見出し画像

経済学部卒デザイナーが転職までに得た学び⑥自分の心に耳を傾けるとは?

未経験&別業界からデザイナーに転職するまでに得た気づきの話、第6回目です。
えいやっ!でやりたいことを仕事にできた経験から、気づきを発信中。

今日は、あちこちで言われている「自分の心に耳を傾ける」ことがどんな時か、経験から気づいたことを書きます。

心に耳を傾けるって何や。わからん。

とりとめもない私の毎日投稿をご覧いただいている稀有な方は、きっと気づかれているのかもしれませんが、私はテキトウなキャラクターに見せて、実はめちゃめちゃ脳内で色々考えているタイプです。
(残念なのは、それが建設的でなくてホイホイと断片的に思いついてるだけなんですけども…)

「自分の心に耳を傾けてみましょう」系の言われ方って、結構社会人として生きていくと一度は皆さん聞いているんじゃなかろうか、というくらいよく聞く言葉だと感じます。

そして、あまりによく聞くので私の中では陳腐化されている感覚もあります。
今では、頭では理解してるけど、頭をかすめて過ぎ去っていく言葉になりつつあります。上ずって通り過ぎるから、身に沁みない感じです。
なんか同じ意味をしながら新鮮な表現方法はないものか・・・と、ライターでもある私としてはついつい言葉の表現を考えてしまう今日このごろです。

そこで、どんな時がいわゆる”心に耳を傾けるタイミング”なのか考えてみます。

なんや知らんけどテンションがぐぁーって上がった時

これは私が「よっしゃ、デザイナー目指そう」と思った瞬間と同じ状況です。(当時の様子を書いた記事はこちらです)

情熱大陸の30分間、周りの音が聞こえないくらい集中が研ぎ澄まされていました。食い入るように、とはまさにこのこと。

見た後に、毛穴が開くというか、ドキドキして呼吸が浅くなるというか、そんな身体的な現象が起こりました。
同時に、「ぁぁぁああああ、なりたいかもしれん!」というセリフが頭の中で生まれました。

なんや知らんけど、テンションが急に上がっちゃって、最初はゴロゴロしながら肘ついて観だしたのに、最後は正座した自分がいました。

そんな感じ。(どないやねん)

いつまでも胸につっかえがある時

いつまでもモヤモヤが残っている時、「あ〜〜〜憂鬱だ」と思っちゃう。
別のことに取り掛かっても、ふとしたらまた考えている。
「憂鬱」という言葉がよぎったら、もうその時点で心に耳は傾きかけていると私は思います。

だけど、そこからが分かれ道で、「憂鬱だなぁ」と思うだけ思ってその憂鬱くんと同じ時を過ごすか、はたまた憂鬱を振り払うべく何か手を打とうとするか、それが正式に心に耳を傾けることができているかの違いではないでしょうか。
(※心のケアについては専門外なのであくまでも自分の感覚です)

取り越し苦労型の自分としても、よくこの状況はあるのですが、こういうときは、まず直近の感覚を軽くすべく運動とか音楽でノリノリになって晴らします。
だけど、モヤモヤ系の時は、根本の解決なしにはまたモヤモヤするので、運動などで一時的に晴らして心に余裕を作ってから、どうしたら解決できるかを考えるようにしています。

アパレル企業での会社員時代も、1年に渡ってモヤモヤがつきまとっていましたが、結局解決されたのはデザイナーになろうと一念発起して行動し始めてからでした。もうモヤモヤ考える必要がなくなったためです。

この時の私も、モヤモヤするものが何なのかと言えば「後ろ髪引かれていた自分」に気づけたからなのではないかと思います。
この時は、知らずしらずのうちに、自分と対話をしている感覚でした。
これが「自分の心に耳を傾けている」ってことだったんだなぁ。

今感じていることを自分だけにこっそり打ち明けてみる

ブログ、Twitter、それこそnoteなんかで気持ちをアウトプットすると、思いの外、客観的になれて冷静さを取り戻せることってあります。
アウトプットの大切さを感じるわけですが、別に皆さんに見せなくて良いことだと思っています。

なので、自分だけが見れる場所を作って吐露してみると、本当にやりたいこと、何がしたいのかわからない事実、好きなこと、嫌なこと、本当の自分が見えてくるかもしれません。

大丈夫、見てるのは自分だけなので、どんだけポエティックになろうとも恥ずかしくない。
漫画の主人公ばりに盛大に自分の心と会話してみてはいかがでしょう。


※アイキャッチの画像はnagatsuki_booksさんからお借りしました。動物のこういうシュールな瞬間、最高だなぁといつも思います。目線の先に何があるのか気になるところです。ありがとうございます。

マガジン「愛おしき日常」を書籍化するのが夢です。 いただいたサポートは、そちらの資金として使わせていただきたいと考えています。 スキ♡も、いつも励みになっています!ありがとうございます。