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区民に与えられた権利
このnoteは個人で書いていますが、目黒区の学童民営化を適正にする活動は民営化の対象なっている学童の人たちなどと連携を取って活動しています。
今は個人や少人数でも、行政などに疑問があれば意義を唱えられる時代です。実際どのように活動しているか共有させて頂きます。
前置き
私は、いち区民として目黒区に「ちゃんとしてください」と言っているわけですが、これは区民に与えられた権利です。
それでも「行政に文句を言うなんてけしからん」と言う人は一定数います。驚いたのは、我が家の高1の長男から「そんな事して大丈夫?」と心配されたことです。
父親がこんな感じなので、我が家の教育が生み出した思想では無いと思いたいし、学校でも教えてないはずです。でも、テレビやその他の情報から、なんとなく「逆らってはいけないもの」という思想が染みつくのかもしれないです。
改めて怖いなぁ、と思いました。
Open・Social・Evidence
行政は、私みたいな人が出てくると、行政内や区議に対して「頭がおかしい人が一人で騒いでる」という印象操作します。確かに、昔はそれで意見が封印されていました。
でも今は対抗する手段があります。そのキーワードが「Open」「Social」「Evidence」です。それぞれ単独ではなく3つをすべて活用する必要があります。急に英語にしたのは、、、なんとなくですw
Open
まずは疑問や不満を公にしましょう。時には自分が無知であることを晒してしまいますが、それでも得られるモノの方が大きいと思います。批判する人も出てくるかもしれませんが、それでも、それ以上に励ましたり勇気をくれる人もいるはずです。世の中捨てたもんじゃありません。
この場は、Socialで集めた情報やEvidence(証拠)を開示する場です。
多くの人の関心を集められれば最高ですが、そうでなくても、行政にとっては、公の場に自分たちの主張と違う事が書かれている事がプレッシャーとなります。
使える無料ツール
・note / twitter / アメブロ / facebook
Social
次は仲間集めです。大勢である必要はありません、同じような不満や疑問を抱えてる人と数名とグループを作りましょう。LINEグループでもいいですし、他のSNSを使っても良いと思います。目黒区の学童民営化はBANDを使っています。
そういう場を準備してPTAや児童委員など地域の方などと繋がりましょう。保育園や学童などは各地域に団体があるはずです。そのような人や団体には過去の資料などが保管されている場合があります。行政にとって過去の実績・事例は私たちが思っているよりも強いインパクトがあります。
基本的には過去の事例に倣(なら)って事(こと)を進めるのが行政です。そこに違いが生じているならば、そこには意図があります。必ず聞いてみましょう。
使えるツール
・LINE / BAND / facebook / メーリングリスト
Evidence
そうして大事なパーツがEvidence(証拠)です。これが無いと、煩(うるさ)い輩(やから)で終わってしまいます。
今の行政は色々な情報が公開されています。それでも「検索しても見つからない」「紙しかない」「最近のデータしかない」など不都合が出てくると思いますが、そんな時は情報開示請求をしてみましょう。「〇〇のデータをExcelでください」のように要求することが可能です。(必ず要求が通るわけではないですが)
データの分析はできれば「Tableau Public」が良いと思います。ちょっと知識が必要ですが、慣れればExcelで分析するよりも大幅に時間短縮できます。
準備が出来たら
情報などが揃って訴えるべき内容が出来たら、訴える手段として次のようなものがあります。
陳情・請願
公的に認められた区議会へ要望などを出す手段です。が、頑張って出しても各委員会などで不採択(却下)になる可能性があります。ここに署名などを付けて提出する事が多いですが、署名が多いから採択されるものでもないですし、署名が無いから不採択になるわけでもありません。署名が多い方が区議へのプレッシャーになるのは確かですが。
区民の声
行政には区長や市長が意見を聞くための窓口があります。個人でも出すことができます。普通は区長などでなく担当の部署から手紙などで返答が来ます。締め切りを書くと、一応その締め切りにまでになんらかの返答が来ます。締め切りを書かないと、返答が数カ月・半年後とかになることもあります。
公開質問状
公に公開することを前提とした質問・手紙です。法的な制約はありません。議員などに質問として出すことが多いと思います。
その他
担当の課長や係長などと直接話すのも良いと思います。区役所などに直接行けば、多少は話してくれます。区議などに同席してもらって懇談会を開くのも良い手段です。
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