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「期待」3年 小林亮太

「期待」
文学部文学科フランス文学専攻 3年 小林亮太(ジュビロ磐田U-18)

まず初めに明治大学をご支援して下さっている全ての皆様へ感謝申し上げます。

明治大学体育会サッカー部に入部して3年が経った今思っていることを書きました。

昨年のインカレで、鳥肌が立つほどのゲームだった初戦の関西学院大学戦、みんなが口を揃えてベストゲームだったと振り返る筑波戦、そして優勝を決めた決勝戦。
メンバー外ではあったものの日本一という素晴らしい景色を見せていただき、来年こそは自分が試合に出て明治に貢献したいという思いでシーズンが始まった。

いざシーズンが始まると試合に出るどころかリーグ戦のベンチにも入れない時期が続いた。筑波戦でチャンスを頂いたが何もできなかった。サッカー人生で1番悔いが残った試合だったと思う。
アミノバイタルカップでは出場はなく、チームの力に全くなれなかった。
総理大臣杯こそはと意気込んでいたが、結果は準々決勝で敗退。2月から始まったシーズン、気づけばもう9月も終わりの時期。
ほぼ怪我もなくシーズンを戦えているのにも関わらず、結果が出せずもどかしい気持ちでいっぱいである。
怪我をしていて、プレーしたくてもできない選手もいるのに、情けなく実力不足だなと率直に思っている。

シーズンインのキャンプで監督が仰った、「自分に求められているプレー、期待しているプレーの『期待値』と自分のパフォーマンスのギャップが大きいようではダメ」、鬼木さんがよく声をかけてくださる「自分にもっと期待しろ」という言葉。
今の自分はこれに尽きると思う。
自分の強みは何なのか。それを表現できるのか。なにを期待されてピッチに立つのか。自分の存在意義をもっともっと大きくしないといけないと強く思う。

下級生の時に憧れていた上級生は絶対的な存在でチームのために走って、戦って、味方を鼓舞し、圧倒されるぐらいすごかった。今の自分では歴代の先輩に到底及ばない。残り3ヶ月で劇的な変化が必要である。練習からもっと本気で取り組み、1つ1つのプレーにこだわらないと現状は変わらないし、チームとしても、残りのリーグ戦を優勝し、インカレで日本一を獲るという目標は達成できない。

明治ならリーグ戦、インカレ両方本気で獲れると思ってるし、自分自身もこのままでは終われないと思っている。
残り3ヶ月、チームにも自分にも、もっと「期待」して残りの試合全てを本気で勝ちに行く。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

これからも明治大学体育会サッカー部の応援をよろしくお願いします。

次回の3年生の部員ブログの担当は鈴木友也です。
学年会を誰よりも楽しみに待ち、2つ返事で参加するほどの3年だいすきマンでありながら、マネージャーとしてだけでなく学生審判としてもチームの力になってくれている友也。そんな彼の素晴らしい部員ブログに期待しましょう。

小林亮太(3年=ジュビロ磐田U-18)
文学部文学科フランス文学専攻。DF。

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