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『Code of the Gods-神々の暗号-』シナリオ・設定まとめ

1タイトル
『Code of the Gods-神々の暗号-』

2ジャンル
ミステリー

3あらすじ
歴史好きの女子高生日美子は、ある日神話学者の照彦という男性に出会う。神話に対して懐疑的だった日美子は、照彦から神話について学んでいくうちに、神話の魅力に惹かれていくようになる。しかしある日、照彦は何者かに殺害される。日美子は、照彦が死に際に残したダイイングメッセージを読み解いていくと、事件の裏で謎の組織がうごめいていることに気づく。事件の捜査をしていた公安警察で照彦の息子である天馬は、事件の証人である日美子と共に、事件の犯人とその裏にいる謎の組織を追うことになる。

4登場人物
■織田日美子(おだひみこ)
本作の主人公。歴史好きの女子高生。神話や伝承は古代の人類による創作だと考え、オカルトが大嫌い。ある日神話学者の及川天馬に出会い、神話について学び始める。真面目な性格で普段は大人しいが、歴史が絡むと饒舌になる。歴史のためなら命を懸ける覚悟があると豪語するほど歴史が好き。

■及川照彦(おいかわてるひこ)
神話学者。日本神話と海外の神話の共通点を見つけ、歴史と神話の関係性について研究している。昔は教員だったが、研究に集中するため教員を辞めている。しかし教えることが好きであるところは変わらず、日美子に出会ってからは彼女に神話を教えることが楽しみになった。ある日突然何者かに殺害され、謎のダイイングメッセージを残す。

■及川天馬(おいかわてんま)
照彦の息子で、公安の刑事。常に金欠に悩まされており、借金も抱えている。ボロボロのアパートに住んでおり、自堕落な生活をしている。父親である照彦が殺害されてからは、日美子と共に事件の裏にうごめく謎の組織を追うことになる。

5脚本
第一話

・歴史好きの女子高生である日美子は、ある日神話学者の照彦という男性に出会う。彼は世界中の神話が実際に起きた出来事をもとにして書かれていると主張し、世界各地の神話と日本の神話を比較して、古代世界の真の歴史を暴こうとしていた・オカルトや都市伝説が大嫌いな日美子は、最初は照彦をおかしなことを言う変なおじさんとしか見ていなかった・だが、彼と交流していくうちに、次第に神話の魅力に惹かれていく日美子・照彦と出会ってから1年間、日美子は毎週休日になると、彼のオフィスを訪ねて神話について学んでいくようになった・そして日本の神話と世界の神話にいくつかの共通点を見つける日美子・この謎を解けば、隠された歴史の真実が見えてくると考えるようになった・日美子はいつしか、照彦を恩師のように慕うようになっていた・しかしある日、日美子はいつものように照彦のオフィスを訪ねるが、そこに照彦の姿はなかった・出勤時間はとっくに過ぎていた・オフィスの職員に照彦の自宅の住所を聞き、そこに向かう日美子・日美子はそこで、何者かに惨殺された照彦の冷たくなった遺体を発見する

第二話
・遺体の第一発見者である日美子は警察の事情聴取を受けるが、犯人に心当たりはなかった・だが日美子は、照彦がたびたび誰かに見張られていたり、帰宅時に何者かにあとをつけられていたことを不安に思っていることを知っていた・警察は、事件現場に残された「ヤタ」という謎のダイイングメッセージに気づく・日美子は照彦を殺害した犯人を見つけるため、ダイイングメッセージの謎を解こうと決意する・しかしその解読は意外とあっさり終わった・日美子は、照彦から学んだ知識を思い返して、そのメッセージが、日本神話の中に登場する神武天皇を導いた三本足の巨大なカラスである八咫烏を指していることに気づく・しかしそれが事件の犯人とどう結びつくかは分からなかった・事件の真相に一歩近づいた彼女を、公安警察の天馬という謎の男が保護する・彼の正体は公安の刑事であり、照彦の実の息子だった

第三話
・天馬は照彦の息子だったが、毎日借金取りに追われ、ボロボロのアパートで自堕落な生活を送る彼のことを、日美子はなかなか信用できなかった・天馬は事情聴取と称して、日美子から八咫烏についての神話の内容を聞き出そうとする・日美子は、照彦から学んだ日本神話の概要を天馬に説明する・と同時に日美子は、照彦の息子である天馬が神話について何も知らないことに驚いた・日美子は、事件の手がかりは京都の上賀茂神社と下鴨神社にあるのではないかと推測する・賀茂氏の祖神は八咫烏・しかし、天馬の神話に関する知識はほぼゼロだった・天馬は自分の指示に絶対に従うなら、日美子を事件の捜査の助手にしてやると言った・天馬の傲慢な態度にイラつく日美子・だが、恩師である照彦の仇を討ちたかった日美子は、事件の捜査に協力すると誓う・こうして、ポンコツ刑事と歴史大好き女子高生による共同捜査が始まった・だが、事件の裏には彼女らの想像を遥かに超える巨大な陰謀が隠されていた

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