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三流転職エージェントのお話

今回は、三流転職エージェントの話をさせていただきたい。

別に一流とは〇〇、二流とは△△である、という定義があるわけではない。ただ、三流には三流の特徴がある。

とある会社の選考に40日間も使ってしまったうえに、落とされたという話を前回書いた。この会社の選考があまりにも長いので、ほかの会社にもいくつか応募した。

一つはリクナビNEXT経由でオファーしてきた転職エージェントから紹介された求人だった。まず、営業の人から連絡が来て、そのあと求職者対応の担当者と電話面談があった。求人内容を確認するも、かなり曖昧な返答が多く、「企業さんはそんなに内情を明かしてはくれないんですよ」と言われ、その担当者は、「疑問に思ったことは面接で確認してほしい」と言ってきた。まあ、そんなものか、と思い、面接を受けた。やはり、そのときも思ったことではあるが、企業の営業担当者の聞き取りがイマイチだったのである。

面接を受けながら、嚙み合わないことがしばしば。わたしは既存事業の中にある新しい試みだと聞いていたのに、どうも新規事業の立ち上げ真っ最中で、あまり見通しも立っていないようだった。どのような規模になるのかなど、こちらが改めて確認したり、齟齬を埋めることに終始してしまった。今、振り返ると、ちぐはぐなやりとりが多かった。面接後に、転職エージェント宛のメールで「あなたたちの話していた事業とは違っていた」と新情報を列挙したメールをしたところ、それに対しては無反応。選考結果をお待ちください、とそっけない。まあ、お仕事ですから、それは構わない。

数日後、不採用の連絡がきた。まあ、ここまでは想定内。(実はそんなにやりたい仕事でもなかった)

そして、昨日、求人サイトを見ていたら、その転職エージェントがわたしが面接で聞き取りしてメールで伝えた内容をそのまま求人情報の案内文として載せていたことが判明!(本来、おまえらがちゃんと聞き取りしておくべきことだったんだぞ怒)

世の中には本当にいい加減な仕事をしている人が多い。これには驚いた。

転職活動や就職活動で思い詰めたりするのが、本当に馬鹿馬鹿しくなった。ちゃんと仕事しろ! と三流転職エージェントに言いたい。

チップをいただけたら、さらに頑張れそうな気がします(笑)とはいえ、読んでいただけるだけで、ありがたいです。またのご来店をお待ちしております!