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看護師向いてないかもって思ってる新人看護師さんへ

失敗したとき、上手くいかなかったとき、看護師向いてないかもって思うことは看護師をやっていたら誰でも一度は思うことかもしれません。
看護と業務は同じだけど同じではないよってことを知ってください。新人看護師さんが1年目を乗り越えるためのコツをお伝えしていきます。

看護
・疾患別の患者さんの観察
・観察したことからどうアセスメントするのか
・アセスメントからどんな看護が必要か
・看護の結果は?次に起こり得ることは何なのか
・退院後にどんなことがおこると予測されるのか
・患者さんや家族にどんな声かけができるのか
・採血、点滴、バルーン交換などの看護技術もココに入るかな   

業務
・記録
・検査出しの方法
・輸血をやった後の伝票の処理、記録の書き方
・入院受けのやり方、退院出しのやり方、転科のやり方
・効率よくラウンドをするにはどうするか
・医者やリハビリスタッフ、MSWなどへの確認や連絡 
・1日の病棟の流れ、曜日別の業務の流れ、日勤の部屋持ちの業務・フリースタッフ、リーダーなど役割別の業務の流れ、しばらくすると遅番や夜勤での業務の流れの など

その他
・申し送りや報告の仕方・社会人力(期限を守る、挨拶をするなど)
・文章の要約
・コミュニケーション能力  など


POINT1:誰かに評価されることを前提に看護しないでくださいね♥

一番はあなたが一生懸命やった、よしNICE自分、自分にMVPだぜってくらいの気持ちでいてください。自分が分かってあげてたらいいんです♥

優しいからゆっくりなだけ。
丁寧な看護をするからこそ、時間がかかるだけ。
いろいろなことに気づけるからこそ、やることが増えちゃうだけ。
あなたが看護師に向いてないワケじゃないです。
なんならそんなことも気づけない先輩よりも、看護師が向いてるかもしれないよね?!(笑)

頑張っているあなた自身があなたの頑張りに気づけないのは自分に失礼でっせ!自分がかわいそうになっちゃうよ(笑)あなたと同じ悩みを抱えて苦しんでる同期や友達に、全然頑張ってないねって絶対言わないっしょ?(笑)それと同じです。自分をいじめないでね、自分を大切に。自分が敵にならないでね。

頑張っている自分をしっかりと自分自身が知っていてください。

多くの患者さんはちゃんと見ているし、ちゃんとわかってますよ♪
その患者さんがたとえ認知症の人でも、意識障害がある人でも、あなたがその患者さんのために向けたエネルギー、人を癒すエネルギー、あなたの優しい心は必ず伝わっています。


POINT2:そもそも向いてないとか向いてるとかってことは、考えなくていいこと

誰にでも、苦手なこともあれば、得意なこともあります。慣れてないだけ、知らないだけで、看護師向いてないからと看護師を辞めるのはもったいないでです。せめて学費分を稼いでみてから向いてるか向いてないかを考えるのでも遅くないかも?!

新人のナースたちにとっては、看護も業務もできないことが多いから、自分は看護師に向いてないと考えてしまいがちです。看護も業務もできないんじゃなくて、知らないだけですよね♪ 慣れてないだけです♪
そんなに落ち込まないでーーー!!大丈夫だからホントに。

はじめての職場、はじめての看護の世界、そこに存在しているだけで緊張しますよね。これでいいのかな?こういうことなのか?どうしてよいのか、これであってるのかって戸惑いばかりでしょう。新人看護師は、その場に存在しているだけで緊張&戸惑い&気疲れするんですよ(笑)
そこに、プラスで『看護』のこと、『業務』のことを知って、覚えていくんですよ。しかも、毎回のように「見るの何回目?」「やるの何回目?」って絶対聞いてくる人いる(笑)それがまたプレッシャーだったりもしますよね。

秘密の部屋を開けるための合言葉かよって思ってました(笑)
何回目でもいいじゃん。って(笑)
3回で自立しなきゃいけないルールなんなん?(笑)

もう凄すぎ、本当に偉いのよ、あなたは頑張ってるのよ。本当に毎日出勤しているだけでえらいです(笑)毎日、本当にお疲れさまです♥ハグハグハグ~っ♥

業務は100%慣れ。
忘れないようにメモする。メモ帳をみれば大丈夫って安心材料を作っておく。睡眠時間を削ってやるほどのことじゃないけど、忘れるまえにまとめておくと楽ですね。そして、忘れたら聞けばいいんです(笑)嫌な顔されるかもとか、この前も聞いたのにまた聞けないとか思ってる時間がムダです、気にしているエネルギーもムダです、聞きましょう。適当にやって再度やり直すのも手間です。仕事は他にもあります、そこで時間を使っている場合じゃないですからね。教えてくれる人はいるはず(笑)たまに教えてくれない人がいるかもしれないですけど、教えてくれなかったらもう聞かなかったらいいんです(笑)どの職場にも新人さんが好きな人がいますから、その人に聞けばいいんですよ♪

ついでの話ですけど、新人さんが好きな人がいるのと同じように、新人さんが嫌いな人もいることを知っていてください。あなたが何かしようがしまいが新人という生き物が嫌いな人も一定数はいるんですね~。それはもうね、あなたの問題じゃないですよね(笑)その人自身の問題ですからね、気にしないで大丈夫。こちらがコントロールできることじゃないことは考えない、それにつきる。

看護に関しては看護師でいる以上は一生勉強
看護は考えなくなったらその時点で終わりです。考えなくなったら看護は終わります。経験年数が長くなっても看護ができる人とそうではない人の差は考える力の差だと思います。どれだけ患者さんのことを考えられるか。
最初から先輩と同じように看護できたらめちゃすごいし、先輩も頑張ってきたんやでーって感じです(笑)先輩にも少しは先輩の顔させてあげてください(笑)最初はできなくて当然だし、少しずつ知っていき、そして少しずつできるようになっているようなもんなので、少なくとも新人のときはそこまで気にしないで大丈夫です。気づいたときにはあなたも先輩になってますからね♪(笑)


POINT3:同期のあの子とも比べないでね♪

看護技術の達成の数の違いはタイミングだから(笑)需要多いんで、いつでも経験できる機会は巡ってきます。どれだけ早くできるようになるかじゃなくて、どれだけ正確に根拠をもって確実にできるかの方が大事です。自立ってなって事故るほうが、患者さんも自分も傷つきますからね。焦らないで。少しずつでも進んでいることをいつも忘れないでくださいね。技術の達成ラインについては1年後はみんな同じラインにいますからね。指導者経験あるんでわかります、入職3か月後、6か月後に多少の差はあっても1年経てばみんな変わらんから。

ただ、常に「なんで?」って疑問を持ち続けると、素敵な看護師さんになれるはずですよ♪疑問があれば、調べるし、考えることができますからね。
看護の疑問はあなたの看護を育てます、あなたにしかできないあなたの看護を育てていきましょうね♥

totoron


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