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「反射区」のあるところ —— 【十音 暦と湯と身体】第4号完全版

足の裏は世界と身体全体とつながっています。ここでは誰もが裸足。足裏から聴く今日の調子はいかがですか?
リフレクソロジー十音(とおん)です。
奥蓼科のわびさびな温泉で、このめずらしい施術に出会っていただいたご縁! 施術のご説明を記事後半に書きましたので、どうぞ最後までお読みください。

季節は夏の土用です。暦は7/22大暑-8/7立秋-8/22処暑にまたがりめまぐるしい日々。ほっとひといきつくのに明治温泉を選んで下さりよかったです。
こちらのお湯は「急かされない」のがいいところです。身体全体にお湯でじんわりと圧を加えながらのぼせずに浸かることができる温度。ジャグジーやサウナといったスパエンターテインメント性を削ぎ落した(!)湯治場としての無骨な在り方。もう、浸かることしかすることがない。
「疲れる」は「憑く」が語源だということですが、明治温泉に来ていただいたからには「浸かれる」時間です。お湯の中でゆっくり、だるいところ、痛いところに思いを置き、労わってあげてくださいね。ご縁があったらロビーで南アフリカ共和国では国家資格という珍しい手技の施術をぜひ受けてみてくださいね。

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