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忍耐力のない人ほど成長する!

忍耐力のないダメ人間

どうも僕には忍耐力というものが備わっていないようである。バイトも1日で辞めるし、資格を取ろうと参考書を買っても、すぐにリタイアしてしまう。

僕は読書が好きで、いろんな本を読んできた。その本でさえ、何度も途中で投げ出している。そのため我が家には、読みかけの本が山のように積んである。

どうやら社会では、僕のことをダメ人間と呼ぶらしい。会社を3年以内で辞めるようなやつはダメなのだそうだ。僕に言わせれば、やりたくないことを3年もやってるような人こそダメだ。

人生100年時代だそうだが、若い時間はせいぜい30年。そのうちの3年と言うと、恐ろしく長い。その大切な時間をどうしようもないことに費やすなんて、社会とやらはいかに愚かなのだろうか。

諦めが早いのは、決断力があるから

世の中には僕みたいなダメ人間が少なからずいる。忍耐力がなく、すぐに諦めて辞めてしまう人間が。ところでなぜ、これが短所のように言われるのだろうか。

僕は1日でバイトを辞めたが、代わりに勉強や読書をしていた。時給800円以上の価値があったように思える。資格勉強を諦めたけど、十分に知識は得ていた。そしてまた別の知識を追い求めて学んでいた。

何度も挫折した本もあるが、なかにはしょーもない本がたくさんあった。そんなのに時間を費やすくらいなら、もっと有益な本はたくさんある。そっちを読めばいい。

たしかに僕はすぐに諦めてしまうが、何かに固執することはない。これ以上の発展が見込めなかったら、すがりつかず、次の新しい方法に挑戦する。おかげで成長スピードは誰よりも早かった。立ち直りも早かった。

忍耐力のない人間は、代わりに決断力があり、つねに自己をイノベーションできるというわけだ。

僕はどっちが優れているとは言わない。どっちもあることの方が良いのは当然である。しかしどっちも持ってる人なんて、どれ程いるものなのだろうか。僕が忍耐力を身につけるには、一生の努力が必要だろう。現にこの原稿だって、1度先延ばしにしている。

つまり忍耐力がないのも、決断が早いのも長所なのだから、それぞれ自分の長所を活かせば良いというのが僕の主張だ。

どっちもないよって人は、ラッキーだ。どっちも均等にある人だから、うまく使い分けよう。

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