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「Who goes slowly goes far.」事業推進部 T・S

その人が大切にしている言葉を知ることで、その人の考え方や生き方に、もっと触れられるかもしれない。「あ、もっと知りたい」そう思う、きっかけになるかもしれない。

そんな想いで始めた、名優で働く人が大切にしている言葉についてインタビューする「a motto(ア モット)」。

第20回は、事業推進部で働くT・Sの a motto です。


(優一)
大切にしている言葉を教えてください。


(T・S)
Who goes slowly goes far.

海外のことわざです。日本語にすると「ゆっくり行く者が遠くまで行く」でしょうか。


(優一)
日本のことわざだと「急がば回れ」とかが近いですかね。ちょっとニュアンスが違うか。


(T・S)
ちょっと違いますね。

「急いては事を仕損ずる」かなと思いましたけど、それも少し違う気がして。

もちろん、文字通り「ゆっくり歩む者が着実に遠くまで行く」という意味なんですけど。

「ゆっくり」は必ずしもスピードだけではなく心の状態も表わし、「遠くへ」は距離だけでなく程度(レベル)もある。

私はそう解釈しています。


(優一)
しっくりくるというか、Sさんらしいなと思いました。この言葉と出会ったのはいつ頃ですか?


(T・S)
結構まえから、ふっと、よぎるっていうんですかね。

いつ知ったのかも覚えていないです。学生の時の、英語の授業とかかもしれません。

自分に余裕がなくて、テンパっている時とか。
もうダメだって思っている時とか。

そんな時に、ふっと、よぎるんです。

そして、やることをちゃんとやっていこうと思う。

もちろん、意識的に思い返すこともありますけど。常に心に留めているという感じではないですね。


(優一)
どんな時に余裕がなくなるんでしょう。


(T・S)
仕事の業務量がパンパンになる時とか。最近だと、電帳法への対応でやらなくてはいけないことがとても増えましたので。

あとは、私生活でも。家庭と両立していかなきゃいけないですし。

母の介護をしているわけではないんですけど。「転んじゃった」とか聞くと、すごく気になったりとか。

長野に帰って、会社に通わなきゃダメかなとか、思ったりしたんですけど。

でもよく考えたら、長野から通うとなると、朝5時くらいから夜10時くらいまでは家にいないことになるので。

それなら、週末だけ帰るのとあまり変わらないかなって(笑)。


(優一)
確かにそうですね(笑)。


(T・S)
変な話ですけど。

私、亡くなった方と繋がるというか。そういう経験が結構あって。

すごく落ち込んでいる時。ふっと、周りが暖かくなって、亡くなったおじいちゃんが出てきて。

「Tちゃんはええ子じゃ、ええ子じゃ」と言ってくれたり。


(優一)
・・・霊感がある?


(T・S)
あるんだろうなと思います。

でも、誰かが出てくるときは、夢と現実の間というか。そんな意識なんです。

名優が大変お世話になっていた、癌!癌!ロックンロールの赤木先生もでてきたことがあって。

赤木先生が亡くなって、1年後くらいだったと思います。

赤木先生は岡山出身なので、関西弁で「人のことは気にすんな。自分が思うようにやれ!」って叱られました(笑)。

「Who goes slowly goes far.」という言葉も。必要な時に、そういう感じでふっと、よぎるんです。

ちょっと話が飛んでしまって、インタビューまとめるの大変だと思いますが、よろしくお願いします(笑)。


(優一)
ふっと、ってそういう感じなんですね・・・頑張ります(笑)。


(書き手:優一)

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