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「ありがとう」大好きオバサン

※ このnoteは、sakuさんの企画  #noteリレー に参加させて頂いています。

 以前noteに書いたけれど、私は誰かから親切にしてもらった時や恩恵を受けた時、どうしても「ありがとう」と言葉にして、感謝を伝えたくなる。完全な自己満足だけど、私は「「ありがとう」大好きオバサン」なのだ。

 コロナウイルスが流行する前には、買い物の際、お店の方と一言交わすことも多かった。「この前買ったトマト、美味しかったです」、「遅くまでお店が開いていて、仕事帰りに助かっています」などなど。

 でも今は、対面で交わす言葉を、できる限り減らさなければならない。私が利用しているスーパーでも、「店内での会話をできるだけお控えください」と放送されている。とにかく口を慎み、速やかに買い物を済ませるようにしている。

 今は特殊事態なのだ。やむを得ないと分かっていても、大好きな「ありがとう」も控えた方がよい日々なので、最近の私はとても切ない。

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 私が感謝を伝えることで、誰かが喜んでくれる時もあるだろう。人に感謝を伝えるのが好き、というと、私がよい人間のように響くかもしれない。

 しかし、「「ありがとう」大好きオバサン」であることは、とても厄介で面倒な性格でもある。私だったら感謝の言葉を伝えるような場面で、相手が「ありがとう」と言ってくれないと、余計なお世話だったのかな、不愉快にさせたのかなと不安になる時がある。相手が家族だと、お礼の言葉ぐらい惜しまず言えばいいのに、と不満に思ったりもする。

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 今度、私が何か行動しても、誰も「ありがとう」と言ってくれずに不安になったら、このコロナ禍での経験を、無理やり活かしてみようと思う。「この人も、本当は「ありがとう」と言いたいけれど、接触機会の削減のために、言葉を少なくしているのかもしれない」と。

 そして、相手には感謝の言葉を期待したりせずに、私自身は、安全な手段をフルに使って、気持ちを伝え続けようと思う。直接顔を合わせずに電話やオンラインで話す時や、文字で連絡する時なら、言葉を自粛しなくて大丈夫。

 あなたに「ありがとう」を言えることが、私の何よりの幸せ。もしあなたも喜んでくれるなら、さらに嬉しい。


*** 以上で本文は終わり。以下、本文よりずっと長い追記です。***

 noteリレー、第12走者の私のテーマは、【好きな言葉】でした。コロナ禍で対面での言葉を慎しまなくてはならない毎日は寂しいですが、noteでは思う存分、私の大好きな言葉「ありがとう」を連呼したいと思います。

 noteリレーのバトンは、ルミさんにお渡ししたいと思っています。ご家庭では多感な時期のお子さんに寄り添い、お仕事もされ、健康維持のためのダイエットにも取り組まれているルミさん。スイーツとお酒をこよなく愛するところも素敵。読者が自然と笑顔になったり、切なさを共感してしまう筆致。私はルミさんnoteの大ファンです。

 このリレーで、ルミさんに書いていただくテーマは、【心配性】です。私も心配性なので、ルミさんのこのnoteを読みながら、頷きが止まりませんでした。

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 私は前走者たちと交流があるというだけで、深く考えずにnoteリレーのバトンを受け取りました。note界で大人気の方たちが、次々と登場するリレーだと分かり、あとで焦りました。

 運動会のリレーでも、足の遅い子も駿足の子もいるのだから、私みたいな人間(首都圏在住・40代女性会社員(平社員)・特技なし)もきっと参加してよいはず、と図々しくも参加させていただきました。

 第9~11走者のあゆさん、仙豆さん、しょうこりんは、私の大切なnote仲間です。そして私は第8走者のちゃこさんのnoteの愛読者で、ファンレターのような感想noteまで書いてしまいました。

 以前の走者の皆さまも、次の走者のルミさんも、溢れるばかりの文才が輝いていて、私にとっては雲の上の存在です。でも、楽しくやりとりしてくださる、気さくな方たちです。

 それはきっと、ここnoteという場では、誰かの顔色や反応を伺ったりすることなく、自分のために書いていい、書くことを楽しんでいいと思っていらっしゃるからだと思います。だから平凡なオバサンの私が、下らない日記のようなnoteを綴り続けていることを、温かく見てくれている気がします。

 しょうこりんは昨日のnoteで、言っています。

私が書いているのは、人からの「スキ」を守るのでなく、自分の「スキ」を守るためだった。例えそれが、人からは評価されない文章だったり、記事だったりしても。

 あゆさんは、

「誰かに気にいられるような文章を」
そんな浅はかさをもった瞬間に、まんまのわたしじゃなくなるよ。

 仙豆さんは、

結局、noteなんて長文を基本としたツールにせっせと文字を書いてるヤツなんて、noteを書いて救われるヤツだけだ。

 ちゃこさんは、ライターとしてのお仕事であれば、ある程度読まれなければならない責任があるけれど、noteならば「多くに読まれる」を目標にしなくてもいいと書いていらっしゃるし、別のnoteでも、このように。

文章って意外と読む側のためのものじゃない。書く側が結構救われたりする。
文章を書くことは自分との対話だと思っている。

 とはいえ、noteで発信するからには、誰かからの共感はものすごく嬉しいですね。

 ルミさんは、読まれるように書くことも実践されつつ読者数にこだわらずに好きなコンテンツの感想を自由に書くことも楽しんでいらっしゃいます。そして、「認められたい」、「好かれたい」という気持ちをめぐる葛藤について、このnoteはとても共感します。

 そして、ルミさんが引用されている、マリナ油森さんのnote(杉本しほさんへのお手紙)を読んで、いつも自分に自信のない私は、泣いてしまいました。noteという世界で出会える人が温かい理由が、とてもよく分かりました。

条件抜きで愛してくれる人を見つけるのはとても難しいです。とりわけオフラインの世界では。
幸い私たちnoteの友人は「杉本しほ」の内面を文章を通じて知ることができています。

 noteに出会えてよかった、noteで皆さまに出会えてよかった、そしてnoteでこれから新しく誰かに出会えることが嬉しいです。リレーを企画してくださったsakuさんと、今読んでくださっているすべての方に、大声で伝えます!「ありがとう」\(^O^)/

*** 以下、引用noteを添付いたします

sakuさんの企画

ちゃこさん(第8走者):私のお気に入りnote

滝口あゆさん(第9走者):私のお気に入りnote

仙豆さん(第10走者):私のお気に入りnote

しょうこりんさん(第11走者):私のお気に入りnote

マリナ油森さん(第5走者):私のお気に入りnote