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1st day in Seattle

1日目。

AM11時半頃、Seattle Tacoma International Airportに到着。昼間だから多少迷っても危険なことにはならなさそうな安心感がある。一人旅の場合は、特に。

私の目的地はSeattle市内ではなく、Kirkland。どうやら電車→バスの乗り継ぎをするみたい。

トイレに行って、一息ついて、電車までどうやっていくのかをカウンターで確認。Google Mapでは空港から徒歩でred lineを使う、というナビゲーションになっているが、空港の案内に「red line」という表記が見当たらず、早速焦る。

よくよく聞いてみると、「Link Right Rail」が私が乗りたい電車のことだとわかる。(こういう表記は統一しておいてもらわないと、私みたいな心配性には判断がつかない。)

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後からわかったことだがSeattle市内を通る電車はこの1本か、モノレールしかない。もう少しすると、何本か地下鉄が通るらしい。車か自転車での移動が一番便利だが、それ以外だとバスが主流。少し、京都に似ている。

空港内の電車移動でゲートを移動して、そのあと、駐車場をつっきり、品川駅みたいな長いコンコース、、とひたすら歩く。20分ほどしてようやく電車のターミナルらしきところに着く。

3ドルくらいのお金を入れて、電車にゆられ、そのときはInternational District/Chinatown で乗り換えたが、時間帯によっては、そのあとのバスの乗り継ぎが悪いため、University of Washington駅まで行った方がいい時もある。

そこでバスに乗り換える。(2.75ドルなり。現金だとお釣りが出ない。カードにするか、ORCAカード*日本のSUICAのようなもの を買うと便利。)ワシントン湖をびゅんと東につっきり、East Sideへ。

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友人いわく、Seattle市内在住の人は、あえてKirklandをEastsideの住人として区別するらしい。Kirklandは郊外の住宅地という感じだが、とても雰囲気がよく、地価も最近は上がっているらしい。

可愛い犬づれでバスに乗り込む女性。犬好きにはたまらない。偶然にも同じ場所でバスを下車したその犬を見て50分ほどのバス旅を楽しんだ。ワシントン州ではバスでも電車でも、図書館でも、お店でも、ケージに入れる必要なく犬と一緒に移動が可能。これだけでも移住する価値がある。

さて、Kirklandに向かうEastsideの道のりは、山の中を移動するような感じで、優雅な広さの一軒家を多く見かける。田園調布を数倍にも広くしたような、住環境の良さが伺える。

バスの降り方にもとまどう。黄色い電線みたいなものが引かれていて、それで降りますという意思表示をする。これがなかなかの難物だったが、それはまた別のお話。

一駅降り過ごし、そこから友人にメッセンジャーを送り、迎えに来てくれてようやく合流。15時くらい。

KはSUV車を乗りこなし、長い髪にサングラスが似合っていた。笑顔とハグで、私を迎えてくれた。

そのPlazaからすぐのところに湖があるらしく、飛行機で疲れただろうから散歩をしようと勧められた。すぐ近くにコーヒーショップがあるから買ってから行こうか。

なんて素敵。身体は疲れていたが、確かに、新鮮な空気を味わいたい。

コーヒーを買い、ガーリック&チーズサンド(温めてくれる)をいただいた。空港に降りてから水すら口にしていなかったから、滋養が体にしみわたる。

一息ついて、残りのコーヒーを片手に湖へ。
水の先に遠くにシアトル市を臨む、静かな景色。

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確かにそこに、秋があった。
東京では、夏も秋もみないままだったなと、犬の死を寂しく思い、
Seattleで、久しぶりに静かな心を取り戻した。

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