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学校には行かなくて良い?

日本では、9月1日は若者の自殺が1番多い日だと言われています。

最近はメディアなどでも、
「学校だけが全てじゃないよ」などと言うことをアナウンサーさんが子どもたちに語り口調で伝えるテレビ局もあったりします。

これは、大人達が子どもが学校に行くことで起きる様々な問題に気づき出している証拠だと言えるでしょう?

うちの子は行ってるから大丈夫

あるママさんと不登校の子ども達の居場所づくりの話をしていた時のこと。

1人のママさんが、来年小学校にあがる自分の子どもの事を「うちの子は保育園にも喜んで行ってるからフリースクールとかの心配はしなくても大丈夫です」と、言ってました。
内心、「それって自分の子さえ良ければ良いってことかよ!」と、心の中でディスってしまいました。
でも、ほとんどの親はこんな感じなのかもしれない。


学校は行くものだという考え方

昔、貧しかった頃の日本では、学校に行きたくてもいけない子ども達がたくさんいました。

家が貧しくて、子どもであっても貴重な労働力だったのです。日本でも、
長野県などの雪深い地方では、貧しい家庭の子ども達は工場などの働き手として売られて行った時代もあったのです。(ドラマおしんは有名な話です)

全ての子ども達が教育を受ける事ができる社会


そんな時代の反省から、世界の学者達によって、全ての子ども達が教育を受けれる世の中にするための様々な制度が作られました。

幼児期には幼稚園や保育園に通う。
次に6歳から7歳になると小学校に入る。
そして、中学校までは義務教育として、親は子ども達の「学ぶ権利」を奪ってはいけない。

と、国の決めたルールの様なものがあるのです。

義務教育は親の義務であって子どものそれではない?

ここで、大切な気づきがあります。
それは、子どもが小学校や中学校に行かなければならない決まりの様な義務教育。


これは、子どもへのルールではなくて、親への義務として作られたのです。だから、子どもは学校に行かない権利を主張してもいいのです。

そして、親は子どもの意見を尊重して「学校に行かない選択」をしても良いのです。

本来なら学びとは
自ら問いが出て
「知りたい!」と意欲的になるところからスタートすべきものなのです。

大人達がやってたかって決めた制度に従わない子どもは「不登校」のレッテルが貼られる。

不登校24万人と言う数字が表す意味はなんなのか?

それは、「本来の学び」に戻る時が来ているのではないでしょうか?
子ども達が、自ら「なんでだろ?」
「不思議だな?」「知りたいな!」となる学び。

いつ、どこで、どうやって、が選べる時代

これこそがその子のチカラを引き出すと思うのです。
大人が今一度そこを考え、行動しなければならない時代がやってきた!と思います。

ママが知らないと子どもが損する
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