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日本の歴史をざっくりと陰陽の流れで見る

陰性か陽性かは、「何かと比べて」じゃないと難しいところがあります。
特に触ることができる「もの」ではなく、概念的なものは難しい。

日本の歴史のお話。

◇縄文時代:陰性
1万6000年ほど前〜2300年前くらい
戦争もなく一応集落のようなものはあったけれども、定住せず、流動的な生活スタイル。緩やかな時間の流れ方。

◇弥生時代:陽性
2300年前〜1700年前(紀元前3世紀〜3世紀)くらい
少しずつ渡来人が入ってきて争いが出てきたり、稲作が始まり、定住生活をするため、その場所に「固まる」という考え方が出てくる。

◇古墳時代:弥生時代の陽性の終わりの方(ちょっと陰性に)
ここが日本の歴史のいわゆる「空白の100年間」
270年くらい〜
中国の書物にも日本のことは書かれておらず、日本に書物はなく、この間の歴史を知ることは難しい。
けれども、おそらく古墳を作ったり、水路を作ったりして、稲作をより固めていくための政策やそういう渡来人がいたのではないかと思われる。
弥生時代には新しいものがどんどん!だったけれども、少し落ち着いたのでは??

◇飛鳥時代(陽性)
538年くらい〜
仏教が伝来してきたことにより、変化が、、!
蘇我氏、物部氏、推古天皇、聖徳太子、天智天皇、大化の改新、、etc,,,書き切れません。この時代にどんなことがあったのか知りたい方は調べてね〜!
政治、統治すること、争い、701年には大宝律令が定められ、どんどん「きっちり」と決める、ことが増えてきます。

◇奈良時代(陰性)
710年〜
飛鳥時代に争ったことでもできてきた、平城京という都の完成。
漢字にも込められている、「平和」の「平」。陰性の代表的な漢字。

◇長岡京に移すというちょっとした出来事!(陽性)
784年〜
平城京から長岡京に。この時、遷都した桓武天皇は、奈良時代の終わりにどんどん政治に発言権を強めてくる仏教勢力から離れたかったから新しい都に遷都したと言われています。
なんとしてでも離れたい!!ちゃんと天皇が政治を行うんだ!!という意志を感じる、慌ただしい10年間。なので、陽性かな^^

◇平安時代(陰性)
794年〜
平安時代は国風文化が栄え、もちろん争いはありましたが、緩やかな時間が流れる貴族中心の文化。

◇鎌倉時代、室町時代、安土桃山時代(陽性)
1185年〜
(私の時は1192〜でしたよ!)
武士が権力を握り、戦国時代が終わるまで、まるで炎が燃えるかのような日本の動乱期。下克上ありで何が起こるかわからない。

◇江戸時代(陰性)
1603年〜
平安時代のようにいろいろありますが、総じて平和な時代が続きます。
平和な時は日本の文化や芸術がどんどん新しいものが出てきます。

◇明治時代(陽性)
1868年〜
新撰組や、西郷隆盛、坂本龍馬など、歴史に名を残す力強い偉人が登場してくる。

◇大正時代(陰性)
1912年〜
嵐の前の静けさのような陰性。陰性としては、いるけれども、大正デモクラシーや第一次世界大戦など、陽性の流れは来ているところ。

◇昭和時代(陽性)
1926年〜
戦争や、その後の激動の高度経済成長期、目まぐるしく動き、変化し、暑い暑いエネルギーが溢れていた時。

◇平成時代(陰性)
1989年〜
昭和の流れを汲むように、落ち着き、平和。また「平」という漢字が入ってきます。平和でいたいよ、という日本人の思いが現れるかのような気もしますね。
ゆとり教育という、名前からしてゆるやかなものも出てきています。

◇令和(陽性????)
2019年〜



ということで、はじまったばかりの令和はきっと陽性で流れが早く、カッと熱くなるような出来事がやってくるのではないか?と感じています^^

私なりの陰陽と、歴史の解釈です^^

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