【休職日記】番外編「実家に帰った自分へのメッセージ」

これは、未来の自分宛の手紙。
タイムカプセル方式なんて、なかなか粋やろ？笑
自分の文章やたら読み返す癖のある自分なら、間違いなくいつの日かこの記事を読んでるはず。

よっ、未来の自分。
無事に引越しは完了したかい？

これを書いてる今は、引っ越しまであと3週間を切った頃。
窓際のあのテーブルでこれを書いてて、10月中旬のくせに暑すぎて脇汗止まらんくて、午前中からクーラーをつけたところ。
異常気象やなぁ。秋なんてすっ飛ばして、冬が来るんやろうね。あんただけじゃなくて、どうせいつか日本もおかしくなって滅亡する日が来るよ笑

今日は、4日に1回の洗濯しなくていい日やで。
お風呂の後、ゆっくりできる〜。
懐かしい？一人暮らしのルーティーン。

これを読み返してる今は、引っ越してからどのくらい経った？

やっぱり、泣いた？
絶対、泣いたよな。
引っ越し前日も。
空っぽになった部屋を見た時も。
２度と帰れない家を去るときも。
実家に入った時も。
荷解きをするときも。
親と顔を合わせたあとも、
部屋でこっそり泣いたやろ。

予言しといたるわ。
この泣き虫！
てか、涙腺バグ野郎。

でもしゃあないな。
私はそういう人間やし。
悲しい時は、泣け。
何も悪いことじゃない。
鼻水も止まらんやろ。
ティッシュ、足りてるか？
鼻の下、肌荒れしてないか？笑

だって、悔しいよな。
夢やった一人暮らしを、こんな形で手放すことになるなんて、1ミリも思ってなかったし。
すごくお気に入りの部屋やった。
自分で選んで、好きなものだけ置いて、自分だけの時間を過ごして。
すごく楽しかったよな。
初めての一人暮らしと20万ない給料にしては、贅沢なところに住みすぎたな。周りのお店とか生活環境も最強やったし。

1年前の今頃、この部屋の2年契約の更新をした時、私は一生独身でここに住むんじゃないか？なんて本気で思ってたもんな。秒で全然ちゃう未来きた。笑

悔しいし、虚しいし、悲しいし、寂しいし。
前に進むために決断したはずやのに、マイナスの感情しかない。

実家に戻ることに対して、時間をかけて何とか自分の心に折り合いをつけてきたつもりやけど、多分しばらくは現実を受け止めきれずに感情がぐちゃぐちゃになって、また不安定になってるんじゃないか？

いいと思うよ、それで。
自分の気持ちに素直になればいい。
悲しい時に泣いたり、落ち込んだりするのは、病気やからじゃないやん。みんな、そうやろ？
大丈夫。ほっといてもどうせまたいつか晴れる日が必ずやってくるから。
今は思う存分、頭おかしくなったれ！

でもさ、もう後戻りはできへんで。
どれだけ悔やんでも。諦めや。
この選択が正解でも、不正解でも。

その代わり、心に折り合いをつけるのには、何日、何週間、何ヶ月かかってもいい。そのぐらい、あんたは心に深い傷を負いながらも、今を生き続けるためにとても大きな決断をした。その栄光を、自分自身で英断と呼んでやろうじゃないか。

これまで自分が歩んできた道、改めて振り返ってみよ。

初めは給料が減ることに怯えて休職を2ヶ月拒み続けた。
そこから、ちょっと自分ヤバいかもなと思い始めたのと、休職制度の説明を受けて、まぁ給料がもらえる期間内での復職は余裕やろって思えたから、とりあえず休職の道を選ぶことを決心した。

それで結局今、まさかの復職なんて全然夢の果てで、給料もらえる期間なんて病気が治ってく実感もないままあっという間に過ぎ去って、お金がなくなって、「一人暮らしを諦めて実家に戻る」という一番嫌やった選択をした。もうすぐ、その時がやってくる。これを読んでるあんたは、もうその時を超えてるか。

これまでの選択が正しかったかどうかは、神のみぞ知る。でも、いろんなことを考えて、悩んで、ぶつかって、心がいろんな風に動いて、考え方も少しずつ変わったりして。

我ながらよく頑張ったと思う。
時間もかかったしたくさん迷ったし落ち込んだし。でもその中でも、数々の大きな決断をしてきた。

今まで何度もいろんな壁にぶつかって、それでも諦めずに、その時その時にまだ一番マシだと思える道を何とか受け入れて、前に進み続けた。

あんたが病気になってもこれまで何とか今を生きてきて、この先も何とか今を生き続けようとしているってことだけは、ずっと変わらない、確かなことなんじゃないか？

もし調子の悪い日にこのメッセージを読んでたら、心には届いてないよな。
それも何も間違ってない。いいねん、それで。
どうせいつかこの言葉が響く日が来るから。
この単純バカ野郎が。
いちいち落ち込まんでええねん。

でも、落ち込む日は落ち込んでもええねん。
人間みんなそうやねんから。
あんたが特別おかしいわけじゃない。

わかるよ　あるよな
優しい人の声も届かない
素直になれない

UVERの終焉にもそんな歌詞があったやろ。
病気じゃなくてもそういうことはあるって証拠。
信憑性ありあり〜💮
何てったって自分が書いてんねんから。
自分に響く言葉なんて、自分が一番わかってる。

心の病気にだけはなりたくなかった。
家族が精神疾患でおかしくなって壊れてく中、自分だけは明るく普通に家族を照らせる存在でいたかった。
学生時代は、そんなふうに振る舞った自分に何度も助けられた、あなたがいなければ無理だった、と母が言ってくれたりもした。

でも、自分も結局同じやった。
全然普通になんかなれんかった。
昔から気分屋の変なやつやったもんな。
当たり前っちゃ当たり前の話。

初めは病気であることすら受け入れられんかった。さっきも書いたけど、自分だけは普通でいたかったから。
先の見えない未来に、未だに投げやりになることもあるし、正直「治る」というより「マシにする」ぐらいの目標までが思えるとしても限界。どうせ、どんな形であれ一生付き合っていかなあかんのは確実やろ。

ってまた、これを先生や親に言ったら悲しい顔で説得されるか、ぶつかっていざこざなるだけなんやろな。
でも、自分的には、投げやりになったあの期間には意味があったと思ってる。だって、この「どうせ」って感覚、いい方向に使えるようになったら最強じゃない？投げやりが「受け流す力」に変われば、自分は大きく前に進めるような気がするよ。

その投げやりは、どうせずっと解決されない。
解決方法、ないから。
でも、何とか自分の心にしまっとけ。
自分がそう思うなら、それでいいねんから。
誰かに自分の気持ちを認めてもらおうなんて期待せんでいい。
そんなんしても、意味ないだけやから。

先の未来でやりたいことも、自分が長く居られる居場所も、何もかもない。
引っ越した後のことなんて、何も考えてない。
復職を目指してるかと聞かれても、正直わからん。
とりあえず、生きてるだけで払わされるお金が払えんから実家に戻っただけ。その先なんて知らん。
病気とか関係なく、人間いつ死ぬかなんかわからんねんから。

ただ1日1日、
今という時間が過ぎるのを待ってる。
それだけ。

元々病気とかに関係なく、毎日「もし今乗ってる電車が脱線したら」「もしこの車が急発進してきたら」とネガティブな妄想を繰り広げている自分。
もちろん病気になってからも、「もし今日自分が死んだら」ばっかり考えた。暗闇の中で「このまま消えてしまえたら」と思った日もあった。
その度に、「全然悔いないなぁ〜」ってばっか思った。だって、やりたいことも、夢もないし。
生まれたから、生きてるだけやし。

でも、案外しぶとい。
まだ生きてるし、本気で死のうと思った日もない。

自分で死ぬ勇気、ないやろ。
残念やったな。新卒の時の今より圧倒的ヤバい精神状態で本気で死にたかった時でも死ねんかったんやから。
この先もどうせ一生あんたには無理。

じゃあもう仕方ないから、生きろ。

何とかこの先も、死ぬまで生きろ。

何もせんままでもええやん。

時間だけ過ぎるの待っとき。

そしたらほっといてもいつか死ぬから。

ナンクルナイサー🏖☀️

これを読んでる自分は、どんな心境かな。
絶望の中読んでるか、それとも案外何でもない日に読んでるか。

まぁさ、これを書いてる今は、引っ越しまでまだ2週間以上あって実家にも帰ってないし、何とか心に折り合いをつけられたと思い込んで前向きに毎日生きてる日々の中にいるわけよ。
10月になってからは落ち込む日もないし、日記とか見返せばわかると思うけど。

でもさ、明日の自分がどんな気持ちでいるのかもわからんし、もしかしたらこれを書き終えた数分後に急に引っ越しが現実味を帯びてきて気持ちがどん底に落ちてるかもしれん。
それとも、全く別のことで絶望するかもしれへんし、案外引っ越しても涙の一滴だって流れてないかもしれん。

もうわからんやん。自分でも、自分が。
でもさ、それも別に人間みんなそうじゃない？

だからとりあえず、もう全部しゃあないと思って受け入れていこうぜ。

禁句ワードかもしれんけど、この先は投げやりでいこうや。いい意味で。
ある程度諦めってもんは必要やろ。
何かあっても、心のどこかで諦めてたら意外と落ち込まずに済むかもしれんし。悟りを開く的な。
プラスになることだって自分はあると思うで。

今までの人生もそうやん。
別に何の希望もやる気も持たずにのらりくらりと生きてきた割に、周りの人間にもなぜか嫌われることもなく恵まれて、スクールカーストで言うと一番いい「頂点の次」のポジションにずっといたし、なぜか割と頭も良くてそこそこいい学歴やし、新卒4ヶ月で辞めた時もなんかその先仕事が繋がってうまくいったし、そこそこの運はある。

ほら今までずっと、「頑張ってない時ほどいいことが起こる」人生やったやろ？そんなんありえるのって、絶対強運の持ち主やと思うねんけど。

頑張ってテスト勉強したら点悪いのに、ノー勉の時は学年1位やし。
普通に参加してただけやのに中学も高校も大学も人望だけで部活のキャプテン副キャプテンに推薦されるし。
誰とも喋らず机でぶっ倒れてても、休み時間になったらなぜか周りに友達集まってたし。
クソ人間やのに人生の恋愛運全部使ってもたんかっていうぐらい学生時代モテてモテてしゃあなかったし。変わってる感じが逆に興味引いたんやろか。掴めないからこそ追いかけたくなる的な。知らんけど。笑

実家に戻ったのは大きな一歩。
それは間違いない。
ただ、変にこの先頑張ろうとするな。
何も期待せんと、何も考えんと、今を生きることだけ考えろ。

ま、元々哲学的に物事を考えるあんたは、病気になってなかったとしても、いずれ今の会社は辞めてたと思うよ。それは自分でもわかってるやろ？だからって、どう生きていきたいとかはないけど。それでも何か見つけな生きていかれん社会やから困ってるねんけど笑

だからまぁさ、あんま気にするな。
病気になったこと。
さっきも書いたみたいに正直ショックやったし、何で自分だけ普通に生きられへんのかって、何度も、今だって思うよ。
その度に自分が嫌になるし、でもどうすればいいかわからん。

でも、気分のアップダウンが激しいのなんか今に始まったことちゃうやろ。
それに、嬉しいときに笑って、悲しいときに泣く。そんなんみんな同じやん。
たまたま大真面目に病院に行ったから病気って分かっただけで、行ってなかったらきっと今でもこれが普通やと思って生きてるよ。

だって、誰しも自分の感覚しかわからへんから、自分が普通の基準やもん。
生まれ持ったHSPやって、最近になって話題になり始めてこれ自分やんって、自分の感じてたことって特殊やったんやって気づいたやん。そんなん、それを知るまでは自分だって自分が普通やと思ってたで。
そんなもん、そんなもん。

苦しい時の対処法。
・推しを愛でる
・いつ恋を見る
・イヤホンで音楽を聴く

誰よりも分かってると思うけど、あんたにはこの3つやで。辛い時は、ここに立ち返る。他は何も考えなくていい。
特に、一人暮らしの時にイヤホンで音楽を聴いてる日は、必ず調子が良かった。掃除ができた日は、全部音楽を聴いてた。イヤホンちぎれてるしゴールドやのにコード黒くなってるし、そろそろ買い換えてもいいと思うよ笑

たぶんこれもHSPの特徴やと思うけど、いつもnoteを書くときは、異常なほどに自分の文章を何度も読み返しては書き直し、やっと公開したと思ってもまた完成した記事を何度も読み返す。

noteに限らず、メールとかLINEとか、文章系は全部そうやねん。なんか、表現間違ってないかとか、ちゃんと伝わるかとか、一言一句考えすぎてしまうねん。

でもこの記事は、自分で自分に仕掛けたサップラーイズ🎁なわけで。
だから、この記事はさっさと書いて、あんま読み返さんとくな。
覚えてもたら意味ないし笑

すっかり何書いたか忘れた頃に、サプライズ大好き人間の自分で良かったなって、読んだ自分が思ってくれてたらええなぁ。

離婚してないのがおかしいほど崩壊してる実家に帰るのは今でも嫌やし、両親に対して軽蔑する部分があるのも正直なところ。
それやのに、「戻ってきましたよろしくプレゼント」をサプライズで両親に準備してしまうほど、サプライズ大好き人間。
てか、空気読みすぎ人間でもある。

そういう、人の気持ちとか空気を大切にすることも大事やけど、自分をもっと大事にしていいと思うよ。
って言っても生まれつきHSPという気質を持った自分にとっては、それができたらもうやってるわって話やな。自分が一番分かってるのに自分で言うっていう。笑

まぁとりあえず自分の気持ちはどうあれ、両親には、アラサー独身職なし家なし金なし正気な自分もなしで実家に舞い戻ってしまった自分のことを、「どうしようもないクソ人間やけど、根っこは優しい子に育ったのね😢感動…」ぐらいに思ってもらえたなら大助かりですわ。

生まれ持ったHSPを恨んだって仕方ない。
気にし過ぎる自分を嫌っても仕方ない。
あんたはどうせ一生そのままっす！どんまい！

HSPって言葉が広まって、助かったと思う人もいるやろうけど、私は助からなかった部分もあると思ってる。
HSPは病気じゃない。生まれ持った気質。しかも、繊細なあなたにしかない素敵な特徴がある。
そんな風に言われてるから、なんでもHSPのせいってことにすれば救われるよ。
でも、裏を返せばその生きづらさは一生治らないと言われてるようなもんやん。
自分が特殊だと、HSPだと知らなかった学生時代は、さっき書いたように周りの環境に恵まれてたこともあるけど、自分のことは嫌いじゃなかった。
でも、HSPやとわかってからは、自分が嫌で仕方ない。だって、生きづらくない人がおるねんもん。そんなんしんどい方嫌に決まってるやん。それに、これまで苦手に思ってたことに対しての苦手意識も強くなった。HSPは苦手で当たり前なんやと思ってしまったから。

でも散々書いたけど、そんな自分にもいいところがあることを忘れるな！

私、いっぱい知ってるで。自分のいいとこ。
嫌なとこの方がもっと知ってるけど笑

「神様どうか見ててくれ」っていう邪念はありながらも、マンションのポストの床に誰かが落としたままになってるチラシほっとけんくてちゃんと拾ってゴミ箱に入れるとことか。
声は小さいけど店員さんにちゃんと毎回ありがとう言うとことか。
ほら、繊細でないとできへんこともたくさんあること、知ってるやろ？だからキャプテン副キャプテンなってもたんや。笑
でも、その経験を悪かったとは思ってないやろ？

一番いけないことはさ、自分はダメだと思うこと
誰のせいでもないことを自分のせいにして
今日も君は生きている
人の涙を見ても何も感じなくなってきたのは
自分の心を殺すのが上手すぎる悲しいサインだよ

一番いけないことはさ、自分はダメだと思うこと
誰のせいでもないことを自分のせいにしないで
立ち止まらないで
「ズルいやつが笑う世界」そう言いながら物事が
ゆっくりでも良い方に進むと信じ今日も
正しく生きようとする君は素敵だよ
そんな自分を君も愛してあげてよ

ほらよ、UVER教祖がそう伝えてくれてるやろ。

何とか、死ぬまでは生きろよ。

じゃあまたいつか、ここで会おうな。
今日これを書いた自分と。

どんな顔して、どんな気持ちで会うかな。

全然楽しみちゃうし！笑

もしかしたら、読み返す前に寿命がきて死んでるかもな。

なんて、お決まりのネガティブ妄想。

またね、ぐっばーい👋