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「扉を開く」第33回日本耳科学会に出展してきました。

おはようございます!千葉県八千代市から新しい医療の当たり前を創る、株式会社名優の優一です。

11月2日(木)~4日(土)に群馬のGメッセ群馬で開催された、第33回日本耳科学会に出展してきました。

Gメッセ群馬

学会概要

テーマは「扉を開く」

大会長である埼玉医科大学の池園先生が、対面で語り合うことにより道を開いて欲しいという願いを込め「扉を開く」というテーマを設定されました。

医師どうしのみでなく、医師と企業もより気軽に話ができるような様々な工夫を凝らされていました。

学会のテーマは「扉を開く」です.リモート参加を余儀なくされたここ数年の経験から,現地で語り合うことで道は開かれ,そして臨床の難題を解決し,共同研究に結びつくと,改めて実感しました.本学会が皆様にとりまして「新しい扉を開く集い」となるよう願いを込めたテーマです.

会長挨拶

ラフで気軽に声をかけられる服装推奨

医療業界の学会に出展する企業は、スーツにネクタイという格好が一般的ですが、今回は池園先生の意向で、より気軽に声を掛けられる雰囲気を作るために軽装が推奨されました。

企業の野球チームのユニフォームを着る会社もあり、これまでにない楽しい雰囲気の企業展示となりました。なんだか、お祭りのような。

 「扉を開く」ためには参加者同士のスムーズなコミュニケーションが重要です。このため、機器展示のスタッフの方々には、堅苦しいネクタイ・通常のスーツ姿をなるべく控えていただくようお願いします。

 例えばポロシャツ、チノパンにスニーカーなどの軽装もOKです。会社カラーを出したウェアもご着用可能ですし、極端な話ですが御社にスポーツチームがある場合にはそのユニフォームで来ていただければ斬新です。服装を話題に話が弾むのもいいですし、そうならなかったとしても、気軽に声かけられる雰囲気を大切にしたいと思います。

 もちろん、スーツ禁止という訳ではありませんので必要と感じればOKでございます。各社の工夫を込めた機器展示やプレゼンテーションを心待ちにしております。

出展要項より

大会の途中、大会長の池園先生自らブースを回り「よろしければネクタイを外してください」と声を掛けて回る”会長回診”を実施されました。

名優はいつも通りスクラブなどのラフな格好&おしゃれなATNコンプレッションソックスを着用していたので、お手本企業として会長回診にご一緒させて頂きました(笑)。

これまで数々の学会に参加させて頂きましたが、このような取り組みは初めて。とても斬新でした。

急遽行われた会長回診の様子

展示会場スタンプリー

また会期中は、展示会場にてスタンプラリーを実施されました。

各社の展示ブースを医師が訪問し、スタンプラリーカードにポイントを集めると、ポイントに応じて景品(お土産)が贈呈されるというものです。

開催地である群馬県に関連した景品が準備され、先生方がとても喜んでいらっしゃいました。

大会2日目は、企業展示が16:30までだったのですが。
展示終了時刻になっても先生方がまだ大勢いらっしゃったので展示を続けていると「遅くまで頑張ってくれたから」と、景品の一つであるゆずカレーをプレゼント頂きました。

池園先生、有難うございます!

頂いた特製のゆずカレー


名優の展示

使い捨て吸引管「サクションチップ」を中心に展示

名優の展示ブース

今回は耳科学会なので、耳に関連する使い捨ての吸引管や耳栓、ルーペなどを中心に展示しました。

使い捨て吸引管「サクションチップ」

径の細い吸引管などの内腔器材は再生処理が困難

ヒューストンのメソジスト病院にて、肩の回旋筋腱板手術を受けた患者が重度のSSI(Surgical Site Infection:手術部位感染)を起こし再手術となった事例があります。

CDC(米国疾病予防管理 センター)の調査員が原因を追究したところ、骨や組織の切削に使用する関節鏡シェーバー(内腔があり洗浄・吸引も同時に行える)に組織や骨等が詰まっていたことが確認されました。

当該病院のリユースタイプの吸引管350個の内腔をビデオカメラを使用して調査し、血液・骨片・組織・錆びなどによって350個全てが汚染されていることが分かりました。

内腔器材の内部の写真

名優のサクションチップは使い捨てで清潔

サクションチップ

このように、径の細い吸引管などの内腔器材は再生処理が困難であるため、名優では使い捨ての吸引管「サクションチップ」の使用を推奨しています。

「洗えなければ捨て申候」(By 社長)

従来の吸引管とは異なり、前患者組織片が詰まっていたりすることもなく、術者はストレスなく使用できます。そして何より、感染管理の点から安心して利用できます。

実際に英国では、内径2mm以下の吸引管は洗浄が困難であるとの理由から、使い捨ての製品のみが使用されています。


ランチョンセミナー

大会最終日の土曜日には、ランチョンセミナーを主催しました。

東京慈恵会医科大学の山本先生・高橋先生に、顕微鏡下&内視鏡下の基本手技についてご講演頂き、その中で普段使用されている名優のサクションチップをご紹介いただきました。

プログラム

多くの先生方に聞いて頂きたく、お弁当は150個準備しました!

ランチョンセミナーの日程が土曜日だったので、どれくらいの先生方が来て下さるか少し心配だったのですが。

最終的にはほぼ満員となり、セミナーは大盛況となりました(本当に良かった!)。

山本先生、高橋先生、ご来場いただいた先生方、誠にありがとうございました。

お弁当150個!の絵
ランチョンセミナーの様子。大盛況で一安心


スウェーデンからのゲスト

サクションチップを製造しているスウェーデンのMEDI PLAST社から、Export ManagerのKarlssonが来日しており、本学会にも来てくれました。

Karlssonは、とても和やかな雰囲気を持つナイスガイです。

そして、背が高い。

なんと、205cmあるとのこと。間違いなく、学会会場で一番でした。

Karlssonと話しをするときは、自然に見上げることになります。

見上げて話すのいつ振りだろう…(写真は話していませんが)

せっかくなので、全員で記念撮影。

名優は背が高いメンバーが多いのですが、彼と並ぶと子供の用に見えます。

左から180cm, 205cm, 184cm, 183cm

Thank you Karlsson!
Have a safe flight back.



街はすっかり、クリスマス気分?ですね。
少し気が早い気もしますが。

高崎駅前のイルミネーション


今週も水曜日から大分、土曜日からドイツと出張が続きます。
秋は学会も多く忙しくなりますが、しっかり体調管理をして臨みたいと思います。

それでは皆さん、良い一日を。

優一

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