【 今日も天才だなぁ～ 】

娘は建築科卒で、今、某設計事務所でバイトしていますが、そこで作った小さな模型をつまんで回しながら3秒くらいの動画に撮って、

「今日も天才だなぁ～」

とテキスト入れたのを、LINEで送ってきました。

模型はスバラシイけど、つまんでる爪が＾＾
自分で塗ったネイルがちょっとヨレてるやん💅

カンペキでないその画ヅラに、娘のスゴさを見た気がしました。

校長先生の長女として、勉強もスポーツも１番で当たり前で、誰にも一度もホメてもらったことが無いという母に育てられた私自身も、母にホメられた記憶ってほとんどありません。

自分が母にしてもらってない事は、自分が母になって、いざ自分の子供にはなかなかできなかったりするものかもしれないですね。

あまり自分でも、娘をホメた意識がなかったけれど、娘が高校を卒業する頃に、

「お母さんは、私をもっとホメても良かったと思うよ」
と。

そういえば、娘は、

「あぁ私って天才やなぁ～

誰もホメてくれないから、自分でホメてるねん」

と、学校でも誰も聞いてなくても自画自賛してるよ、と。
言ってました笑

現実はどうあれ、ネイルがちょっとヨレてても、自分でホメる。
私が天才だと言えば、私は天才。

「でもな、微分積分が好きって言うても、別に地頭いいわけちゃうから、人にわざわざ、ウチの子、女子なのに微積が得意やねんとか言わんとってよ。
それはまた違うし。」

なにやら、能天気に自分をよく分かってる感が面白い。

確かに、もっと娘をホメてきても良かったな。
ほぼ男子校の高校時代、女子入ると控室2ついるやんという理由で全国大会のチームに入れなかったり、悔しさや大変な思いをしてきたことを、全て終わってから知り、

辛い時ほど、私って天才、と言っていたのかもしれないな、、

そう振り返ると、私が娘にできてきたことは、本当に料理だけだったなと、ふがいなさが押し寄せたものでした。

そんなメンタル強い自画自賛娘と暮らしていると、私も、料理の味付けが一発でばっちり決まった時などに、

うわ、天才ちゃう～？

とか、家の中で自分ホメするようになってました。

自惚れって、よいイメージではないけど、自画自賛って、さらに上達するとか、セルフイメージが高まるとか、「謙遜」よりも広がるイメージでいい感じ。
自分は、自分が言った言葉どおりになると言いますし。

日本人はみんな、もっともっと自画自賛したらいいなと思います☀️
なんせ、タダで腕上がって、セルフイメージも上がって良きことです。

そして、今日も天才～娘は、

私がよく作っていたチーズケーキやグラタンのレシピで作って、もうひとつのバイト先で販売して、グルメで味分かる人にほど、

え、これ本当に作ったん？
これ、こんな値段で食べれるの？

と、なかなかの好評で完売している様子。

ちょっと、ほんま天才ちゃう～？
と、お母さんが作ってなくて味の着地点が分からない味玉とか研究してみようと思う、とか言うてます。

創造性も広がる、自画自賛癖☀️