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プロに任せる?リニューアルって難しい!


業者さんに全てお任せと思っていたのですが、実際にリフォームをやり出すと、知らないことが多いのと、こちらの頭の中で考えている事が伝わらないことが多い。

これは、イエナプランの「サークル対話」で何度も学び、実践している。「自分の頭の中の言葉を言語化するチカラになるのだと、わかってはいても、そもそも相手と、こちらの育った環境やら、価値観やらの違いで、ビミョーなズレが生じるのです。

対話のみで終わる関係性ならば
「お互いの思っていることは違うのですね?」と、互いの違いを認めれば良いのだけど。

何しろこちらの想いと、出来上がった形が違うのですから、これは説明しなければならないのです。
銀行さんから受けた融資の範囲内で、理想的な形にしたいこちら側の意思を伝えても、先方も予算と納期が合わないと、何かとぶつかることもある。

違いに価値があるということをどうすれば伝わるのか?

私 「思っていたのと違う!」

相手「そんなこと言ってませんでしたよ」

何度かそんなやり取りが繰り返された。

そして気づいた!

業者をえらぶ時も、こちらの価値観と、先方の価値観が合わなければ、「共に創り上げていく作業」はうまくいかないということ。

お金払うんだからこちらの言う通りやってくれるものでしょう?


は、こちらの傲慢でしかないのだ!

無から有を生み出す

つまり、クリエイティブな作業なのです。

今まで私の周りで出会ったのは、ウェブ関係のクリエーターさんとか、音楽関係のアーティストさんとか、
デザイナーさんだけ。

今回の様に、今ある形を、こちらの思い通りの形に変えてもらう、つまり「造形物」を作成してもらうのは、ウェブデザインの様に、「ここをちょっとこんなふうに変えてください」では済まないのです。


いずれにしてもコミュニケーション力は必須なのだ

AIの登場で、様々な仕事がロボットにやってもらえる時代。
建築現場でも、人間の力ではびくともしなかった大きな石や木をどける作業は、人間よりもユンボの方が格段に速い。

だけど、その、石とか木とかをどこにどんな風に置くのか?
何故、そこに置きたいのか?
そこに置くことでどんな世界観を醸し出したいのか?
その世界観で誰がどんな風に感じて
その結果、ヒトやモノやコトはどの様になって行って欲しいのか?

そんなところまで考えていなかったし、おそらく業者の方々もそこまで考えてる方は一握りなのかも?(建築ラッシュの今は特にそうなのかも?)

でも、価値観が近くて、丁寧な方もいる。そこは対話を重ねていく中で、相手の姿勢が見えてくる。

結論は、細かい自分のこだわりは自力でやる事!これに尽きる!
協働の難しさと面白さを学ぶ日々です。

プレオープンまで残り12日

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