[真冬のホラーAC]T団地の近くの公園の話
真冬のホラー Advent Calendar 2018、3日の記事です。
最初は個人ブログの方で書いていたホラーアドベントですが、このままだとアドベント記事で埋まってしまいそうなので、いくつかはnoteに書いておこうと思います。
ホラー体験のある方はよかったらご参加ください。
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一昨年くらいだったと思うのですが、タクシー会社が主催する心霊ツアーに参加したことがあります。
内容としては、タクシーの運転手さんが自社のタクシーでホラースポットを巡りながら、その場所にまつわる怪談や仕事中のホラー体験談を話してくれるというものです。
私が参加したのは横浜周辺を巡るコースで、そこで聞いた怪談話を紹介します。
T団地の近くの公園
タクシーの運転手さんは仕事柄、休憩のために公園を利用するそうです。
お昼休憩のほか、トイレなども公園で用を足すことが多いとか。
しかし、どんなに切羽詰まっていても、運転手さん達が「絶対に利用しない公園」があるそうです。
それはT団地のすぐ近く、幼稚園の裏手にある公園。どこにでもある、普通の公園らしいです。
ある運転手がその公園のトイレを利用しようと敷地内に入ったところ、風もないのに誰も乗っていないブランコが、キィキィと揺れていたそうです。
不思議に思ってそのブランコを止め、それからトイレで用を足し、出てくると、誰もいないのにブランコが揺れている。
まるで見えない誰かが一人で遊んでいるみたいに。
気になって調べると、その団地では一家心中が起きたことがあるそうで、中には小さな女の子もいたそうです。
もしかしたら、その女の子が一人で遊んでいるのかもしれません。
休憩場所には気をつけて
休憩話でもう一つ。
夜中も運転する機会が多い運転手さんは、昼間でも邪魔にならない場所にタクシーを駐めて仮眠をとることがあるそうです。勤務(運転)中に眠くなったら危険ですしね。
そうして休憩する時はなるべく静かで人気のない場所を選ぶそうですが、とある運転手さんはうっかりT町の墓地近くに駐めてしまったそう。
眠ってしまうわけですから、全てのドアにちゃんと鍵をかけていました。
そして、うとうとしている最中、突然「ガチャ」と後部座席のドアの開く音が聞こえたそうです。
開くわけがないのに、これはいけない!と思って慌ててタクシーを発進させ、ことなきを得たのだとか。
もちろん、誰かが乗っていたり、ドアが開いていたりはしてなかったそうですが、休憩場所は気をつけるようになったそうですよ。
タクシーの運転手さんも、本当に大変ですね。
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ほかにも色んな話を聞いているので、すこしずつ書いていきます。
よかったら皆さんも、真冬のホラーアドベントカレンダーに参加しませんか。
真冬のホラー Advent Calendar 2018
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