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#291 【ホル活】ホルモンの3つの伝わり方とピックアップのシステム|足からだ健康

🎶📚音声配信に補足を入れながら記事にしています。

皆さん、こんばんは。
めぐミカです。
きょうも一日お疲れ様でした。

ホルモンの伝わり方


きょうもホルモンについて学んでいきましょう。
前回はホルモンの種類について、
どこから出るのか、どんな役割があるのかについて。
きょうはホルモンはどうやって伝わるのか、
ほすぴを参考にお伝えします。

各内分泌器官で作られたホルモンは
主に血液内に分泌され、
血流に乗り、
離れた標的細胞に到着して働きます。
さらに近年の研究により
離れたところの標的細胞ではなく
すぐ隣の細胞で働いたり、
ホルモンが作られた細胞で働く場合もあることがわかっています。
これは環境の変化などによって情報をできるだけ早く伝達し、
体内の状態を維持するための生態防御システムと考えられています。

これはホルモンが3つの方法で伝わるということです。

1.血液の流れで運ばれる
内分泌器官からホルモンが血管を通して流れていって、
体の別の部分の標的細胞に到着して
ホルモンが作用するとパターン。
大体がこのパターンのようです。

2.傍分泌
内分泌器官の隣の細胞に標的細胞がある場合は、
血管など逃さず、お隣にホルモンがふりかけられるというもの。
傍分泌(ぼうぶんぴつ)とも呼ばれます。
隣の細胞にぴゅっとホルモンをふりかけて
隣の細胞がすぐに作用を始めるということ。

3.自己分泌
内分泌器官の細胞が
自分で自分にホルモンをふりかけて作用を及ぼすというパターン。
これは自己分泌といいます。

作用したい標的細胞が離れたところにあるなら、
血管を通してホルモンを運んでもらう。
だけど、隣にあったり、
自分に作用したいというホルモンの場合、
わざわざ血管を流して1周回ってからではなく
細胞同士でやり取りをする、
もしくは自分で完結するという方法も近年の研究でわかったそうです。

各ホルモン専用の受容体がピックアップ

次に各ホルモンには専用の受容体が存在するということについて。

ホルモンの分泌経路は
お隣の細胞だったり、自分だったりすれば
そのホルモンが直接ふりかけるということがわかります。
それはそれでいいのですが、
血液にホルモンが流された場合、
ほかにもいろんなホルモンが血液の中に流されているので、
ホルモンが必要な場所にちゃんと効いてくれるのか、心配になります。
人間の身体は本当にそこも考えて作ってあります。

ホルモンが作用するには
ホルモンを受け取る窓口が必要です。
それが受容体というもの。

ホルモンは主に血液を介して運ばれて、
基本的に間違ったところで作用してしまうことはないんです。
なぜなら、受け取る細胞側には
血液に乗って運ばれた多種多様なホルモンから
自分が必要なホルモンだけキャッチする専用の受容体があるからなんです。
このように血液に様々なホルモンが流れていますが、
必要なホルモンが来たら
「よしこれ!うちいるよ!」って感じでキャッチする
受容体という道具があるので、
必要なホルモンだけをキャッチして力を発揮するように造ってあるんですね。

受容体の配置もわかってきた

そしてもう少し細かく研究すると
ホルモンの性質によって
受容体が存在する場所が異なるということもわかってきたそうです。

ここからお話しするのは
体全体のお話ではなくひとつの細胞についてのお話です。
すべての細胞に当てはまるわけではないのですが、
ちょっと頭でイメージしてくださいね。

ホルモンはアミノ酸やコレステロールなどを材料に作っていきます。
コレステロールは健康診断の時に指摘される方もいるかもしれませんね。
厄介者なイメージがありますが、
実はコレステロールはホルモンの材料にもなる大事なものなのです。

・原料がアミノ酸の場合は
ペプチドホルモンと呼ばれ、水溶性の性質を持ちます。
・コレステロールが原料の場合は
ステロイドホルモンと呼ばれ、脂溶性の性質を持ちます。

このことがどのように各細胞において、
違いが生じるのでしょうか?

各細胞における受容体の場所が違います。
例えば水溶性のペプチドホルモンは
脂質でできた細胞膜を通過することができないので、
受容体は細胞膜上に存在します。
細胞膜上というのは、
細胞の外側の膜の外側にペプチドホルモンを受け取る
受容体という道具がセットされているということですね。

そしてステロイドホルモンは脂溶性でしたね。
このホルモンは細胞膜を簡単に通過して細胞の中に入ります。
ですので、ステロイドホルモンを受け取る受容体は、
細胞内の細胞質や細胞核に存在するということになります。
ホルモンのシリーズの最初のあたりでお伝えしたように、
ホルモンの濃度は50mプールいっぱいの水に対して
たったスプーン1杯を入れるくらいのホルモンの濃度で十分です。

それほど薄い薄いホルモンの濃度ですが
多様な種類のホルモンが存在しているわけで、
それが血管の中に流されてるんですよね。
その血管に流れている血液の中から、
この細胞にどのホルモンが合うのか
ちゃんとシステム化されているというのが
きょうのお話で少しおわかりいただけたかなと思います。

細胞のまでも巧みに造られている〜
当たり前じゃないね。大事にしよう!

宇宙を考えると気が遠くなるほど難しいと言われる方もいらっしゃいますが、
人間の身体も細胞レベルで言うと気が遠くなるくらいに細かいのに
制御されていてよーく考えられているんですよね。
まだまだ科学で知られていない
身体の素晴らしい造りがたくさんあるはずです。

そういうことを知識として知らなくても、
私たちは生まれてから
何十年、何十年と歳を重ねている間も
ちゃんと身体の中でシステムが正常に動き、
病気や怪我になってもそれを治すシステムが身体にあり、
それで今まで命がつながっているわけですよね。

今の命、生きてるこの命大事にしなきゃとつくづく思います。
こういう身体の造りを知れば知るほど、
みんなの体が偶然に突然変異で
こんなにうまくってきたなんてありえないなぁと思います。
皆さんはどう思われますか?

こういうことを考えると眠れなくなるかもしれませんが、
きょうはここで終わりにしますね。

最後まで聞いてくださりありがとうございます。
頭を切り替えて
寝ることに集中してくださいね。

ゆっくり呼吸して深く眠れるといいですね。
シャローム
またね。



〈自己紹介&メッセージ〉

今日も聴いてくださり有難うございます!
健康管理士でメディカル・リフレクソロジーである中国足心道療術師の本格足揉み屋の「めぐミカ」です。
名古屋の藤が丘駅徒歩2分の本格足揉み環(めぐり)で師範として、毎日この手で足揉みと整体、そして健康相談・日常生活の改善・予防・アドバイスをしております。

日頃考えている事、経験、学んだ事など、心と身体を健康にするお話をゆったりとしていきます。スキやフォロー、シェアをして、周りの皆さんも健康にしていきましょう♪

「歳だから」とか「治らない」「仕方がない」なんて、諦めモードの方!自分の人生を他人任せにするのはちょっと早いですよ。自分の身体や心は自分でコントロールできるように素晴らしく造ってあります。身体のシステムを整えれば、もう少し楽に歳を重ねていけます。だから、足を揉んで〜‼︎ もう少しあらがいましょう。

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