71421の法則
突然ですが問題です。
71421の法則とは何でしょうか?
正解は、
7日、14日、21日、
一つの行動を脳に習慣として定着させるまでにかける日数を表したもの、です。
(ちなみにこれ勝手に自分が作ったものなのでちゃんとした名前とかではないです。笑)
人の習慣は3週間で定着すると言われています。
その3週間を目指すにあたって、いきなり3週間という数字を目標にしてしまうとハードルが高いので、1週間ずつ、段々と目標の日数を伸ばしていこうという作戦が71421です。
「まずは7日、続けてみましょうか。」
「7日クリアしましたね。
そしたら次はもう7日(計14日)、続けてみましょうか。」
「頑張りましたね。そしたらまたもう一回、7日、続けてみましょう。(計21日)」
というふうに進めてるうちにいつの間にか3週間経ってしまうのです。
大きいゴールをいきなり目指すのはどんなことでもハードルは高い。だからこそ、ゴールを小さくして目標が達成可能なように進めていく。
これが習慣化のコツです。
ところでこういうセリフ聞いたことありませんか?
「ダイエットは明日から。」
「早寝早起きは明日から。」
「テスト勉強は明日から。」
「筋トレは明日から。」
「明日やろうは馬鹿野郎。」という有名なセリフ。
これの背景にあるのが、”まずは行動をする”ということが大事。という考え。
少々乱暴ですが、行動を取ることの前提があるからこの言葉になるのかなと。
そしてこの、「明日やろう」をこじらせるととってもめんどくさいことになります。
どういうことかと言うと、習慣化するのに3週間。
ということは、
「3週間でどんなことでも習慣になってしまう」ということ。
「習慣化」
という言葉は良い習慣だけに当てはまるわけではないのです。
習慣化するのに3週間、というのは「悪い習慣」にも当てはまります。
なので「明日からやろう」とかいつも言っている人は、恐らくすでに、先延ばしの習慣(癖)が出来てしまっています。理由は、一度何かを先送りにしたら、その次にまた先送りにするのは簡単で、そのままずるずると続けているうちにそれが習慣として定着してしまうからです。
良い習慣は頑張って初めて身につきますが、悪い習慣というのはいつの間にかついているものです。
そして”1日先延ばしにする癖”というのは、今後何かにチャレンジしたい自分にとって、最も有害な習慣になります。
なぜかと言うと、長年生きてるとあまりにもその習慣はごく自然なことになっていて、気づきさえしない場合が多いから。だからこそ、自分で良い習慣を意識して作り、自分を変えていく必要があります。
まずは小さな行動から始めること。
どんなに小さいことでも続ければそれがやがて自然になり、それを辞めた時、逆に「やらないと気持ち悪い」という感覚になります。
自分の脳をアップデートしていく。
これが新しい習慣だよ、と認識させてあげることで脳もそれに見合った行動を選択するようになります。それが出来ればもうこっちのものです。
”良い習慣”を身につけられるように、どんなことでも良いのでまずは7日、チャレンジ。一緒に習慣化していきたいですね。
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