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「せまい日本 そんなに急いで どこへ行く」物流課 Y・E

その人が大切にしている言葉を知ることで、その人の考え方や生き方に、もっと触れられるかもしれない。「あ、もっと知りたい」そう思う、きっかけになるかもしれない。

そんな想いで始めた、名優で働く人が大切にしている言葉についてインタビューする「a motto(ア モット)」。

第17回は、物流課で働くY・Eの a motto です。


ー 大切にしている言葉を教えてください。

みなさん素晴らしい言葉を紹介されていて、自分は何かしらって考えていたんですけど。

そんな大層なあれじゃないんですが、「ポジティブワード」という言葉があって。ずいぶん前に、一度聞いたんです。

自分が発した言葉は、耳から入って、脳にいくから。否定的な言葉ではなくて、プラスの言葉を使おうということなんですけど。

やっぱりそうだよね、そうした方がいいよね。とは思うけど、中々そう簡単にはいかないですね(笑)。

大体いつも、言ってから気づくことが多いんです。「あぁ、今のちょっと否定的だったな」とか。


ー 例えばどんな時ですか?

車を運転している時に、前の車遅いな~とか。右折信号で、あぁ~曲がれなかったなとか(笑)。

せっかちではないと思うんですけど、運転しているとそうなってしまうんですかね。

もっとゆっくりとは思うんですけど。つい、思ってしまうことがあって…なかなか、難しい。

狭い日本 そんなに急いで どこへ行く」みたいなね、そういうことですね。


ー なんですかそれ?

え?知りません?

昔、そういうのありましたよね。

(調べてみると)

交通安全の標語で有名な「せまい日本 そんなに急いで どこへ行く」。今でもスピードを出しすぎる運転をたしなめるのにこの標語を使う人もいるのではないか▼覚えやすい上にユーモアも効いている。傑作の一つだろう。子どもの時からよく耳にしたが、交通安全年間スローガン(一九七三年)の内閣総理大臣賞だそうだ。五十年近いとは息の長い標語である

東京新聞

やっぱり!あってましたね。一世風靡しましたよね。

語呂というか、テンポもよくて。いつの間にか覚えてしまいました。


― ポジティブワードに話を戻すと、ネガティブになりがちだから意識しているんでしょうか。

もともとネガティブって訳ではないと思うんですけど。

ポジティブワードという言葉を聞いた時に、やっぱり、ネガティブな言い回しはあまりよくないなって。

人になにか言葉をかける時も、気を付けています。うちの子供はもう大きくなったんですけど、子供にもポジティブな言葉をかけた方がいいっていいますよね。

あまり実践できなかったなとは思うんですけど(笑)。

ネガティブな内容も、なるべくポジティブな言い方に変換するように心がけています。


― 例えば、どんな変換でしょうか?

「急ぎなさい」っていうんじゃなくて

・・・

なんだったっけな。忘れちゃった(笑)。

全然、身になっていないですね。

(ポジティブワードについて調べてみると)

自己主張が強い → 自分の意見を持っている
うるさい → 活気がある
おしゃべり → 話し上手
八方美人 → 社交的
仕事が遅い → 仕事が丁寧

そうそう!こんな感じです。

でも、最後のは変換しなくてもいい気がしますが(笑)。


仕事が終わって家に帰って、家事をして。

疲れたなと思っても「今日も活躍したな」とか。
明日も頑張らなきゃじゃなくて「楽しむぞ!」とか。

そんな風に、変換するようにしています。


(聞き手:優一)

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