会社・退社・無職!

いつぞやの朝日

前回の投稿から1か月たってしまった。
怒涛の1か月。
12月は結局有休を使い切り、3日間の無休の休暇を取って、退職日の12月31日を迎えた。
最後の2週間はストレス過多により、胸痛(内科医は肋間神経痛と診断)が発生して、動くのがつらいぐらいだった。

周囲の臭い、ただならぬ空気の重さ、同僚たちの茶色い顔。。。
そこにいるだけで異世界のように感じた約4か月。
これから接種してしまった人たちはどう変化していくのかを見ていたい気持ちもあったけど、自分の不調のほうが勝ってしまった。

長年付き合ってきた生き物たちとのお別れは少し寂しくて一人生き物たちに囲まれて少し泣いた。
もう直接会うことはできないんだな、って。
大学卒業してからずっと家族のような存在だった。
でも、彼らにお別れを告げたとき、彼らは優しいまなざしで送り出してくれて、次のステージに進む覚悟を固めることができたような気がする。
一方、近くで働いてきたスタッフのみんなからは贈り物をいただいたものの、ねぎらいの言葉はほぼなく、遠い部署の上司の方々からは優しくて深いお別れの言葉をたくさんいただいた。やっぱり私はここの場所ではいらない子だったのかしら。
そのおかげで一緒に働いた人たちへの寂しさとか未練とか全くなく去ることができ、ある意味感謝!
彼らとはおそらく二度と会うことはない。

社会人になって初めて、年末年始を仕事なく家でゆったりと過ごした。
最後のゆっくりした年末年始は学生時代だったから、一人の年末年始は初めて。
誰かがいたりテレビがあったりすると年末年始感というのはあるのかもしれないけど、それらがないといつもどおりの日々だった。
なぁんだつまらない。

家にいてもつまらないので、2日には山初めした。
12月ごろから知人の里山の整備をお手伝いしていて、竹藪開拓をさせてもらっており、気持ちがハイになるぐらい竹を剪定ばさみで切り続けた。

海にはこれまでによく通っていたけれど、山は海と違う音や匂いがする。
小さな鳥たちの声、木々の緑に緩和された優しい太陽の光、葉っぱの間を通ってきたほんのり土の匂いのする風。
都会にいるととげとげした感覚がゆる~っとやわらかくなる。

先日、日本のシャーマンという人の勉強会に参加した。
その人は精霊たちを呼び出せるらしい。見えないけどw
アボリジニの吹く長ーい笛のようなぼわぼわした音を口から出して聞かせてくれた。
私もなんとなく山で真似をしてみる。

…反応なし。

まぁ初回なので、ちょっとずつ練習して上手になったら精霊が出てきてくれるに違いない、信じる。

精霊がいると、木の葉が風もないのにぴょいぴょい揺れるんだって。
何度かそんな葉っぱの揺れは見たことあったので、そこに精霊がいたかもしれないと思うとなんかうれしくなる。


そんなこんなで、退職して12日目。
ついにハローワークに行ってみた。
自己都合退職で診断書とかもとっていないので、2か月の待機期間ののちに給付開始となる。
ハローワークを通じて職業訓練を受けたり面接受けたりしなくてはならないみたいだけど、私はマスクも注射もできればしたくないので、普通の就職は無理かな。
もう会社員は無理と思っているので、自営で生計を立てられるように見定めないといけない。

ハローワークの次は市役所。
保険と年金の手続き。
会社に属していれば会社の保険に任意で継続するか、国民健康保険に切り替える必要がある。
無職、収入なし。
生活ができるようになるまでは抑えられる公的お金を抑えていたい。
ということで、担当窓口の方に相談をしたところ、保険は減額、年金は猶予してもらえることになった。
社会に対して反感しかないけど、この辺りは甘えてしまう自分がちょっと情けないような気になってしまう。
早く自立したいな。

退職金の書類も協会に送ることができた。
あとは会社で無理やりに入らされた確定拠出年金の移管手続き。
この制度の利点はいまいち理解できない。
こんな制度を作るよりも、小さいうちからお金の知識をしっかり教育して、一生生きていけるようなお金との付き合い方や生き方を身に着けさせたほうがいいのではないだろうか。そもそも日本国のお金の使い方がおかしいよな。


さて、ぬくぬくと暮らしてきた私には、守ってもらわないと生きていけない無知さがあふれ出ている。
これからしばらくの間、守られずに自分の足で生きていく方法を学んでいく。
ありがたいことにたくさんの教えを下さる方々が周りにいて、なんでも聞けば教えてくれるし、自分で調べなさいとも言ってくれる。
1年後の私はどうなっているんだろう。
幼いころに「大人になったら〇〇になりたい!」って言ってワクワクした気持ちになっていたけれど、今、同じような気持ちがわいてきて、あれもこれもやりたい、こんな風になりたいあんなふうになりたいと次々と出てきて収集がつかない。
1個1個整理していきましょう。

誰かの役に立ちたい、と思い、記事を作成していきます。 サポートいただけましたら、自然のための活動に活用させていただきます。 宇宙規模の感謝をあなたにお届けします。