見出し画像

コーヒーとわたし 2018/9/17

コーヒーが好きだけど苦手。ちょっと前までは飲めなかった。今は、飲めるようにはなった。とはいえ、ブラックではなくて、カフェオレとか、ミルクが入っている方が好き。本当にコーヒーが好きな人は、豆から選ぶっていうから、そういう人にしたら、わたしが「コーヒーが好き」なんて言ったら怒られるかもしれない。

「好きだけど苦手」というのは、「もっと好きになりたい」と思っている、っていうのと、「味は苦手でも、コーヒーを入れる作業が好き」だから。

細い口のケトルで、ゆっくりとドリップする、コーヒーの音。ミルクをフワフワにするために、シェイカーを必死に振ること(わたしは、スタバの手動式のシェーカーを使ってる)コーヒーに添えるお菓子はどれがいいかと考えること、全部が好き。

なのに・・・味が苦手(笑)ミルを持っていないのは、豆を選べないから。わたしが一番よく飲んでるのはスターバックスのスタンダードなやつ。苦いものや、風味が強いものは苦手で、結局普通のものに落ち着くから・・・豆から選ぶ必要はあるのかな、と思ってしまう。

今日は一念発起して、豆をブレンドするワークショップに参加。6種類ある豆を試飲して、その中から3種類の豆を選んで、比率を決める。自分だけのブレンドを作るってやつ。これが思いのほか楽しかった!こうかな、ああかな、って、出来上がりの味を想像しながら割合を決める。最後は豆を挽いてもらって帰ってきた。

家に帰って早速コーヒーを入れてみると。・・・思ってるのとは違う仕上がり。そして思った。わたしやっぱり、コーヒーは苦手かもって(笑)出来上がったブレンドの酸味が強くて、むむむ・・と唸る。わたしはやっぱり、飲むなら、酸味のない、スタンダードな、苦みの少ないものが好きみたい。

だったら、わざわざブレンドする必要ないんじゃ!?と一瞬思ったんだけど、豆を選んだ過程や、気持ちを思い出すと愛着が出る。不思議なものだ。わたしにとって、コーヒーは「飲む」だけのものじゃなく、淹れる手間や、カップを選ぶこと、を含めての「時間」を「贅沢にするもの」だと思う。手間をかける喜び。

ああ、もうちょっとコーヒーの味が好きだったらなあ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?