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日本ヨーガ・ニケタン「2021年半構造化面接アセスメント研修会」に参加しました

こんにちは!

これから自分自身の技術向上のためのあれこれも記録していきます◎

今日は、ヨーガ療法士の卵として日本ヨーガ・ニケタン主催の研修会に参加した備忘録です。内容が専門的になりますが、ご容赦ください。


1.ヨーガ療法士への道のり。

わたしがヨーガ療法士を目指す道のりは、もうすぐ3年になろうとしています。

正直に話すとわたしは3年間、「ずっと頑張ってきた」わけではありません。社会人として激務をこなすかたわら、月に1回の講義に出席するのすらやっとの思いでした。毎回宿題が出るのですが、それすら何ヶ月も溜めてしまうような劣等生でした。

ヨーガ療法士養成講座の卒業を残り半年に控えたタイミングで退職を決意し、そこから猛勉強し直しました。

劣等生でしたが、先生方や先輩方、同期の皆さんのお力を借りて、なんとか!これまでコンスタントに取り組んでこられた同期の皆さんに追いつくことができました。

それもこれも、先生や先輩方、同期の皆さんに恵まれていたからだと本当に感謝しています。

そしてついに滞っていた宿題の提出も全部終え、有休消化の期間を使って症例を10症例とり、卒業時に学会で発表する論文を書き上げました。

それはもう、毎日朝から晩までヨーガ療法漬けの毎日でした。(笑)

2.半構造化面接アセスメント研修会。

そんな毎日の最中、今回の研修のお知らせをいただきました。

今回の研修は、ヨーガ療法学会員の方と現在ヨーガ療法士養成講座を受講している受講生向けの研修でした。

ZOOMでの開催だったため、わたしは参加を即決しました。

日程は何日か組まれており、内容も2回に分けて参加できるようになっていました。

わたしは2日に分けて参加したのですが、当日は代表の木村慧心先生が講義を努めてくださり、1回当たり約80人ほどのヨーガ療法士・受講生のみなさんが参加されていました。

3.感想。

今回の研修で取り上げられた「半構造化面接」とは、ヨーガ療法をしていく中でクライアントさんの心の状態を診ていくのにとても重要な核になる部分です。

「見立て」という言葉を使いますが、このクライアントさんの「見立て」がしっかりとできるようになるには、まずは自分の心の癖に気づいて言語化できるようになることが大切です。

今回の研修では、再度、半構造家面接の重要性を学び、復習をしたのちに全国のヨーガ療法士の方とランダムでペアになり、自分の心について「言語化」する訓練を何度も何度も行いました。

「伝える」と「伝わる」は全く意味が異なると、わたしは会社員の頃から常々痛感していましたが、自分自身のことを言語化するのはやはりいつまで経っても難しく、「伝わる」ためのわかりやすい言葉選びの特訓をもっとしなくては…!と気づいたり、先輩たちのわかりやすい話を聞いてなるほど!と学んだり。

とても有意義な時間になりました。

わたしの半構造家面接の「見立て」の力は、今回の研修を受けることで格段にアップしたのでは!と、感謝の思いです。

ヨーガ療法士だって人間です。いろんな経験をしながら人生を歩んでくる中で、様々な「思考の癖」がついてしまっています。それに気づき、言語化できる力が必要なんだ、と改めて身が引き締まる思いでした。

4.最後に。

わたしはヨーガ療法士の養成講座を受けていますが、現代ヨガの講師の資格も取得しています。

現代ヨガの講師養成のプログラムでは、「インストラクション」に重きを置いて学び、実践を何度も繰り返しました。

一方、ヨーガ療法士養成講座では、実技の「アーサナ」よりも座学の「心の専門家になる」ことを学ぶ時間の方が多く、正直実技に不安を覚えていましたが、ここで現代ヨガの資格を取った時の経験も、役立ちました。

「無駄なことなんて1つもない。」そんなこと綺麗事でしょうに。と思っていましたが、人生少しずつ進んでいくと、案外無駄なことなんて本当に1つもないのかもしれません。

それは、わたしがヨーガ療法と出会い、物事の見方(視点)を変えることができたからなのかもしれません。

これからも自分のタパス(努力)を惜しまず、ずっと成長し続けられるヨーガ療法士を目指していきたいです。

研修の中で、木村慧心先生がおっしゃっていました。

タパス(努力)を怠らない優秀な人の元には、黙っていても人が集まってくる。」と。

お医者様も、治療家も、会社員だってそうなのかもしれません。そしてヨーガ療法士も然りです。

資格を取ったから、開業したから、昇進したから…と、その事実にあぐらをかいてしまうのではなく、こうした研修や勉強会に積極的に参画し、新しい知見を取り入れていくその「タパス(努力)」こそが、技術を上げ、黙っていても人が集まってくるような未来を作り上げていくという教えです。

いつまでもタパス(努力)できる自分でありたいものです。

それでは今回はこの辺りで。



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