠投のように投げる人なんていません。
あなたは相手が取りやすいように、ちょうど良い高さに適度な球速で投げるはずです。
それは対話のシーンでも一緒。
相手に本当に理解をしてもらう目的で話すのならば、相手が理解しやすいように、分かりやすい言葉や言い回しを選び、聞き取りやすいスピードや声量で伝えます。
そして相手が理解を出来なかった場合、それはキャッチボールでいうまだまだ相手の能力に合わせたボールを投げれていない状態。
そんな状態で、あなたは自分の投げ方は間違っていないと信じて同じようなボールを投げ続けますか?
相手が取れないからってイライラして怒りますか?
なんで取れない?って自問しますか?
相手が何度も取れないことを繰り返すのにイライラしますか?
。。。あなたがそんなことをしない人だと私は祈ります。笑
取れないのならそのレベルに応じたキャッチボールの仕方を。
理解が出来ないのならその相手に応じた話の仕方を。
これって、相手がどんな人なんだか知っていないと出来ないですよね。
相手はこんな人だからこういうボールを投げてみよう。
相手はこんな人だからこんな話し方をしてみよう。
相手のことを想って投げればきちんとボールは届きますし、相手も受け取ってくれます。
相手のことを想って話せば内容は届きますし、相手も受け取ってくれます。
OWCからIC(インタラクティブコミュニケーション:双方向コミュニケーション)へ。
もしかしたら話の通じない人たちは、ただ単にあなたが伝えたいことを理解していないだけなのかもしれません。
今目の前に立っている人はどんな人?どういう伝え方をしたら届くの?
相手のことを考え、相手のことを想ったら伝え方が変わるかもしれませんね。
是非、コミュニケーションに困った時は思い出してみて下さい。
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