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(1)ピボットテーブルは理想を実現する「感動」のツールです!!    


「ピボットおじさんのエクセルBI探求物語」
 

理想の表計算ツールを求めて

1.30年で2万時間??

自称「ピボットおじさん」、30年近くも使い続けています。
どのくらい「探求」していたか、試算してみました。 
 毎週、10時間として 50週=500時間/年 
 20年で 10,000時間 
 この4年間は、専業で増えているので、
 30年で2万時間、ピボットテーブル中心の探求になります。

 どんなに面白そうでも、未知のものに約30年2万時間かけますか?
 というと、大抵の人はやりませんね。
 でも、ピボットテーブルには、それだけの魅力があるんです!

 初めからではなく、私の到達点から始めれば、皆さんなら
 もっと楽に、楽しく、「感動」しながら、続けられます・・!!

2.ピボットの女神に導かれ~探求の旅へ・・

30年前 Excelが誕生しました。
みんなが、新ソフトを使い始めました。

経理課長1人で、レポート作成に多忙な毎日を送っています。
土曜日も会社に出勤、気候も良く。机で寝込んでしまいます。

パソコンのキーボードの上に、1枚の紙が・・
「ピボットテーブル 理想の表計算 操作マニュアル」

「何だ? Excelは便利で使っているけど?
 ピボットテーブル・・知らないな?」
「ピポ、ピポって音がするのかな?」

騙されたつもりで、指示書通りに操作を始めました。
マウスを操作するだけで・・、直ぐにレポートができます!
「これは面白い! これまでの仕事が楽になる!」

  指示書の下には
「 (注意) ピボットテーブルの使い過ぎ! 
  あなたのご自由ですが、ご関心があれば、
  机の引き出しを開けて、好きな封筒を選んで下さい 」
 
引き出しには 封筒が2つ 確かに、ありました!
 左  ピボットテーブル 1つで十分です!
 右  ピボットテーブル 沢山使いたい!

ついつい、右の封筒を手に取り、開けると、

私は、ピボットの女神です。
「沢山使いたい!」という あなたの夢を叶えます!

ピボットテーブルには、11の「呪い」が掛けられています。
11の課題を全部クリアすれば、あなたの夢が叶います!
あなたには、「魔法のマウス」と「秘密のメニュー」を授けます。
これを使って、チャレンジすれば、必ず呪いは解けます。
理想の表計算を目指して、探求の旅に出なさい! 

それが、私の30年の「感動」探求の物語の始まりです。


ピボットテーブルの「感動」を探求して

1.Excelとピボットテーブルの違い

ピボットテーブルの紹介が増えていますが、
資格試験の「上級」に入っているくらい「馴染みがありません」
使ってみたけど、どこまで使えるの?
レポートがうまくできないので、関数で作り直し・・。
これでは、「信頼してもらえません」 ⇒本当に残念です!

Excelは、出来るだけ多くの人に利用してもらう!
⇒知識は無くても、「直ぐに・簡単に」レポートができる
⇒知識があれば、「高度な分析」レポートができる
=「最強の表計算ソフト」を目指しています。
 例:新関数、パワーピボット・・

ピボットテーブルは、30年前からExcelに入っています。
⇒知識は無くても、「直ぐに・簡単に」レポートができる
基本は、30年ほとんど変わっていませんが、普及が進みません。

私は、3つの原因を指摘します!
①ピボットテーブルをExcelの機能と思って使う
②メニューが沢山あり、正しい操作を知らない 
③仕様が変わり「使いやすくする」設定変更が難しい!

①ピボットテーブルをExcelの機能と思って使う

ピボットテーブルの解説書は、主として「作り方」の説明です。
「違いの説明」ができていません!
使いこなしの「保証」をしてくれません!

Excelのレポート 「セル単位」
ピボットテーブル   「列データ]

この違いが大きいです!

皆さんは、ピボットテーブルを
Excelよりも、楽になれば十分と思っていませんか?

Excelは、「セル単位」で作表するので、
関数、機能、マクロという膨大な知識を習得して、
「覚えて」使う必要があるのです。

優先順位は、「早く、正確に」、そして 「楽に」ですね。
ショートカットキーを使う人は、
あっという間に操作を済ませてしまいます。
皆さん、出来るだけ、「メニュー」を使いたくない!

ピボットテーブルは、「列単位」で管理するので、
関数・マクロは使用しなくても済みます。
マウスで、メニュー選択してレポートを作るツールです。
マウス操作に「慣れて」身につけて使うのです。

「セル単位」↔「列データ」、「覚える」↔「慣れる」の違いを
確認してみてください。

ピボットテーブルで、新旧を比較してみると・・

 基本的な操作や、レポートでの変更はほとんどありません。
 しかし、2007~使い方が大きく変わりました。

 昔・・シンプルで、理解も操作しやすかった。
 現在・・機能が増え、レポートは作りやすいが、
     使い方は判りにくくなっている。

そのために、次の2つが生じています。
②メニューが沢山あり、正しい操作を知らない 
③仕様が変わり「使いやすくする」設定変更が難しい!
※詳細は、11Qでご確認ください。

同じようなレポートができるという説明で、十分ですか?
どこが違うか?、選択すれ基準は?、使い続けるには?
こういう説明がなけれが、普及できません!

3.最強のExcel パワーピボット

ピボットおじさんは、約30年も使ってきました。
Excelは大きく変化してきました。
機能が増える・・便利に、高度に、複雑になります・・。

2016年パワー・ピボットが使えるようになりました。
Excel最強のデータ分析ツールです。
これは、データモデル化して、様々なデータソースと連携して、
DAⅩ式で高度な計算が可能です。
ピボットテーブルでは困難なことも可能になっています。
新関数、スピルなど、Excelの機能アップが進んでいます。

「モダン・エクセル」と紹介されていますが、普及していません。
それは、関数・マクロのように「覚える」負担が出てくるからです。
習得を楽に、もっと使いやすく、みんなの「実践」に役立って欲しいです。

4. 理想の表計算ツールに求められるもの

私は「理想の表計算」には3つの要件を挙げたいと思います。

①データ分析を高度化、情報利用
②業務改善に寄与
③習得・実践が容易

理想の表計算は、ソフトだけで実現できるのではありません。

私は、「謎解き」と「実践」で「感動」を追求してきました。
ユーザーは、「創造力」=「謎解き」と「感動」=「実践」
表計算ソフト✖ユーザーの「掛け算」で実現するものです。

◎「創造力」を発揮しよう!

創造力とは、
「一見すると関係のないように見える、さまざまな分野の疑問や課題、
アイデアやひらめきを上手につなぎ合わせる力」 と、紹介されています。

表計算(Excel)のレポートは、画家が一筆ずつ塗り重ねた絵画
あるいは、レントゲン撮影=1方向からの画像です。
完成して、作業完了!

ピボットテーブルは、元データから様々なレポートを作るツールです。
CT撮影のように、様々な方向から解析できます。
元データがあるので、様々な分析を繰り返せます!
これが、ピボットテーブルによるデータの「見える化」です。

でも、ピボットテーブルの元データを工夫・強化したら、
出来上がるレポートにバリエーションが出てきます。

AIでは出来ない、私たち人間が持つ「創造力」です。
例えば、
重要な項目は、より詳細に、その他のものは集約する表示に・・
当月と前月の数値だけを表示しないで、「差」「比率」などを追加する

こうすると、レポートを見る人が、情報をより的確に得ることができます。

ピボットテーブルは、元データを工夫すれば、
4つの箱にドラッグ&ドロップ、限りないレポートにできます。

これが、私の探求した表計算の理想像=データの「見せる化」です!

5.「感動」を広げよう!

知識の習得だけでは、「自己満足」だけです。
必要なのは、実践する力と、創造力です。
「実践」すれば、「感動」になり、
みんなで共有して「共感」として、大きくなります!

①失敗~克服する 感動

ピボットテーブルは、見えない、知らないことばかりです。
「見えていること」「常識」だけで判断するのではなく、
「見えない=隠れていること」をしっかり把握することです。

②沢山の知恵を応用する 感動

「実践」は、無限の組み合わせになります。
「知識」を「応用力」に変えていくこと、
これを、私は、「実践力」と呼んでいます。

③1人~みんな 感動

システム化しても、1人だけ使うのでは「もったいない」。
Excelは、個人差が大きいので、共通化が進みません。

1人の感動 ↔ みんなの感動 大きさが違います。
みんなで使える「実践テンプレート」にすれば、それが実現できます。
社内でも、会社が違っても、共通の元データ形式なら、可能です。

テンプレートを作るには、ある程度の知識が必要ですが、
事例を参考にすれば、難しくありません。1人でも可能です。
「使い方」をみんなに指導して「システム」として使いこなす!

関数やマクロなど高度なExcelの知識が無くても、
使えます。スキル習得の負担が軽減できます。

例えば、Excel2010の資格を持った人なら、
2021の資格しを取り直すよりも、
ピボットテーブルとパワークエリの実践スキルを「学び直す」
これなら、習得も楽に、実践で確実に役立ちます!

[子会社時代]15年前、従業員500名規模です

私は、経理部長時代に、こうした「メリハリの利いたレポート」を創出し、
毎月の報告レポートを「ワンクリック」で可能にしてきました。

「責任は私が取るから、安心して使ってください」
ピボットテーブルの活用を推進しました。
経営管理力のレベルアップ、業務改善で、大きな成果が出て、
みんなで喜びました。

経営者向けの管理レポートを、ピボットテーブルを利用したものに移行。
SAP・ERP統合システムのデータを使う全担当者もピボットテーブル化
=経理、営業、製造、購買・・ 全80表・・
エクセルでシステム化しました。
そこで考案したのが、みんなが使える「共通テンプレート」化です。
指導・習得もしやすくしました。

当時は、パワークエリが生まれていなかったので、元データの整備に、Vlookup関数と、VBAマクロで対応しています。

6.「感動」エクセルBIのゲームをご紹介!

 私は、パワークエリとピボットテーブルを組み合わせた
「感動」エクセルBIを、皆さんにお薦めします。

ピボットテーブルを使い始めた人、使い続けている人、
皆さんそれぞれ違うとは思いますが、
「感動」があればもっと使ってもらえると思います。
それを、体感していただくゲームです。

主人公のピボット姫と一緒に、
ピボットテーブルの使いにくさ=「呪い」を解消しましょう。
「理想の表計算」の実例を、具体的にご紹介します。

ピボットテーブルに惚れ込んだベスト3

 ①マウス操作でレポート作成   「ピボット分析」
 ②集計した結果を「数式」で計算 「集計フィールド」
 ③展開・折りたたみ       「見せる化」→「魅せる化」

ピボットテーブルを使って実現できる3大メリット

 ①「データ分析」=データを「見せる化」「情報」を得る
 ②「繰り返し利用」=「業務改善」につながる
 ③「習得」= 関数・マクロを卒業!「知識」を「実践力」に

   メニュー選択 ・・ 夢を叶える秘密の道具箱 
   レポート編集 ・・ 「魔法のマウス」で様々な変身「見せ方」
   皆さんの推理・創造力 ・・謎解き挑戦

「魔法のマウス」、「夢を叶える隠れメニュー」、「謎解き挑戦」
ハリー・ポッター、ドラえもん、コナンのような「感動」を、
是非、味わってください。

とはいえ、私は、もうすぐ70歳。
「ピボットおじさん」でなく「ピボットおじいさん」です。
若い人に、皆さんに、私の経験を踏み台にして、
もっともっと発展させて欲しいと願っています。

ピボットテーブルのメニューに隠れている「夢を叶える道具箱」には、
1人では探しきれない「感動」が残っています。

一緒に楽しみましょう!

是非、皆さんの応援をお願いします!
コメントなどもお待ちしています。
みんなで、「感動」の輪を広めましょう!

ピボットテーブル11Q 実践での「感動」を伝えます!

  こちらの記事は「実践ノウハウ」を紹介しています。
  読み比べてみましょう・・
  本でも、まとめて紹介しています。


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