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ピボットテーブル活用術(6)請求書ソフトでDX!_ジョブカン見積/請求書編

続き・・弥生様より回答をいただきました!

Misocaユーザーに使って欲しいサンプル!

Misocaを使っている皆さん、だれでも直ぐに使えるサンプルです。
(注)Excel2016以降でパワークエリを使用できる環境が必要です。
   MacのExcelや、Excel2013までのバージョンでは使用できません。

簡単なカスタマイズで、自分のCSVデータをダウンロードして繰り返し利用できる「共通の実践用サンプル」です。
関数・マクロを使わない実践ノウハウは共通で、他の事例に応用できます。

※2024年2月7日、弥生株式会社カスタマーセンター様より回答
『Misoca』上のCSVデータについては
お客さまには無料でご提供していること、また、今回の内容については
著作権などにも触れていないことなどから、
当サイトにてご紹介いただいて問題ないとのご回答をいただきました。

1.ジョブカン見積/請求書用のサンプル!

株式会社DONUTS ジョブカン見積/請求書のCSVデータを活用した
「販売データ管理」用のサンプルです。
このExcelブックは「非売品」で、営利目的の販売などは禁止します。

(注)Excel2016以降でパワークエリを使用できる環境が必要です。
   MacのExcelや、Excel2013までのバージョンでは使用できません。


2.サンプルの構造を確認しよう

  累計データ=パワークエリ~ピボットテーブル

◎このサンプルは、関数・マクロは使っていません!
ピボットテーブル用のデータが出来れば、だれでも同じようにピボットテーブルでデータ分析が可能です。

(1)データソース 累計データ2つ 

 パワークエリ ・・最新CSV+直近累計=最新累計
  取引データ ⇒ 累計・・ 売掛管理、入金管理に使用
  明細データ ⇒ 累計・・ 顧客管理、品目別管理に使用
       納品書と請求書の合体

(2)ピボットテーブルを実践用に

 ピボットテーブルで集計、分析
  組織(拠点別)管理、粗利管理などが可能です

 ◎カスタマイズ=オプション・設定変更済
  初期設定のまま使わずに、使いやすくカスタマイズしました。 
  マウスを使って、ドラッグ有効で、レイアウトの変更が自在です。
  展開・折りたたみ 可能です。

3.CSVを使いこなす!

(1)ジョブカン見積/請求書 CSVをダウンロード

納品一覧、請求一覧、合計請求書一覧の3つ 、商品、得意先
 
①期間 ・・ 年度もしくは月で指定 ⇒ 「累計」処理必要
        CSV名は固有+日のため最新の取得対応必要。
 ②項目名 ・・ 問題なし ※得意先名と送付先 が 混在
 ③納品一覧 ・・ 明細 原価金額、粗利を計算、伝票で集計
 ④請求書 ・・ 一般請求書(随時)と、合計請求書(締日)で別データ
 ⑤商品、得意先 ・・ 分類など充実している

(2)専用フォルダーの作成

ジョブカン 見積/請求書(フォルダ―)ダウンロード
ダウンロード(フォルダ―)⇒指定のフォルダー 
パワークエリ
「データソースの変更」を行うのは大変
⇒ ⓪専用フォルダーの指定[初期設定] C12

(3) 固有のファイル名に日時が追加されています。

 フォルダーのファイルが増えていくので、選択などの操作が大変です。
 ⇒ 最新CSVを判定 Date modified で行っています。
   ②「更新」で選択をチェックできます!

(4) 注意事項の「確認しました」チェックしてください!

ピボットテーブル、パワークエリで試作しました。
使用上の注意事項、セキュリティに留意し、自己責任でお使いください。
⦿確認しました をチェックすると、累計データがリセットされます。

(5) 得意先一覧データ 

すべて更新でのエラー防止のために、 
得意先一覧CSV すべて更新の対象外です

使用する場合の対応は2種類あります
 ①得意先クエリ 更新
 ②得意先クエリ 設定 ⇒ すべて更新の対象にする

3.自分で繰り返し使う

3つの手順だけで使えます!

①ジョブカン 見積/請求書 CSVダウンロード⇒フォルダーに保存 
②CSV一覧表のチェック・確認   ※②は省略可能です! 
  セル選択 ⇒ 右クリック 「更新」  
③データ/すべて更新 【②更新含む】
関数もマクロも使っていないので、専門知識は不要です。
マウスでデータ分析をして、使いこなしてください!

まとめ 見積・請求ソフトでDX

◎1⃣見積~請求ソフトの導入だけでは、DXは実現できない。  
◎0⃣事前準備と2⃣販売データを活用する販売管理システムとの連携が必要。
 3⃣~5⃣でレベルアップして、DX=データ経営につながります。
◎ピボットテーブル、パワークエリを活用すれば、関数・マクロを使わずに
 ノン・プログラミング=マウス操作で実践テンプレート開発が可能です。
 費用負担、導入期間も最小化できます。

サンプルの使い方を動画で紹介しています!


ストアカ講座 サンプルで解説・実習‼

パワークエリは、実践経験を積めば、様々な対応が可能になります。
初心者には、「使って慣れる」のが一番です。
ストアカでは、受講生にはパワークエリを含んだ完成版をお渡します。
このサンプルを実際に操作して、使っていただく実践講座を開講しました。

この講座で、CSVの取得などの対応もできるサンプルの解説・実習で、
お使いいただくことをお薦めします。

実績集計できれば、予算管理にチャレンジ!



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