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明治大学の学費を「国公立並み」に抑える方法【明治大学の返還不要奨学金】(2024/5/22更新)

2023.10.4 「よくある質問」を追記しました。
2024.5.22 2025年度入学者向けの情報に更新しました。

こんにちは。明治大学入学センターです。

私立大学の「学費」って、高いイメージがありますよね。
特に、明治大学がある東京・神奈川で暮らすとしたら、家賃や生活費も高くなりそう・・・。

今回は、そんな不安を抱えている受験生・保護者の方に耳寄りな「奨学金」の情報です!
もちろん、返還不要(給付型)です。


大学で学ぶにはお金がかかる

国公立大学と私立大学の学費

大きく分けると、大学は「国立大学」「公立大学」「私立大学」の3種類に分かれ、それぞれ学費(※)の相場が異なります。

学費:
授業料の他、施設維持費などの各種費用を合計したもの。初年度は入学金も必要。

進学情報を扱う「スタディサプリ」によれば、大学在学中に必要な費用は以下のとおりです。

大学4年間の学費は、国公立大学で「約243万円」、公立大学で「約255万円」、私立大学では、文科系が「約398万円」、理科系が「約542万円」、医歯系が「約2357万円」となる。

大学の学費は平均いくら?入学料、授業料の総額を分野別に解説 【FP監修】資金を確保する方法

明治大学の学費はこちら

明治大学の学費は、大学ガイドブックの144ページに記載されています。(2024年度入学者向け)

明治大学GUIDEBOOK2025 (144ページ)

1年生の時は、授業料等に加えて、入学金(20万円)が追加で必要です。
なお、学年によって学費は若干変動します。

たとえば、2024年4月に政治経済学部に入学した方の場合、4年間の学費の合計は「約476万円」になります。

学費以外に必要な費用

首都圏以外から明治大学に進学する場合は、家賃や食費などの生活費も必要です。
日本学生支援機構「令和4年度学生生活調査」によれば、食費・住居費・娯楽費用等の平均は以下のとおりです。

【学生寮】83万6900円/年
【下宿・アパート・その他】107万1800円/年

(1-1表)居住形態別・収入平均額及び学生生活費の内訳(大学昼間部)

ただし、これは「全国」の大学生を対象とした調査です。
東京・神奈川に居住する場合、家賃などの金額は更に高くなるケースが多いでしょう。

奨学金を活用しよう!

このように、大学に進学する場合は、学費・生活費などの多額の資金が必要です。
明治大学では、約35%の学生が何らかの奨学金を利用しています。

奨学金には、返還が必要な「貸与型」と、返還不要の「給付型」があります。
明治大学独自の奨学金は全て給付型です。

今回は、その中でも特にインパクトが大きな「おゝ(おお)明治奨学金」をご紹介します!

ここが凄い!「おゝ(おお)明治奨学金」

大学で学びたい学生を支援するために、明治大学では2019年に大型の奨学金を設立しました。
それが「おゝ(おお)明治奨学金」です。
かなり凄い奨学金なので、ポイントを順番にご紹介していきます。

授業料が50%OFF!(返還不要)

学費における「授業料」の1/2の金額が、返還不要で支給されます。
もう一度、明治大学の学費を見てみましょう。

授業料(赤枠で囲んだ部分)が半額に!

赤い四角で囲った部分が授業料です。ここが半額になります。

政治経済学部の場合、4年間の学費は「約476万円」でした。
「おゝ(おお)明治奨学金」に採用された場合は「約296万円」になります。

4年間継続して給付される

毎年、進級時に家計状況・学業成績による継続審査を行いますが、原則として4年間継続して給付されます。

募集人員が「1,000名以内」

募集人員の上限人数が1,000名と、極めて大きく設定されています。
採用のチャンスも大きいので、チャレンジしないともったいないです。

人気の学生マンションに格安で住める

一人暮らしをする方にとっては、生活費も大きな負担です。
生活費の中で大きな部分を占める「住居費」のサポートも行っています。

「おゝ(おお)明治奨学金」の採用者は、明治大学が推薦する学生寮(学生マンション)に、通常よりも大幅に安い金額で入居することが可能です。

あくまで一例ですが、以下のように割り引かれます。

<入寮前に必要な費用>
入寮費:150,000円 ⇒ 100,000円
保証金:50,000円(一般と同額)
年間管理費:220,000円 ⇒ 72,000円

<入寮後に必要な費用>
寮費(月額):90,500円 ⇒ 71,200円 ※朝夕の食事込み(定休日除く)
電気料金(年額):72,600円(一般と同額)
通信設備費(月額):3,960円(一般と同額)

上記の金額の場合、年間の住居費(朝夕の食事込み)は「約93万円」です。

受験を申し込む前に採用が決まる

「おゝ(おお)明治奨学金」の今年の募集スケジュールは下記のとおりです。

<申請期間>
 2024年10月11日(金)
  ~11月8日(金)【消印有効】
<選考結果通知>
 2024年12月下旬(予定)
<一般選抜出願開始>
 2025年1月6日(月)

奨学生に内定してから、明治大学の受験に出願することが可能です。
採用されなかったから受験を取りやめる・・・ということも、もちろん可能です。

これから申し込む人、チャンスです。

これだけのメリットがある「おゝ(おお)明治奨学金」、きっと申し込んでもなかなか採用されないと思いますよね?
実は、必ずしもそうではないんです。
これから申し込む方、チャンスです。

新しい奨学金のため、競争率はあまり高くない

制度がスタートして数年経ちますが、未だ「おゝ(おお)明治奨学金」の存在をご存知でない方が沢山います。
そのため、1,000名以内という募集枠に対して競争率はまだそれほど高くありません。
こうして自ら調べている読者の方は、既に大きなチャンスを手にしています。

「家計基準」を緩和しました

昨年、首都圏「以外」の地域の方を対象に、家計の上限収入額を引き上げましたが、今回募集分も更に引き上げます!
給与収入の場合は+141万円、それ以外の場合は+55万円の緩和です。
従来の基準では上限に引っ掛かっていた方でも、申請できる可能性があります。

「成績基準」も緩和しました

こちらは、首都圏の方も対象です。
今年から、申請に必要な評定平均値の基準を、「4.0」から「3.8」に引き下げました。(2024~)
従来よりも申請しやすくなっています。

出身エリア(保護者住所)別で採用

さらに、「おゝ(おお)明治奨学金」では、申請時の保護者住所によってブロック分けを行い、採用者を選考します。
首都圏以外の方は、相対的に志願者数が少ないので、競争率が低くなる可能性があります。

<採用ブロック> ※詳細は募集要項をご覧ください。
◆北海道・東北ブロック
◆北関東・甲信越ブロック
◆北陸・東海ブロック
◆首都圏ブロック
◆近畿ブロック
◆中国・四国ブロック
◆九州・沖縄ブロック

募集要項・お問い合わせ

学びの可能性を広げる「おゝ(おお)明治奨学金」、今が絶好のチャンスです!
募集要項をご確認の上、ぜひご申請ください!

◎募集要項 掲載ページ:

◎問合せ先:
 学生支援事務室 奨学金係
 scampus@mics.meiji.ac.jp 
※お問い合わせ時はメールの件名を「おゝ明治奨学金に関する問合せ」としてご送付ください。

よくある質問

Q. 一般選抜以外の入試方法で受験する場合は申し込めませんか?

Q. 審査対象となる前年の所得は基準を超えていますが、今年収入が下がる見込みです。それでも申込みできませんか? もしくは、家族構成によって控除などはありませんか?

A. 申し訳ありませんが、いずれも申請資格を満たしません。ただ、明治大学には入学後にも申請できる奨学金があり、一般選抜以外の方も応募可能です。

<入学後に申請できる奨学金の例>
 ※昨年度実績であり、一例です。

明治大学給費奨学金(返還不要)
 募集人数:1440名以内
 支給金額:年額20~40万円(家族住所、所属学部によって異なる)

明治大学連合父母会一般給付奨学金(返還不要)
 募集人数:約100名
 支給金額:年額25万円

明治大学校友会奨学金「前へ!」(返還不要)
 募集人数:約100名
 支給金額:年額20万円

募集要項などはこちらから確認できます。

昨年度の例ですが、もっとも規模の大きい「明治大学給費奨学金」などは、兄弟姉妹の就学状況等も踏まえて家計の審査を行っています。


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