2nd day in Seattle

久しぶりの投稿になりました。
何か新しいことを始めるとすぐにリズムが乱れて、だめですね。今日からまた少しずつ書き綴っていきます。

Seattle生活2日目。
本当に、ゆっくり過ごす。友達の家にステイさせてもらっていたので気にせず寝させてもらって。到着したその日も、真夜中に目が覚め、そこからしばらく寝付けなかったため映画を観た。

＊これはオススメしません。真夜中に目が覚めた時は、本を読むのが一番ですね…。Seatlleでも多少の仕事をリモートでするつもりでイモトのWi-fi（最高スペックのもの）を借りて来たにも関わらず、映画視聴をしたために一瞬で、一瞬で、使い切ってその後24時間使えないという事態に。結局友達の家のWi-fiとテザリングに頼った私。お金出した意味がないと悔いた。

2日目は10時頃に目覚め、友達の手作りシリアルにバナナを入れて朝ごはんをいただき、紅茶を入れて、本を読みながら、猫と一緒に午後過ぎまで家の中で過ごした。

一応うつ病なので、やっぱり気力は消耗しがちで、いきなり観光に出歩くのは大変で、こうやって過ごせたことがありがたかった。

友達がCostcoに買い出しに行くということで、私も付いて行ったのが、滞在二日目の唯一の出来事（笑）。アメリカに留学していた時は１度か２度、買い出しにいったことを覚えているけれど、それ以来、日本にCostcoが上陸しても、車もなく一人暮らしの私には縁がなく、とても久しぶりに行った。

Costcoのワインを買っているよという友達。ふーん、と、試しにワインコーナーを覗いたら、その充実したラインアップに驚き、そのあとはしばらくそこで真剣に、ワイン選びをして楽しんだ。日本に買って帰る前にお試しで飲むという口実を作って、アメリカ・カリフォルニア・ソノマ産のワインを18ドルくらいで購入。リーズナブル。早速その晩、みんなでいただいたところ、とても美味しくて、2本買って帰国した。

久しぶりのCostcoは、やっぱり豪快。友達は身長150cmくらいじゃないかな、小さい体でどんどん、必要な品物をカートに入れて、妻として、母とて、起業家としてアメリカに根を下ろし、生活している。そんな力強さを感じた。私はなんだか根無し草で、ふわふわと、漂っている。そんな対比を感じた。

日本に帰国してから改めてCostcoを調べたところ、実はまさに、私がステイしていたKirklandが本社だということを知る。「Kirkland」というサインの入ったPBがあったので、アメリカには州ごとにPB商品があるのかなんて考えていたけど、そういうことだったのだ。たまに向こうの商品を思い出したくなったら日本でCostcoに行こうと思った。いつでもそうやって、Kirklandと繋がれるのは、幸せですね。

ごく普通の、でも手作りのシリアルに、紅茶。食材の買い出しに、手作りの夜ご飯を家族と一緒に囲み、美味しいワインとおしゃべり。夕飯の手伝いに、食器の片付け。その後娘さんとお絵かきをして、眠くなったらベッドに向かう。そんな、家庭の暖かさを味わい、私はかなり長いあいだ、こんな生活から遠ざかっていたことに気がついた。頭の片隅に真からの疲れを感じつつ、ここでの生活2日目は暖かく、幸福に包まれていた。