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原爆の日に思う

今日は、世界で初めて広島に原爆が落とされて78年目の日。
広島市で行われた平和記念式典には、過去最多の111ヵ国の首脳や代表が参加した、とのこと。

しかし、毎年この日に思うことは、いくら大勢の首脳が平和記念式典に参加しても、世界では一向に戦争はなくならず、むしろ、戦禍はますます拡大しているように感じることである。

まして、原水爆禁止などは、世界各国の情勢や思惑から考えても、夢のまた夢のような状況である。

世界の首脳たちよ、あなたたちは、原爆の日にわざわざ広島までやってきて、平和記念式典で、何を祈ったのでしょうか。
原爆の非人道性、悲惨さを知っているならば、なぜ、少しでも原爆の禁止や縮小に向けての行動を起こそうとしないのか。
記念式典での祈りは、単なるパフォーマンスなのでしょうか。パフォーマンスなら、わざわざ遠くまでやって来る必要はないであろう。

核抑止論という、原爆の力がないと、世界はもはや生存すらできないのでしょうか。人間の力、良心の力は、原爆という「マモノ」に屈してしまったのでしょうか。

どこまでも人間の精神の力、対話の力を信じて立ち上がり、世界各国の人びとと平和の心を通わせ、世界をリードしていくような、本物のリーダーが現れることを切に願っている。


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