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第288回 TOEIC受験の振り返り

昨日2月27日(日)、午前の回のTOEIC(第288回)を受験してきた。

前回の反省はこちら

前回の反省と今回できたこと

前回、試験終了後に考えた改善点と昨日実践できたことを振り返りたい。

①公式問題集の解説冊子を会場に持参すること
→〇 紙の冊子は持参せず。あらかじめスマホで写真撮影しておき、復習をした。あとはスタディサプリのアプリで問題を何セットかやった。試験開始直前まで試験勉強ができた。これはよかった。

②朝は白湯とチョコレートで頭のエネルギー(糖分)補給をすること
→◎ これは結構できた。前夜に茶碗一膳分ぐらいの量でおにぎりを二つ作り、ちゃんと食べてから出発。歩いているときは、飴をなめ、試験前にチョコレートをひとかけ食べた。そのおかげか雑念に悩まされることはなかった。問題ができたかどうかはわからないが、試験を受けるという行為に集中ができたので、自分に花丸をあげたい。ただ、聴解の問題が全然聞こえなくなる、という集中力の欠如はチラホラあったので、次回はそこをレベルアップさせたい。

③防寒対策(ハラマキと腰にホッカイロを貼っておく)
→◎ これもよかった。今日は気温が上がるというニュースもあってか、会場に暖房が入っていない? ようで非常に寒かった。お腹と背中にホッカイロを貼っていたので、尿意に悩まされることなく、問題に取り組めた。かなり厚着で行ったが、体温を高めに保つことができてよかった。

④会場には開場時間に到着し、トイレに行くこと
→〇 これもできた。ただ、試験の説明が9:55に始まるので、9:50ぐらいに行くのがベストかもしれない。

⑤睡眠時間は7時間以上を確保
→△ やはり、試験があると、緊張するのか、睡眠は3時間ぐらいだった。ただ、昼寝などもしていたので、6時間は確保できていたかも。

⑥公式問題集を最初から最後まで5回は通しで解いておくこと
→× これは前日に1回分だけ、リスニングだけ通しでやった。試験会場だと短く感じるのに、家だとあの問題集がこなせない。まだ試験を把握できておらず、実践回数が少なすぎるのが根本的に問題。

TOEIC「不要論」について

そんで、わたしは知らなかったのだが、「TOEIC不要論」なるものが論議されていたらしい。TOEICのスコアなんかなくても英語ができる人がいるのは知っている。アメリカに留学していた人が、TOEICを鼻で笑っていたが、そりゃそういう人には不要だ。(ちなみにその人はアメリカの名門大学を卒業していたので経歴としてそもそも強い。TOEICは確かに要らないだろう)

しかし、英語ができないという自覚のある人、英語の教育を受ける機会に乏しかった人が学習するうえでの軸、客観的評価がしてもらえるという点で、資格試験の勉強というのはかなり有用だと思う。だって、言語の勉強なんて、キリがないのだから。無意識に使っている母語だって、十分にわかっているのか、甚だ怪しいものだ。だからこそ、学習を継続するためにも、試験日という締め切りから逆算して勉強したほうがよい。わたしは意志薄弱なので、ひとまずのゴールは絶対に必要。ただの楽しみだけでは続けられない。

言語の学習動機付け

わたしがTOEICの勉強をしているのは、以下の二つの学習動機付けがある。
①履歴書に書きたい(道具的動機付け)
②英語を使えるようになりたい(統合的動機付け)

・英語の情報をもっとスムーズに取れるようになりたい
・英語で世界の人とコミュニケーションが取りたい(英語は世界共通語)
・英語圏の映画をもっと直接楽しめるようになりたい。文化的なニュアンスもわかりたい

そして、英語圏の短編小説やアカデミックな論文に触れたことがある人ならわかってくれると思うが、TOEICができなきゃ話にならんよ、という気がする。TOEICで問われる英語は、ベーシックなものであり、思想も哲学も皮肉も政治もない簡素なテクストなのだ。そういったテクストの情報を適切に読めない人が、それ以上のレベルのものが理解できるわけがなかろう。

TOEICのPART 7(長文Reading)なんかは、話題は限定的なので、時間をかければできそうなのだが、情報処理能力が問われているのだから、やはりスピードを身につけ、脳を英語に切り替えられるかどうかが勝負なのだ。

ちなみにわたしはBBCのワールドニュース(ラジオ)のアプリをダウンロードして30分程度のpodcastを毎日聴いているが、話題について知識があれば何となく語彙を拾えるが、センテンスでは全然捉えられない。ものすごく速い。(ブラウザでも聴けるので、リンクを貼っておきます。)

たぶん、レベルが追い付いていないので、Learning Englishという括りのものを聞いたほうがいいのだと思う。

今後の目標

だらだらと試験を受け続けていても仕方がないので、上半期のうちに700点突破を達成したい、と思っている。なので、勉強量を増やすしかない。TOEIC博士にはなれなくとも、問題のパターンは脳みそに入れた状態で受けられるようにしたい。なので、スタディサプリをひたすらやろうと思っている。4月頃と6月頃の試験を受けて、ひとまず終了としたい。

最後に

「言語を学ぶのは楽しいんだからやれよ」というTEDトークもある。

そう、学習というのは、元来楽しいものだ。楽しくなるまでの過程が大変なのだが、お風呂と一緒で、勉強したあとに後悔することはない。やったら、達成感が得られる。本当に始めるまでが勝負。ベッドでのゴロゴロがすべてのあやまちの始まりなのだ。

歩みの遅い自分にイラつくこともあるのだが、勉強とは「自分のためだけに時間を使う」という行為なので、もっと楽しんやりたい。義務や仕事ではないのだから。

ポイントは、気分(頭)の切り換え。これができるようになれば最強!

スタディサプリの関正生先生に毎日伴走してもらい、勉強をしている。本当に便利な時代になったものだ。わたしは動画を見ながら、普通に板書をノートに取っているので授業を受けている感は、ものすごく得られる。

もう一人の伴走者はDuolingoのDuo(フクロウ)だ。ちょっと馴れ馴れしいが、勉強が続けられている。Duolingoをやっていると、「a」と「the」を抜いてしまったり、「the」と「that」、「this」と「these」を聞き間違えたり、複数形か単数形かで悩んでイライラするのだが、そのあたりが自動化したら、視界が開けてくるのかもしれない。

今日から、またリスタートで、学習を積み重ねていきたい。

(積み重ねるは、TOEICで頻出ですよ!笑)

チップをいただけたら、さらに頑張れそうな気がします(笑)とはいえ、読んでいただけるだけで、ありがたいです。またのご来店をお待ちしております!