《東京日誌》小さな街、西荻窪での大きな青春
東京で生まれ東京で育った物書きmeiの、東京にまつわる日誌。
吉祥寺の隣町、西荻窪での思い出エピソードは両手に収まらないほどある。
けれど、いつも思い浮かぶのは「夜明けの西荻窪を自転車で爆走している自分」なので、センチメンタルな気分に浸る前にどうしても笑ってしまいそうになる。
西荻窪のことは北口側も南口側も、細い路地の裏の裏まで知り尽くしているつもり。西荻窪を知ることは、大切な誰かのことを知るのと一緒だったから。
ここから先は
1,174字
/
3画像
よろしければサポートもよろしくお願いいたします🕊いただいたサポートはクリエイター活動費として使用させていただきます。