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「本質を掴む」ということ

SNSの普及、インターネットの発達により、ありとあらゆる情報に簡単にアクセスすることができるようになった。
正しい情報も誤った情報も自然淘汰されることなく残り続け、誰かにとっての真実のようなものがインターネットという世界にあふれていて氾濫しているように思う。

そんなインターネットという一歩足を踏み外せば、一瞬で魚たちのごちそうになり果ててしまうようなベーリング海峡さながらの海で自ら望んだ方向へ進むためのコンパスのようなものが本質というものであろう。いわば北極星。決してぶれず同じ方向にどんな時間であっても変わらず存在し続けるもの。それさえ観測していれば大丈夫!そんなものが本質だと思う。

本質とは起こった事象、存在する物体、概念を抽象化することによって見つけることができる。

例えば、扇風機の本質はなんだろうか。羽が回転し風を送る機械。
本質はいわずもがな、風送ることであろう。この本質を共有するものは扇子でもうちわ、下敷きもあてはまるだろうか。

この本質を紐解くには、プロセスが必要である。
なんのためなのか。を無限に問い続けた先にあるのが本質。
薄暗く、酸素も薄い、蒸すように暑い洞窟の中をわき目も降らずに掘り進めた先に金鉱脈を見つけるように、苦しいがなんのためを問い続ける先に、輝ける本質が現れると私は思う。

本質の発掘作業は極めて面倒で煩雑で疲れるものだが、情報という有象無象の海でおぼれないように、道に迷わないように、一個一個積み重ねたいものである。

さて、ブログの本質はというと「落書き」である。なんの意味もない。

読むだけ無駄だが、読ませる文章を書きたいとは思う。

このブログがインターネットという名のベーリング海峡の有象無象の一部として消えていくか、宇宙で輝ける北極星となるかは私の腕次第である。

宜しくお願い致します。


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